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FileMakerからSlackにWebhookで通知を飛ばす方法

概要

FileMakerからWebhookを使って通知を飛ばす仕組みを紹介します。 
FileMakerスクリプトの「URLから挿入」を活用します。
Webhook URLを変更することで、Slackに限らず他のチャットサービスなどへも応用可能です。

スクリプトの内容

基本形がこれです。上から順番に解説します。


変数を設定 $op

"--header \"Content-Type:application/x-www-form-urlencoded\"&--data @$d"

ヘッダーの設定なので基本的にコピペでOK。
文末の$dは変数です。


変数を設定 $本文

値はFileMakerの関数を使って自由に文面を組み立てることが可能です。


変数を設定 $d

"payload={\"text\": " & "\"" &  Substitute ( $本文 ; "¶" ; "\n" )  &  "\"" & "}"

ここもコピペでOK


変数を設定 $url

値には、取得したWebhook URLを記載してください。
SlackでWebhook URLを取得する方法はこちら↓


URLから挿入

「URLから挿入」のオプションにそれぞれの変数を当てはめます。

  • 内容全体を選択 → チェックを入れる

  • ターゲット → $$Result

  • URLを指定 → $url

  • cURLオプションの指定 → $op


実行結果

無事通知をおくることができました。

注意事項

Macからは問題ありませんが、Windowsだと標準ではcURLコマンドが使えなかったりします。基本的にはサーバー上で実行すると良いです。

最後に

これでFileMakerからWebhookを使って様々なサービスへ通知を送信することが可能です。


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