PICO4レビュー<その2:エンタメ編>

今回は、エンタメの観点からの追加勝手をレビューする。

エンタメとはいっても、今回レビューするのは主に、映画を含む動画の視聴だ。

何がどう見られるのか

PICO4には、独自のアプリなどを買うことができるストア機能があるが、動画もそれを通じて見るのが基本のようだ。それ以外では、YouTube、AppleTV、TwitchなどがWebアプリとして標準的に設定されている。

それ以外であれば、PICO4のブラウザーからURL経由で利用することになる。

この辺りは、アプリを準備してもらえると、非常に便利になると思う。

使い勝手では、Webアプリ経由であっても、ブラウザ経由であっても、画面の大きさの調整などそれほど変わりはない。

大画面で映画、ドラマが見られるのは迫力も感じられて、映画館風の視聴体験が得られてとても良い。

音については、耳元にあるスピーカーから聞こえるが、とても音質が良い、というわけではないが、普通に不満なく聞けるレベルにある。

画像についても、とても高画質というわけではないものの、綺麗に見られるので、個人的には不満はなかった。

仕事編でも述べたが、ゴーグルが軽いので視聴も苦にならないが、ネックになるのは仕事編でも述べたバッテリーの容量だろう。

1時間半程度であれば、問題はないが長編映画の場合は、バッテリーが切れることもあると思われる。

ゲーム

ゲームについては、全くやっていないのでここのレビューをすることはできないが、PCやコンソールゲーム機でやっていることを、VRゴーグルでもでき量にすることが、VRゴーグルへ迎え入れるポイントであるということを考えると、VRオリジナルゲームを充実させるよりも、何かコンソールで人気のゲームをVRでもできるようにすることが重要ではないかと思う。

プレイステーションが、ホライゾンシリーズをVRバージョンで出した通り、コンソールでの体験をVRでも体験さえる。さらに、VRでの体験がコンソールを大幅に上回るようなものが提供できれば、ユーザー獲得に大きな力になると思う。

総評

よかったこと

大型のスクリーンで作業ができるのは、効率アップに大きく貢献すると思った。これができるだけでも買うのはありの気がする。

課題

難しいことかもしれないが、バッテリーの持ちはもう少し改善してほしい。フルに使っていて2時間持たないのは厳しい。

可能であれば、PC本体は必要なくても作業ができる環境があった方が良い。ただ、そのためには、OSがWindowsまたはAndroidでないと、Word、Excelなどが使用できない。

まとめ

ここまで使ってみると、Vision Proは、既存OSのアプリケーションを引き継ぐことができる点では非常に優位性が高いように思う。

また、VIsionProがスタンドアローンであることから、初めて購入するデーバイスがVision Proという流れもかなり意識していると思われる。

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