自分のための相談、ライフハックのための相談 2021-02-05

今日のお題

上記のブログエントリでは、個人にとっての相談のメリットとともに、コミュニケーションツールとしての相談のメリットが紹介されていて、非常に面白かった。

私たちソニックガーデンではセルフマネジメントを大事にしていますが、入社してからしばらくは、社内の誰に何を相談していいかわからないと困るため、特定の相談相手としてメンターが付きます。
そこから少しずつ社内で関係ができて、誰に何を相談していいかわかってくると、メンターがいなくても困ったときに適切に人を定めて相談にいけるようになります。そうなれば、組織内でもセルフマネジメントで自立した状態になるのです。

この制度は非常に面白いと思ったし、自立するというのは依存先を増やすことだという話にもつながっている。個人として適切に周りに頼ることができれば一人前というのは意外なようで真実だと思う。

また、ブログの後半では提案ではなく、相談という形式をとることで、解決を応援してもらえるし、問題VS私たちという構図にすることができると言っている。これも確かに言える。相談されて最後に自分の意見が加わると途端に自分の案として思い入れが出てくる。

このNoteではブログエントリの個人にとっての相談のメリットで、取り上げられなかった、相談すべきだと思えるかどうかについてもう少し述べたい。自分の経験からすると相談しない人はした方が良いと思ってないから相談しないんだと思う。それは2つくらいケースがあるように思う。

まず1つ目のケースでは、仕事を進めることを自分の評価に直結させている場合だ。転職したてで周りとの関係に不安があったり、自分を評価してもらうために仕事をしているなどの場合、恐怖で相談がなかなかできないのだと思う。

2つ目のケースは、解決策の視野が狭く、外にもっといいアイデアがあるはずと思えないケース。これは、経験が少ないときに起きそうに思う。経験が多くなれば、思わぬところから問題が解決したり、自分の視野の狭さを感じたりして、いろんな人に聞いてみようと思うようになるのだと思う。

最初のケースでは、本人の仕事観と周りの人の働きかけが重要で、仕事の評価=自分の評価となってしまう場合はそのままで変化するのはむずかしい。

また、2つ目のケースについては、人と良く雑談するのが良いように思う。くだらない話、真面目な話を混ぜるとちょっとはっとさせられることが多くなると思う。

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