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6月12日(1999年) 監督交代

99年の戦いを振り返ると、「あの時、こうしておけば」と思う場面が度々出てくる。
ほんの少し違う行動をとっていたら、結果は変わっていたかもしれない。

19日に行われた第2戦で選手たちが、「原さんのために」という気持ちで戦っていたことは、コメントなどからも伝わってきた。
私自身も「ここから、また」という気持ちで、この試合を見ていた。

約1ヵ月の中断前に決着をつけたかったのだろうが、監督交代のタイミングはここではなかったように思う。
12日。試合に負けた時点で、クラブは更迭を決めていたというから、もう覆すつもりは無かったのかもしれないが。

シーズン後半、選手の起用については何度ももどかしい思いをした。
ただ、ほんの数ヵ月前に来日した監督に、数字には現れない選手の特性を読み取れと言っても無理がある。
監督の実績や評価は申し分ないとしても、やはりこのタイミングでは厳しかった。

涙を流してまで得た教訓は活かさなくてはいけない。
二度と繰り返さないために。

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