自分にとって大切なこと


私は建前と本音を分けられない。
とりあえず嫌な人の前でもニコニコしてたらいいじゃん!
上司の言葉が違うと思ってもそこはコラえて!
周りの人がアドバイスをくれるが、違うと思ったら違うと言ってしまうのが
悪い癖なのか、良いことなのか……
と言うより、その区別ができない。

学生時代には違うことは違うと言いなさい!
ちゃんと自分の意見を堂々と言いなさい!と育てられて、さあ社会に出たら
聞き流せ、ぶつかるな、言い返すなと全く逆の教育。

でも、私が一番大切にしているのは、自分がどう思うか?
インスピレーションも含めて、自分の意志を一番大切にしている。
違うことは違うと言う。
だから上司には嫌われ、出世など無い(笑)
しかし面白いことに下の人にはなぜか好かれる。
出世したい人は上司にゴマをする。
ゴマすりだけで出世した人は、仕事ができないのに威張る。
意見を言わないのは、相手の言うことにYES(黙認)したと思っている。
違うと思いながら仕事などしたくないというのが私だ。

大切なことは自分をきちんと表現できることだと思っている。
しかし、年令を重ねると人の見方に変化が生じてきたのは確かで、一旦は相手をフラットで見たり、考え方も聞き入れてから判断するようになった。
そうして見えて来たものは、ああそういう考えもあるんだ。
そう言う判断もあるんだと、今までは否定しかしなかったものが、肯定して見えるようになった。
それだけでも、敵を作らなくなったのかも知れない。

でも、自分が最初に感じたものはこれからも大事にして行きたい。
自分を殺してまでも、人の言うなりにはなりたくないから。


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