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発達障害の息子の勉強法~軽度知的障害診断から小学校普通級の授業についていけるまで~

最近の息子のブームは、ディアゴスティーニの恐竜のフィギュア収集。
恐竜好きの息子がランダムで当たるフィギュアにのめりこんでいます。

新作が出るとYoutubeにアップされるらしく、新しいシリーズが出るたび買い求められ、全種類コンプリートするまで続きます。
※549円(税込)/個。全16種。549円×16個=8,784円+αの出費は確定です。

全種類揃えたパック販売もされているのですが、それはナンセンスです。
どれが当たるかわからない中でほしいものを当てるのが楽しみなので…。
確かにそれは私も理解できます…。


ただ、欲しいものを買い与えるだけも良くないと思い、恐竜絡みの教材を使った勉強をさせています。
これ買ってやるから勉強も頑張るんだぞってやつです。

勉強の動機づけが買ってもらうためになっちゃうんで、よくないって意見もあると思うのですが、発達障害の子の教育はなかなかセオリー通りにはいきません。現実主義に徹して少しづつ理想に近づけていくアプローチが必要です。

それをやる理由としては、
発達障害を抱えている子供の学校生活について調べていると、生活面の苦労が問題になるケースはもちろん多いのですが、学習面でついていけなくなると、授業中にただ座っていることが学校生活のストレスの原因のひとつになってくるそうです。

うまくいかないことって、原因がいくつもあったりするので、ひとつづつ解決していく必要があります。

発達障害を抱える息子は、就学前に軽度知的障害の診断をうけたこともあり、学習面で苦労する懸念がありました。
そのため、就学前から学習面で何ができるかを模索し、息子に合った教材選定をして、息子に合ったペースと難易度、内容を考えて勉強させています。

就学前に息子が学校の勉強についていけるか非常に大きな不安がありましたが、今のところは国語、算数以外は普通級で授業を受けており、普通級のテストも70~90点をコンスタントに取ってきているのでついていけているようです。

国語算数は特別支援級のカリキュラムの関係で特別支援級で授業を受けていますが、算数の掛け算割り算などの基礎問題は普通にできているので、今のところは大丈夫かなと…。

生活面のところは、放課後デイサービスの脱走騒ぎなど問題ないわけではないですが…。

うちは息子に特化した教材選定しているため、他のお子さんがどんな教材使っているかわからないですが、発達障害抱えているお子さんを持つご家庭の方には参考になるかもしれないので、今日はうちで使っている教材の紹介をします。

あくまでうちの子に合ったものなので、事例の一つとしてご覧いただき、お子さんに合ったやり方にカスタマイズしてもらえればと思います。


国語の問題集

「恐竜のおはなし」は、恐竜にまつわる文章を使って問題を解きます。
難易度はかなり優しめ。学力向上よりは、勉強の習慣づけと、国語の文章問題に慣れることを重視してやらせています。

なにより、恐竜に関する予備知識を豊富に持っている息子には、話の内容はだいたいわかっており、設問に対してどの内容を回答すればいいかのトレーニングになっています。

算数の問題集

ドラゴンドリルは恐竜じゃないですが、ドラゴンのデザインが恐竜をモチーフにしたものが多く、うちの子はどれをイメージしてデザインされたドラゴンなのかを考えるのが楽しいみたいです。

難易度的には基礎問題が多く、応用問題は少ないです。うちの子には合ったレベル感です。1単元のボリュームも適度で、1単元を終えるとシールを貼れるので、リズムよく進めることができます。

ドラゴンドリルだけだと、問題の量が物足りないので、不足した場合はポケモンドリルを使っています(恐竜と関係ないですが…)。
様式はドラゴンドリル同様、単元が終わるとシールがはれます。
難易度も基礎問題が中心で、ドラゴンドリルと同レベル。
問題量が多いので、うちは併用しています。


理科・社会


理科はMOVEなど図鑑中心。問題集をやらせよとすると、勉強時間が長くなってしまい、負担が大きくストレスになってくるので、いまのところ手を付けていません(テストの点数も今のところいいので)。
生物系は、うちの子は恐竜以外にも動物、昆虫、魚、水生生物、爬虫類、両生類、鳥類…MOVEの図鑑にあるものはだいたい頭に入っているので、問題で何を聞かれているかをしっかり理解できれば回答できます。


あとがき

今のところ、息子に中学受験させる予定はなく、近くの中学校に進学予定です。特別支援級通わせていますが、小学5年生をめどに普通級に変更しようと考えています。その方が選択肢が多いからです。
今の小学校から半数以上がその中学校へ進学するので、小学校でトラブルがなければ、0から人間関係スタートするよりいいかと思っています。

まだ息子が能力的にどこまでできて、どこからできないのかが見えておらず、就職先も本人の意向も汲みつつですが、私もある程度の選択肢を探しておこうと考えています。

今の世の中情報戦です。今後は税金も物価も高くなってきますし、世界的にきな臭い動きが多く、今後数十年を考えると、日本の有事はあり得ないなんて言ってられない世の中になってきました。

また、AIの発展が非常に早く、これからの働き方も正直見通しがつきません。マンガや映画の近未来世界が現実的になってくるかも。

その将来予測をできる限りの情報収集をし、考えられる未来に備えて準備します。イノベーションが進むと今の常識が非常識になってしまい、今必要とされているスキルがAIに代替されるのも見えてきている。
反面、そこで先行できれば大きなアドバンテージになります。ピンチでもあり、チャンスでもある。

親の自分としては、資産形成を進め、子供に残せる資産を少しでも作る(頑張っていますが、今時点では全然できていません…。)。
可能なら収入源をつくってやる(会社、不動産…あくまで目標。できなかったらゴメン)。
でも、会社創って息子と一緒に働けたらいいかなぁ…、なんて夢見たりしています。
できなければ諦めればいいだけですし、実現できてもうまくいかないかもなんで、もう無理ってなるまで頑張ろうと思います。

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