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出会うタイミングと呼ぶきっかけ

いよいよ今週から来週にかけて、風のリズムが一気に進みます。その中の12月3日(金)について今日はお伝えします。

以前も記載した通り、ブッキングの際に気になるバンドがいたら県外でも関係なくライブを見に行って、そこで「新潟に来てほしい」と思ったらお声がけをするというパターンが僕は今まで多かったんです。ここ1〜2年はコロナの影響もあり、中々アクティブに県外まで動けていませんが...。

ただ、ずっとイベントをやっていると偶然現場で出会うパターンや、音源だけでもビビッと来てオファーすることも多々あります。12月3日に出てもらうPOETASTERとnolalaもそうだし、ミニマムジークも音源のビビッと感から始まりました。

POETASTERは友達に勧められたのがきっかけでした。だからなんとなく頭の片隅に「POETASTER」というバンドのことはあったけど、自分からライブを見に行くまではしていませんでした。笑

たまたま見ることができたのは...確かCloque.というバンド目当てで見に行ったイベントの日。「PETASTERも見れるな!」くらいの気持ちで行ってた気がします。

その時初めてライブを見て、心の底からかっこいいと思った。POETASTERのライブを見たことある人はわかると思うんだけど、熱量だけではない優しさもあるステージに一発で虜に。そこからのことは察してください(笑)今まで何度も出てくれて、いつも力を貸してくれる大切なバンドになりました。

1つ自分の中で忘れられない出来事が。一昨年の風のリズムにオファーする時、大切なイベントだから直接オファーしたいと思って、POETASTERに会いに行きました。新潟でのライブが決まってないタイミングだったから、その時のスケジュールで一番近かった宇都宮まで。

終演後Vo&Gtのひろきさんに「今年も風のリズムサーキットやるので出てください!」と企画書を渡したら、「うん!OK!決定で!断る理由ないよ!」と、その場で返事をくれました。あれはイベントやっていて嬉しかった瞬間ランキングでもかなり上位っす!

その時はまだ他のラインナップなんてほぼ決まってなかった。それでもいいよと言ってくれたのはちゃんと気持ちが伝わってるのかなと思いました。

POETASTERは新潟が第二の故郷なんじゃないかくらい頻繁に来ていたけど、さすがにここ1年半くらいはコロナもあって落ち着いた気がします。でも、やっぱそれじゃ物足りないって人が新潟にはたくさんいるので、来年以降もガンガン声かけさせてもらいます!

この日の大トリ託しました。目の前にいる人を笑顔にする最高のライブを見せてください。


そんな偶然別バンド目当てで行ったライブで出会ったPOETASTERですが、ライブならではの瞬間の輝きに惚れるパターンもあれば、純粋に音源だけでも誘いたいと思う時と、その誘って大丈夫かもというタイミングがばっちりハマる時があったりします。

nolalaはまさにそこにバチッとはまりました。一昨年サーキットで風のリズムを開催する時に、自分の中でいいなと思う女性ボーカルのバンドを1組ブッキングしたいとざっくり考えていました。そんな時にたまたま耳に入ってきたのがnolalaです。

nolalaのメロディーセンスが大好きで、一時ずっと聴いてた気がします。ただ、風のリズムのブッキングを考えている時点では、音源しか聴いたことがなくて、ライブはまだ見れてない状態。どうしようかなと迷っていた時にnolalaのツアーが発表されたんですよね。そしたら、風のリズムの前後が丁度東北辺りで、風のリズムの日だけぽっかり空いてたんです。これは何かの縁だなと思ったのと、これだけ聴いていいなと思った自分の耳を信じようと思ってオファーしました。

結果...当日も素敵なライブを見せてくれて、次の新潟に繋がるきっかけも自分たちでしっかり作ってて、nolalaを信じてよかったなと思いました。(あと俺の耳)

素直な3人だなって印象です。楽しい時も悔しい時もそれが伝わる部分に人間味あっていいなって思ってます。nolalaは1月にも自分たちのツアーで新潟に来るんだけど、その日にまた良い形で繋がっていく1日になったらと思います。

nolalaがサーキットに出れたことを凄く喜んでくれたのもはっきり覚えてるし、僕自身もnolalaとあのタイミングで繋がれてよかったなと思っています。もっと楽しいこと一緒にしていこ!


ミニマムジークは今年繋がったバンドです。新潟バンドといっても、少し離れた上越発のバンド。ミニマムジークの3人が出す音も、メンバーの雰囲気も、上越を拠点に頑張っている姿勢も凄く好きです。

上越EARTHで今年イベントできたのもミニマムジークのおかげです。彼らが力を貸してくれなかったら怖くて上越では企画打てなかったかもしれない。上越EARTHは温かいライブハウスで、イベント終わった時に、また明日もここでイベントやりたい!帰ってきたい!と自然に思わせてくれた箱です。

そんな温もりのある上越EARTHを拠点にしているミニマムジーク。あの日やりたいと思ったから本人たちにも伝えたけど、ミニマムジークを軸にした対バンイベントを上越で組みたいなーとちゃっかり思っています。

売れてるからとか、話題になってるからっていうよりも、「自分がかっこいい」と思えたバンドと面白いことしていくのが一番楽しいし、組んだ時の想いや熱量みたいなのは絶対お客さんにも伝わると思っています。ミニマムジークは僕が純粋にカッコイイと思えたバンドだし、上越EARTHは「またここで企画したい!」と思えた大切な場所なので、来年はいい企画を一緒にやっていきたいですね!

そんな未来に繋がる1日になるように、ミニマムジークには素敵な音楽を12月3日のライブハウスで届けてほしいです。


最初の出会いやオファーするきっかけは違えど、やっぱり自分の中でかっこいいと思っているバンドにオファーした結果できたのが12月3日の組み合わせです。ライブを見ながら自分の感情がどんな響き方するのか、凄く楽しみ。ここでもいい出会いや繋がりが生まれますように。

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