My Self

花束を持った制服の女の子の団体を見た。

今年もそんな時期かと思った。

卒業式。

幼稚園、小学校、中学校、高校、専門。

5回、卒業してきたわけで。


毎日いやいや通った登下校の道が

少しだけ特別に感じる。


そうか、もう当たり前のようにこの道を通らないのか。って。


新しい生活への不安とか期待とか

(わたしは不安の方が大きかったな、どんな時も)

複雑な気持ちが混じって、今まで心の奥にしまっていた言いたいことも

最後だから。なんて言って言えそうな気がして。

(実際は言えない)


毎日、同じようなことの繰り返しで

誰かがみたらきっとつまらない毎日だった

でも、それなりに悩んだり、それなりに悲しんだり、それなりに笑ったり、怒ったり・・・

それなりに、毎日を過ごしてきた。

それなりに、必死で生きてきた。


そんな毎日を、振り返ったら

あの頃は幸せだったなぁ。なんて思うわけで

10年前の自分は、もったいないことをしていた、

5年間の自分は、何をしていたんだろう。


そんなことばかり考えていた。



この曲を書いた時も丁度、対バンの高校生の女の子が高校を卒業するタイミングだった。


自分と重ね合わせて、思い出して書いた。


今日は高校の時の友達と久しぶりに会った。


変わらないのに、話す内容が結婚や子供や保険の話だったりで

やっぱり変わっていた。


あの頃を懐かしんでいたけれど


きっと今日のこともまた数年後には懐かしむんだろうな。


そうして、わたし自身を作っていくんだろうな。


そんな自分自身の曲。



サブスクあるよ。

https://linkco.re/fHVA40DU



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