見出し画像

10月30日(1999年) 負けた以上に悔しかったこと

初めて関東圏以外のアウェイに行ったのがこの試合。
大した力にはなれなくても、ほんの少しでも選手たちの後押しになればと思ったからだ。

下を向いてしまったら、ずるずると引き込まれそうだったから、
このあと、駒場で3試合やれること。
今日、市原も負けたこと。
ポジティブな要素を思い浮かべて、前を向くことにした。

勝負ごとだから、どんなに良いプレーをしても負けることはある。
サッカーは特に。
この試合に負けてしまったのは、もちろん悔しい。
不安も解消されない。
ただ、それ以上に心の中に渦巻いていたのは、
「何故、ベンチにも福田正博の名前が無いのか?」という思いだった。
残り試合を闘うにつれ、その思いは強くなっていった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?