私は君たちのおかげで、母親になれた。君たちに知的障害があろうと、愛情と正しい療育を施せば、人並みに暮らせるかもと前向きに考えていた。 でも、それはまちがいだった。 重度知的障害の人が、健常者になれる希望はない。 君たちは、死ぬまで心ない者にだまされ、暴力を振られ、罪をなすりつけられる。 私が生きているうちは、しかるべき場所に助けを求めるだろう。でも、私は君たちより先に死ぬ。 私が死ぬまで、障害年金、後見人制度等準備することが山ほどある。 まだ死ねないけど、何もかも投げ出してし