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ドオーex採用型アマージョexデッキについて

こんにちは。
ポケカの新強化拡張パック「クリムゾンヘイズ」が発売されましたね。
新カードの追加でスタンダード環境にどんな変化があるのか、ポケカ超初心者の筆者としても楽しみなところです。

さて、今回は現在主にジムバトル等で使用しているメインデッキである「イダイナキバ型黒古代」に続き、鋭意製作中の新しいデッキ「アマージョex」についての記事を投稿したいと思います。

まだまだ試作段階で穴の多いデッキではありますが、「好きなポケモンを使う」というコンセプトを守って楽しく回せるデッキを第一目標に、できることならちゃんと勝つことができるように調整を進めていきたいと思います。

※以下はポケカ初心者のデッキ構築論になります。知識や経験の不足による間違いや、的外れな理論もあるかと思いますので、ポケカ有識者のみなさんのアドバイスを頂けるとありがたいです。



0.デッキ製作の動機

昨年12月にポケカをはじめ、カードの強さや環境デッキのことも何も知らない状態で一番最初のデッキを製作したときから、何とかして採用したいと考え続けているポケモンがいる。

<ドオーex>だ。
理由は単純明快。見た目が好きだから!!

見よ!この愛らしいフォルム!

手持ちのカード資産が増え、環境の知識を蓄えていくなかで、何度も手に取ったが、どうしてもこのカードを活かす構築を思いつくことができないでいた。

そんな中、1月に発売された拡張パック「ワイルドフォース」に収録されたとあるカードによって、改めてこの<ドオーex>を採用したデッキを試作するに至った。

<危険な密林> である。

どくのダメージが3倍になる。

これを機に<アマージョex>を軸にした「何としても<ドオーex>を使いたいデッキ」の試作がスタート。
紆余曲折を経て、とりあえずある程度形にすることができたので、言語化のために一度noteに記録することにしました。


1.デッキ構成とメインコンセプト

現在のデッキ構成はこんな感じ。

デッキコード[FVkkfV-NHKHjk-fkkV5v]

どくダメージが30に上昇する<危険な密林>を張った状態で<ドオーex>の特性”どくのぬまち”を使用し、相手のバトルポケモンをどく状態に。その後<アマージョex>の技”アイシクルソール”で相手ポケモンの残りHPを30にすることで、どくダメージと合わせて疑似ワンパンを実現する。


2.採用カードとその理由

・ポケモン

<アマージョex>ライン 3-1-3

本デッキのメインアタッカーにして根幹。
1エネで打てる”アイシクルソール”は、バトル場ベンチ問わず相手ポケモン1匹の残りHPを問答無用で30にするという高性能わざ。このわざ単体では相手ポケモンをきぜつさせることができないが、HP310 と高耐久。下技の”トロピカルキック”で、自身を回復しつつ180ダメージを出すこともでき、早い段階で進化することさえできれば一定の仕事はできる。

<ドオーex>ライン 2-2

このポケモンを使うために組んだデッキなので外すことはできない。特性”どくのぬまち”でベンチから相手ポケモンにどくを付加してアマージョを補助する。


<ビーダル>ライン 2-2

このイラストもお気に入り

汎用のドローソース。勝ちに行くために必要なパーツが多いため、可能であれば早い段階からベンチに2体展開して山札を掘り進めたい。


<ヒスイウォーグル>ライン 1-1

0エネ打てる”ぶきみななきごえ”は、ダメカンが乗った相手ポケモンすべてにダメカン3個を振りまくわざ。これで”アイシクルソール”でHPが30になった相手のベンチポケモンをまとめて気絶させる。
一般的なアマージョデッキはこれでサイド6枚一気取りを狙うものが多いが、今回の構築はあくまで<ドオーex>のどくで相手を倒すことを主目的としているので、奥の手として1枚ずつの採用とした。


・グッズ

<なかよしポフィン> 4
<ハイパーボール> 2
<スーパーボール> 2
<ハイパーアロマ> 1

盤面展開要員。すべてのたねポケモンがHP70以下のため、ポフィンはフル採用。
ハイパーボールはビーダルが立つまでに使用するとコストの2枚トラッシュが重いと感じたので、スーパーボールと合わせて2枚ずつの採用。ポケモンが17枚と比較的多いのでスーパーボールのヒット率は悪くないはず。
ACE枠として新弾クリムゾンヘイズからハイパーアロマを採用。1進化ポケモンが多いデッキなので一気に盤面を整えることに期待。


<ふしぎなアメ> 4
いわずもがな、いち早くアマージョexを立てるためにフル採用。


<大地の器> 2

アマージョのわざ要求エネルギーが少ないことから、エネルギーを極限まで絞っているのでその補助として。


<すごいつりざお> 1
動きの速いデッキに進化前のポケモンが落とされたり、勝ち筋が尽きるパターン対策のお守りとして。


<ポケモンいれかえ> 2
逃げエネの重いポケモンが多く、エネルギーも少ないため相手のボスなどでシステム枠を引っ張られると厳しい。救済用として2枚採用。


<カウンターキャッチャー> 2

コンセプト上サイドレースで先行されるパターンは多いとみて2枚。相手ベンチのシステムポケモンを落としたり、”アイシクルソール”の効かない相手をどかす。



・どうぐ

<パニックマスク> 2

アマージョがこれをかぶって攻撃してると思うと面白い

HP40以下のポケモンからわざのダメージを受けなくなるため、アマージョとの相性は抜群。カウンターキャッチャーで逃げエネの重い相手ポケモンをバトル場に縛りつつ、ベンチポケモンを狙撃したりもできる。


<ワザマシン エヴォリューション> 1
序盤の盤面づくりのお供に。あまり活躍していないのでデヴォリューションに変えるか、パニックマスクを増やしたほうがいいかも。



・サポート

<ナンジャモ> 3
ビーダルが立つまでのドローソース。
サイド先行されやすいため、序盤から終盤まで相手への妨害手段としても非常に優秀。

<カイ> 4

アマージョとアメを同時にサーチできるため不可欠。ハイパーアロマを筆頭に適宜状況に応じたグッズを呼べる点もGood。

<ペパー> 2
カイと同様にグッズにアクセスできる点が良い。パニックマスクにつながる点も偉い。


・スタジアム

<危険な密林> 3

見るからに危険

どくでのワンパンを支えるメインギミックとなる為3枚採用。


<シンオウ神殿> 1

ダメカンを乗せる効果に依存するデッキなので、ミストエネルギーに絶望的に弱いため採用。ミストエネルギーの採用デッキ自体がそこまで多くないとみて1枚。


3.強い点/弱い点

:強い点:

・コンボで大半のポケモンをワンパンできる。
あくタイプのポケモンや効果を受けないポケモンなど、一部例外はあるが、高HPの2進化ポケモンや、ヒーローマントやガチガチバンド付きのポケモンでも問答無用で倒せる点が強力。

・パニックマスクで持久戦ができる
アマージョは、そもそものHPが高くワンパンされにくい上に”アイシクルソール”+<パニックマスク>で簡単には落とされない。カウンターキャッチャーなどで相手の逃げエネが重い相手を縛れば延命しつつ”トロピカルキック”で回復したり、ベンチをじわじわと攻めてウォーグルで一気にサイドを取り切る戦略も可能。

・汎用的な対策が効きにくい
”アイシクルソール”がダメカン乗せ効果のため<ミミッキュ>を倒せ、ベンチを攻めることができるポケモンでありながら、<マナフィ>が効かない。また、進化ポケモンのため<ジラーチ>も無効。
<ロストスイーパー><危険な密林><パニックマスク>の両方を処理できてしまうため厳しいが、逆に言えば相手もどちらを処理するか選択させることはできるともいえる。


:弱い点:

・パフォーマンスを発揮するのに必要なカードが多い
ポフィンや3種のサポートにより盤面づくりは得意だが、盤石な状態といえるまでに必要な枚数が多い。
よってビーダル2体(最低でも1体)が立たない状態では手札が枯渇しやすく、安定性の面では不安が残る。
同様の理由で、展開の早いデッキに整う前の盤面を崩しながら戦われると、何もできずに終わる可能性がある。

・ベンチ攻撃に弱い
<かがくゲッコウガ><ゲッコウガex(闘)>、ロストデッキの<ヤミラミ>など、ベンチ狙撃を得意とするポケモンに基盤を壊されるとグズグズの展開になりやすい。<ビッパ><アマージョex>はある程度ベンチ攻撃への耐性があるが、それでも万全とはいいがたい。

・あくタイプをワンパンできない
<危険な密林>のどくダメージ強化はあくタイプ除外となっており、環境に多いリザードンexやトドロクツキ系統をワンパンすることができない。一応<パニックマスク>でダメージを止めることはできるが、後付けの<ブーストエナジー古代><ヒーローマント>といったHP増強系のどうぐで無効化され、トドロクツキexの”くるいえぐる”も防げないためかなり苦しい戦いとなる。

・サブアタッカーが存在しない
バトル場に<アマージョex>がおり、<パニックマスク>が機能する対面であれば何とか単体でもサイドを取り進められるが、相手の妨害によりアマージョの手が止まるとほぼ勝ち筋がなくなってしまう。

初心者なりにパッと思いつくだけでもこれくらい。
ハマれば協力だが、弱点が多いことも否めないという感じだろうか。


4.不採用/採用検討中のカード

<かがやくヒスイオオニューラ>

ボールで呼べる危険な密林枠。スタジアムを引き込む手段がパルデアウパーのわざ”すみかをさがす”しか無いため採用候補だが、そもそもスタジアムが張れていないと”どくのぬまち”が発動できないので結果は同じか?


<マナフィ><ジラーチ>
ベンチ狙撃でボロボロにされるパターンへの対策。枠が足りないというのもあるが、
バトル場に<アマージョex>
ベンチに<ビーダル><ビーダル><アマージョex><ドオーex><ヒスイウォーグル>
と立っているのが理想形なので、そもそもベンチに展開する隙間がないようにも思える。


<バイバニラ>

ベンチに立てておくだけで残りHP40以下のポケモンが技を打てなくなる特性”ごっかんルーム”がアマージョと相性抜群。2進化ポケモンである点が厳しく、安定して立たせる枠を確保するのが難しい。


<ワザマシン デヴォリューション>
複数の進化ポケモンに”アイシクルソール”でダメカンを蓄積したあと、退化させることで一気にきぜつさせることができる。退化によってとれるサイドの枚数が減るパターンがあることと、たねポケモン中心のデッキ相手だと腐る点が懸念点。


5.最後に

とりあえずたたき台としてのアマージョ&ドオーデッキについてまとめてみました。
ここからはジムバトル等で対戦をしながら課題の確認と改善を重ねていければと思います。

ご意見やアドバイスがあれば、ぜひよろしくお願いします。

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