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アルギニンの安全性・有効性情報 #001


アルギニン [英]Arginine (Arg) 

アルギニンは、もっとも塩基性の高いアミノ酸で、生体内では尿素回路の中間体として生合成される。アルギニンは速やかに分解されるため、特に必要量を合成できない子どもでは必須アミノ酸になっている。代謝産物である一酸化窒素 (NO) を介して、成長ホルモンの分泌促進、免疫機能の向上、脂肪代謝の促進など、生体内で種々の機能に関与している。

■食薬区分
「専ら医薬品として使用される成分本質 (原材料) 」にも「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料) 」にも該当しない。

■日本薬局方
・L-アルギニン、L-アルギニン塩酸塩が収載されている。

■食品添加物
・既存添加物:L-アルギニン:調味料、強化剤

主な成分・性質

・略号ArgまたはR、C6H14N4O2、分子量 (MW) 174.24。L-体はタンパク質を構成する塩基性アミノ酸の一つ。子どもでは必須アミノ酸である。

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