Stable Diffusionの使用環境 2023年11月版
こんにちは。飾り玉(かざりたま)です。このNoteでは私がその時どきで興味のあることについてマイペースに書いていきたいと思います。
システムエンジニアとして働いていて、趣味もプログラミングなので、技術に関することが多くなりそうですが……。
面白いな~~と思ったらぜひ“スキ”してくださいね🍰
これが最初の記事ですが、今日は私が2022年の初めごろからハマっている画像生成AI Stable Diffusion について、ふだん私が使っている環境をメモしています。
Stable Diffusionと私
はじめたきっかけ、なにが好きか、何が嬉しいか
なんで環境をメモするの?
環境
パソコン
私が使っているパソコンはASUSの ROG Zephyrus G14というゲーミングノートPCで、大まかなスペックは次の通りです。
CPU: AMD Ryzen 7 6800HS with Radeon Graphics
GPU: AMD Radeon RX 6800S (VRAM 8GB)
RAM: 32GB
OSはWindows 11 Proを使っています。
また、画像生成の際は vladmandic/automatic という有名なツールを利用しています。
こだわり
これといった調査をしたわけではないのですがなぜかRyzenというブランドに憧れがあってAMD製品を選びました。購入したときはIntel製CPUの載っているものより少し安かったのもポイントが高かったですね(藤井聡太竜王がThreadripperを愛用している……というのも後で知ってなんかわくわくしました)。
GPUまでRadeonにしているのは、どうせならCPUとの相性が一番よさそうなやつを選ぼう!と思ったからです。当初は「機械学習とかちょっと触ってみたいな、でもゲームをちょっとやるくらいだからそこまでハイスペックじゃなくてもいいだろう」と考えてVRAMは重視していませんでした……。
困ったところ
Windows on AMDのSD環境構築が辛かった(過去形)
私が画像生成を触り始めたころはAUTOMATIC1111版Web UIが話題になりだしたくらいで、Windows・AMDでStable Diffusionの環境構築をしている例が全然見つからず、いろいろな人の記事やスニペットを繋ぎ合わせて試行錯誤しました。
これを書いている2023年11月時点では、少なくともvladmandic版はGitHubからクローンしてきたものをREADMEの通りに動かせばそのまま動くので、そんなにハードルは高くないと思います。
発熱がすごい
夏場に生成しているとGPU温度がすぐ95度を超えてしまいます。触り始めたのが冬場だったので最初は気が付かなかったのですが、暖かくなってくると連続で生成したときに無言でPCごとシャットダウンされる事態が起きるようになって背筋が凍りました。
ラップトップPC、しかも空冷システムのみというのは画像生成にとってはだいぶ制限された環境のようです。これから始められる方にはデスクトップPCをおすすめします(価格も安いですし)。
メモリが足りない
単純にメモリ8GBはかなり足りないです。高解像度での出力はあきらめてある程度低い解像度で出力したものをUpscalar(Web UIだけでなく外部ツールも使ったり)などで調整してお茶を濁しています。
まとめ
不満を書いてしまいましたが、なんだかんだ趣味のイラストを1日に10枚くらい厳選する程度の使い方であれば機嫌よく動いてくれるのでとても気に入っています。
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