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予知る2

繰り返しますが、そんな言葉はありません(笑)。

また前の記事から空いてしまいましたが、続きを書いてみたいと思います。

前の記事はこちら。

不思議な光を見た!

予知る

今回は「予知」の続きです(タイトル見ればわかるか)。

ちょっとシャレにならない話ですが、人の死がわかっちゃった話です。

ところで、この記事って需要あるの?(笑)

1 友人の父の死

これもずいぶん前の話です(登場する友人たちは全部知り合いで、お互いのことを知っています)。

夜道を一人で歩いていた時、友人A(男性)がお父さんの運転する車に乗って、私の後ろから走って来て追い越して行きました。

通りすがりにそれを見た時、不意にAが喪服を着ている姿が頭に浮かんだのです。

それから何カ月後かに、友人B(女性)とA父が経営する店に行きましたが、お父さんは不在でお母さんが代わりにいました。

お父さんは入院していると聞き、Aの喪服姿を思い出しましたが、まさかと思いました。

その後、Bと東京へ遊びに行き、Aのことを知っている向こうの友人と話していたのですが、前触れもなくBがA父が入院している話をし出したのです。

ここで、もしかして、と思いました。

でも、今まで予知的なことは(前の記事のような)あっても、人の死まではわからなかったので、ここでも半信半疑…というより、信じたくないという気分でした。

しかしそれから間もなく、A父が亡くなったという知らせを、今度は違う友人C(男性。Aと仲がいい)から電話で聞かされました。

その時の私は、まさか!というより、ああ、やっぱりという気持ちで、「ああ…」としか言えず、電話の向こうでCは多分、気のない返事と思ったようです(その後の声の調子でそう思いました)。

そして友人として、お葬式ではなく、火葬に行って来たのですが、その時喪服を着て立ってるAの姿は、私が最初に頭に浮かんだ姿そのままでした。

だからと言って、喜べるはずもなく、ただただ気持ちは落ち込むなかりでした。

2 父の死

去年の秋、私の父が亡くなりました。

これが私が思った通りで、何だこれな話でした。

両親とも昭和一桁生まれで、立派な高齢者です。

正直言って、最後はどうなるのかと考えないわけにはいきません。

看病なのか、介護なのか、両方なのか。

コロッと逝くのがお互いにいいのかも知れませんが、そううまくいくのかなと思います。

子供の頃から物語を作るのが好きで、ドラマを見ながらでも自分だったらどうるんだろうと思いながら話を作るんですが、不謹慎かも知れませんが、自分の両親についても考えてました。

その前に、いつの頃か忘れましたが、父が(年を取って)もう死ぬだけだみたいなことをふと言って、母が私も連れて行ってもらうと言った事があります(記憶が曖昧なので、言葉は違うかもしれません)。

その時、この2人心中するつもりか?などと不穏なことを考えていましたが(本気ではありませんが)、親の死を考えた時、心中というのはあるのかと一昨年ぐらいに思っていました。

もしそうなったらどういうシチュエーションなのかと(物語を作るように)考えていたのですが、2人で山に行って、先に母が見つかって、もっと奥に入った父が意識不明で見つかり、病院に行くものの、1週間で亡くなる…なんてことを考えていました。

もちろんこの時は、単なる妄想の域を出ません。

なので、去年の春、父の病が見つかった時も、それが重い物で、治療方法がないとわかった時も、この考えを思い出しもしないし、思い出しても山に入って行った訳ではないので当たったとも思いませんでした。

ところが、それから半年もしないうちに父が倒れて入院。

「1週間後」に亡くなりました。

病が見つかったと言っても、普段の生活はほぼ変わらず、家族としていつまでもつんだろうとは思っていましたが、夏の暑さにも大丈夫で、もしかして年を越せるのかな?ぐらいに思っていました。

しかし同時に亡くなる事も頭にはあって、葬式とかどうなるのかと考えていました。多分それは誰でも考えると思いますけど、またその時私は、葬式の時、推しのライブツアーのお知らせが来たりしてな、なんて思ったりしてましたから。

そして葬式の日、ライブツアーではありませんが、推しのディナーショーのお知らせが来ました。

「予知」という程の事でもなく、「偶然」の範疇かも知れませんが、「1週間後」と「葬式の日に推しのお知らせ」という2つがピタリと来て、怖いというより、笑うしかなかったです。

何だこれ。

見るならもっといいのが見たいのに。

終わり

終わります(笑)

だらだらと長い戯言にお付き合いくださいまして、ありがとうございます。

また「不思議体験」、思い出したら書いてみます(まだあるんかい)。

#私の不思議体験

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