ROG ALLYの周辺機器レビュー
ROG ALLYの周辺機器の販売が始まったので、購入してみました。
まあ、ケースに関してはキャンペーンでプレゼントされた物ですが。
購入検討している方の参考になれば幸いです。
まずはROG Ally Travel Caseです。
セミハードケースといった感じで側面はソフトな素材ですが、
上の面と底の面は固めの素材になってます。
ケースに入れる際は、スティックが入る部分がへこんでいるので
その場所にスティックが収まるように入れます。
持ち運ぶときの保護は結構しっかりとしてます。
また、スタンドとして利用できるようになっています。
しかし、スタンド利用するときは電源は接続しづらいです。
安定させるために本体の上の部分をケースの中に入れた方がいいので、
その際に端子部分が覆われてしまいます。
端子部分を覆わずにスタンド利用するとちょっと不安定になり、
若干倒れやすくなる感じがします。
後、MicroSDカードを入れるポケット2つ、クレジットカードサイズの
カードが入れられるポケットが1つありますが、ケースに本体を入れていると
本体の下に敷かれた状態になるので、ちょっと使い辛いなと感じました。
後、アダプタやケーブル類はまとめて入れられる構造にはなっていないので
別のモバイルポーチなどを用意する必要があります。
他のUMPCのケースと比較してAYANEO AIRはケーブルが入る程度の違い、
ONEXPLAYER mini Proのケースは本体のみが入るので差は無いです。
GPD WIN4のケースはアダプタ、ケーブルをまとめ入れられるので、
持ち運びやすさに関してはGPD WIN4に軍配が上がるかなと思います。
GPD WIN4のケースはドックも一緒に入れられればパーフェクトでしたね。
次にROG Gaming Charger Dockについてです。
他のUMPCのドックと比べてすごくコンパクトです。
(接写気味で撮ったのでコンパクトさがあんまり伝わらないかも)
ですが、コンパクトな分、ポートが少ない上にUSB-Aポートが
2.0なのでストレージ類は速度が出ないので使い辛いかなと思います。
せめてUSB3以上のポートを搭載して欲しかったです。
後、個人的には有線LANポートとUSB-Cポートがあれば
最高だったのですがさすがにこのサイズでは無理かなと。
アダプタとしての出力は65Wあります。
ケーブルは2mのUSB-C to Cケーブルが付属しています。
間にUSBハブを挟んだりしなければ電力供給は問題ないです。
挟んだ場合、物によっては電力不足の警告が出たりします。
また、ROG ALLYだけでは無くiPadシリーズなどでHDMI出力を
利用するのに使えたりもします。
USBポートにLogicoolのUnifying USBレシーバーを利用して
無線トラックボールを接続して使用してみましたが問題なく使えました。
しかし、長時間使用しているとマウスカーソルが点滅し出したので
レシーバーを触ってみると火傷しそうなぐらい熱くなってました。
このUSBポートは長時間使用は向かなさそうです。
マウスやトラックボールを長時間使用する場合はBluetooth接続の方が
安定して利用できそうです。
Bluetoothゲームコントローラー等使用時の充電で短時間使うといった
利用方法がいいかもしれません。
他のUMPCのドックと比較すると正直コンパクトさのみしか
利点はなさそうです。
他機種のドックは有線LANポートやUSBポートも3以上に対応しており、
ポート数も3ポートあったりとサイズは大きいですが、拡張性の面では
他機種に軍配が上がるかなと思います。
しかしながら、アダプタサイズで持ち歩けてHDMI出力を行えるのは
強みだと思うので出先でも外部ディスプレイを利用したいといった場合は
利便性は高いです。
付属のアダプタと比較した場合は厚みはあるのですが、ケーブルが
直付けから着脱式になるのとサイズそのものは付属アダプタより
少し小さいので置き換えてもいいと思います。
ケースもドックも利点や改善して欲しい点はありますが、
どちらも利用方法によって購入してもいいかなと思います。
ケースはやっぱり純正品できれいに収まりますし、
スタンドとして利用できるのも面白いです。(若干使い辛いですが)
ドックに関してはコンパクトなので、拡張性に関してはほぼ無いですが、
持ち運び安いといった利点になってます。
正直他機種のドックは持ち歩くにはサイズや形状の問題で、
持ち歩きにくかったりするので、出先で外部ディスプレイを使用する事も
多い私としてはとてもありがたいサイズです。
このレビューが参考になれば幸いです。
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