両ふくらはぎのむくみ
幸手市にある「風ある林整骨院」です。これまで実際にあった症例と、施術/施術後の様子などについて書いています。
今回は、バスケットボール部に所属する中学2年生の女の子の
“ 両ふくらはぎのむくみ ”
の症例です。
【 来院時の状況 】
4月ごろより、両方のふくらはぎが給食を過ぎる午後あたりから張りはじめ、帰宅する頃にはパンパンに張ってしまい痛むという。
何が原因でむくみ始めたのかは、思い当たることもなく不明。
お父さんが自身の施術に訪れた際、お嬢さんの症状について心配だと相談があり、一番症状の強くなる夜の時間帯に来院。
※ 女性のむくみとは、
月経の周期による女性ホルモンの影響(月経前に水分をため込みやすくなる)や、睡眠不足、運動不足、冷え、ストレスなどさまざまな理由で起こるといわれています。
【 問診/検査時の初見と施術方針 】
両ひざ下は、一見して分かるほどにむくんでおり、特にふくらはぎ内側が硬く緊張が強い。歩行では足取りが重く、ジャンプをすると痛みをともなう。
むくみ・筋肉の緊張により可動域に制限あり。
元々身体が少し硬く、柔軟性が少ない印象。
施術にて可動域の改善を図るとともに、日常的に自宅でもできるマッサージやストレッチを実施してもらう。
【 本人の要望 】
今後、むくみをどうにか解消したい。
【 施術 】
ふくらはぎは、軽く触れても分かるほど硬く凝っている。また、足首の動きもスムーズではないため、前後の脛骨筋をやさしく施術し、続いて大腿部・足底部をゆるめる。
施術後、歩行のようすは軽くなるが、どことなくぎこちなさが残る。
ひざ・股関節・足首の調整のため、補助し支えながら数回、立位からの屈伸運動を行ったところ、動きがスムーズとなり、歩行が軽くなる。
1週間後、再来院。
初回同様、ふくらはぎ~脛骨筋~大腿~足底まで施術を行い調整。
「こんなに軽くなるとは!」と喜んでもらい、安堵。
夏休みの間、自分でできるマッサージやひざ裏を伸ばすストレッチ、足首を回すなどのケア方法をアドバイス。
※ 自宅でケアを続けてもらい、様子見。施術は継続中。
今回の症例のポイントは、
“ お子さんの身体の不調に耳を傾けること ”
です。
今回の症例は、大人の足のむくみと変わらないほどに張っていて、さらにむくむ原因も分からず、ご本人も大変だったと思います。
成長期ということもあり、大人からすると「大したことないのでは?」とそのままになってしまうことも。
しかし、痛みは軽くとも重だるさなどの不調を抱え、悩んでしまっていたりするものです。
たとえ些細なことであっても訴えを聞くこと・専門家に相談することで、今の身体の状態を知ることが大切です。
成長にともなうもので、特に心配なければそれで良いですし、何かしら不調が起きているようであれば、早めに対処する・対処法を聞くことで身体のトラブルを予防できます。
さらに、心理的な不安を取り除いて安心して過ごせるということも、成長期には大切なことだと思います。
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