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ギターの音について#2アンプセッティング

ギターの音作りする時、慣れてる機材であればだいたいEQはこのくらいでバランスいいと思うスタート時のセッティングってあると思いますが、初めて使う物の場合どうしますか?
よく動画投稿サイトやあらゆる情報サイトから12時から始めてとか、このアンプはメモリーの5がフラットだからここから始めよう的なことがよく言われてますが、あれは鵜呑みにしないで欲しい。
あれはギターを始めたばかりの人や耳が発達してない人向け。

メモリーの数字は恐ろしく、例えばA社のアンプ
はトレブルが7くらいでちょうどいい物があればB社は3くらいでも明るくなりすぎる物もあるからだ。
普段A社の物を使ってる人がB社のアンプを使う時いつも7だから7で始めたとする。
するといつもよりトレブルのキツイ音になる。ではちょっと落として5にしてみるでもまだちょっとキツイなと感じてるものの、いつも7なのにすでに5まで落としてるからそれ以上下げるのは抜けなくなるのではと不安になる場合がある人もいるだろう。

つまり数字に邪魔されて本来の音を見失う恐れがあるのだ。
音を作る時つまみは一切見ないようにする。これ大事!!
いっそのことつまみを全部外してしまえばいいくらい。そうする事で頼りは耳しかなくなるのだ。

良くアマチュアの音を聞くと音が細い人が目立つ。
なぜそうなるのか。

答えはEQに頼り過ぎてるから。

ではなぜEQに頼るのであろうか。聞こえていないのが現状だろう。

なぜ聞こえないか

それは単純に音量の問題。音量を上げると当然EQ全体が持ち上がる。その状態から補正してあげるのがEQの役割。
だからそもそもが間違えて使ってる人が多い。

周波数の特性

音が小さいと低音は聞こえにくい特性がある。
つまりEQのBASSは音量で稼いでEQでカットしてあげる。
つまりVolumeを上げて低音が充分であれば、EQのBASSは0のままでもいいくらいだ。 
周波数特性の面白いところがある。
周波数分布はとても広いのにアンプのEQはBASS.MID.TREBLE.PRESENCEの4つが基本的に多いだろう。
では何Hz〜何HzまでがBASS? 何Hz〜何HzまでがMIDLE?正確にわかる人はそうそういないであろう。
もちろんアンプの種類によって全く違うし、通常であれば測定する人もいないから。

次回EQの動きについて語ってみたいと思うので、良かったら見て欲しいと思う。

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