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全力挑戦漫画坂 09

◆序章

 読むのは簡単で楽しい「漫画」。けれど描く事に挑戦すればするほど、実力の無さ、納得度の果てが無いという事を痛感します。
 そんな自分のマンガヂカラを高める為、自身で気になったり挑戦した事を備忘録として残していきたいと思います。
 あくまで自分が受けた感じた「主観」の記事です。気になる点などはコメントよろしくお願いします。


◆"描くことを継続する"の悩み

 漫画を仕上げるにあたり、根幹にして最後の砦となる「モチベーション」理想と現実のギャップに打ちのめされる、楽しくもつらい漫画坂を登る中、モチベーションの維持のためには”描く楽しさ”を見つけてすがるしかないッ(>_<) と思っていた時期もありましたが、
 「あたりまえに漫画制作に向き合うルーチンワーク化」も必要な要素のひとつだと思いました。

そんな気づきを教えて頂いた動画がこちら。

「なぜ ただの同人作家だった クリムゾン は20年間 休まずに 漫画を描き続けることができたのか?」(前後編)

◇前半

◇後編

上記動画出典元:クリムゾンチャンネル Official


知る人ぞ知る同人作家クリムゾン先生!! みなさんは御存じでしょうか? 
私的にはもう、その節は勝手にいろいろお世話になりました。m(_ _)m ww
女性だったの!Σ(゚д゚;)<oh! my!  と知った衝撃も今はいい思い出の、
そんなクリムゾン先生が最近YouTube配信をされておりまして、いろいろと面白い配信の中、このマンガ描き継続方法が面白かったので御紹介します。

◆集中力を維持して創作活動を続ける7つのポイント

1)「睡眠」
無理せずとにかく寝る クリムゾン先生は平均8時間睡眠。
漫画を描いている時間は1日5時間程で、その他は雑務 との事。

。。。コレ次の項目を見てしまうと、思わず2度見してしまう。。Σ(゚д゚;)

2)「作業のポイント化」
一日の最後に自分の作業をポイント化して記録。ペース維持の管理を行う。
1ページの作業を視覚化。
 ◇ネーム:2p ◇下書き:3p ◇ペン入れ:2p
 ◇スキャン:1p(原稿取り込み??) ◇CG処理:2p(トーン以降の処理??)
合計10p/1ページ として、1ヶ月800p を月産ノルマ
として決められているそう。

。。。という事は80ページ/月!? Σ(゚д゚;)<スゴイ?
※※追記。
クリムゾン先生は、線画作業までをアナログで行い、その後PCに取り込んで(スキャン)線画のバランスなどの修正(CG処理)を行っているようです。

3)「レッドブル」
下書き前にレッドブルを飲む というルーティンを決めているそう。
自分に暗示をかけて集中力を研鑽するために、作業前にする事を決めているそうです。

。。。エナジードリンクは肝臓への負担が大きそうな気がしますが、まさか1日1本として月20-30本飲み切るわけではないですよね? ww
まあそれは、毎日3-4杯飲むコーヒーでも同じでしょうけど。。(^^;)

4)「毎日継続」
毎日描くことを"普通"にする。一日休んでしまうと、その分ちょっとだけ絵が下手になるとの事。

。。。これはペース維持のための自己暗示の方法なのだと感じました。個人的には、部活などで毎日練習するのを一度休んで自分の現在の技術を客観的に見返すと 技術力が向上する=モチベーションアップ となる事例もあるので、休むのもアリかなと思っています。

5)「フィジカル」
健康は自身の想像以上に大事なことで、健康的な生活の維持に気を使う。スポーツも積極的に行い、筋力、持久力、柔軟性などトレーニングして、心身のバランスを維持する、との事。

。。。漫画描きは芸術家ではなくアスリートである、と言われてます。まるで現役時代のイチローのルーティンを聞いてるようだ! Σ(゚д゚;) 

6)「70点」
原稿の出来がそこそこ70点くらいに達したら、そこで次の原稿に取り掛かる、との事。
 そこから先は、原稿に時間をかければ構図・絵の品質を上げられるのは分かっているけれど、品質と時間は両立できないので漫画家クリムゾン全体で100点を目指すようにするとの事です。

。。。これは、確かに賛否両論ありそうです。Σ(゚д゚;)  漫画家として一定支持を得られていれば「望まれる品質」の見極めも出来そうですが。。。
私的には現在やっている挑戦(全力挑戦漫画坂08)を一刀両断された気持ちで心が痛いです。(>_<) ナルホド。。

7)「チャレンジ」
上記6項目をやり続けられたとしても、途中で絶対飽きる。それは絶対ある。防ぐためには「新しい事を始める」事。「挑戦」はマンネリを防ぐ。
との事。

。。。例えとして実行されている仕事の種類がハンパない!Σ(゚д゚;)  そりゃYouTube配信もされるわけだ! チャレンジ精神の大きさの桁が違う。。

※※上記各感想はあくまで個人的なものです。御了承下さい。※※

◆まとめ

 「好き」は原動力ではありますが、感情の一時的な高まりなのでこのエンジン高回転状態を維持し続けるのは無理がありますし、「好き」の感情だけで長期間(1年間とか!)マンガを仕上げる事に向き合うのは不可能です。

 それでも描きたい事、表現したい事がある身としては、クリムゾン先生が言葉にして表現されていたように、感情パワーのエンジンの高回転数に振り回されない継続のルーティンワークを模索して、感情と日常作業とのバランスをとる事が結果的に漫画を量産する、描き続ける秘訣だと思いました。
 さっそく、挑戦していきたいと思います。 精進、精進☆

ああ、それにしても。。漫画坂を登るのは楽じゃない☆ (>_<)

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