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Palette Project 2nd ワンマンライブ 「Crossing for the Rainbow」の感想

パレプロの2022年の活動の締めくくりとして一年間培ってきたものを全力でぶつけてきてくれたワンマンライブの振り返り、感想を残しておこうと思います。


僕自身、パレプロの存在というものを知ってから気付けばとても多くの時間を共に過ごしてきたけど2022年は特に激動の年だったのではと思う。

"パレプロリスタート"ではメイクアップしまさに新たな始まりを予感させ、
3ヶ月連続オフライン対バンライブ"FRONTIER"、"神田明神納涼祭り"などこれまでとは違ったライブを行い、他にも多くのイベントに出演しユニットだけでなくグループ全体としても成長を感じられる年だった。

そんな中昨年同様に年末に
2nd ワンマンライブ 「Crossing for the Rainbow」
の開催が発表され、2022年のラストを飾るにふさわしい舞台が用意された。
このライブへの期待感は12月というひと月を丸々使い、新曲だったり色々な動画を公開したりなどライブが始まる寸前まで気持ちを高めてくれる企画を行ってくれたのが大きかった。



みんな撮ったであろう固めのHALL

僕は道民なので普段なかなか都内で行われるイベントには来れないけどなんだかんだ年一で東京に来る機会が続いていて今回もこのために前日入りをした。(前日はすた丼食べて終わりました)

そして2022年12月30日、ついにその日が訪れ(本当に今日ライブなんだ)とまだフワフワした気持ちの中友人と合流し時間を潰し物販が始まると直前までどれを買おうかと悩んだり(結局事前に予定していたより多く購入しました)しているうちに開場になり、予想より大きい会場でソワソワしながらその時を待った。


開演してからは時間があっという間に過ぎていった。
(ここからライブ本編の内容です)

高揚感を高めるカウントダウン映像が流れついにライブがスタート。

トップを飾る曲はまさに今回のライブのために用意されたというべき楽曲の
"カラフル☆パンチライン"

今回のワンマンライブ、なんと声出しありのライブとして開催されていて長らくこちら側の想いを声援として届ける事が出来なかった時からついに開放されたのだ。
そんな声出しが出来るライブのトップとしてふさわしいこの楽曲はとにかく明るく楽しく、盛り上がっていこう!という気持ちが詰まった楽曲だ。
Shortsのダンス動画はあったがフルのダンス披露は初だったためステージ全体を使った可愛い振り付けは自然とこちらもノリノリになるものだった。

※この曲の作曲者がuno(IOSYS)氏でありつまりRoughSketch氏なので個人的にヤツコアというクラブイベントでHARDCORE TECHNOの良さを知ることが出来たいわば音楽の恩人のような人、ここで繋がりが生まれたのにはびっくりしました。

自己紹介を終え香鳴ハノンちゃんの自然な導入からの2曲目は
"夏ゆきトキメキHigh Tension!"

全体楽曲では明確に夏という季節感を打ち出したこの曲だけどそれだけじゃない、パレプロを象徴する楽曲だと感じていてこの曲を聴けたのは嬉しかった。(センターがあの二人というのもまああります。)
ラララ…♪という部分を一緒に腕を振りながら歌えるこの曲もまた今回のライブにピッタリだったと思える、夏の熱気を一気に会場に呼び込んだ。


次に暗転を挟んで現れたのは王道アイドルユニット"Altimate!!"の3人。
1曲目はユニット最新曲"願い星"を披露。メンバーフィーチャー曲と銘打って楽曲をリリースしてきている中でリリースされた七海ロナフィーチャー曲。
綺麗な旋律でありながら疾走感のあるこの曲はAltimate!!の歌声を存分に堪能することが出来た。

2曲目はAltimate!!デビュー曲であり定番の"Re:Myself"、すでに何度も披露されているこの曲だが何度だって聴きたいし見たいんだよ。
いつもながらのゆるゆるMCを挟み3曲目は
"Dramatic Parade (Altimate!! ver.)"、Altimate!!用にリアレンジされたこの曲で念願の名前をコールすることが出来てテンションが上がらないわけがないのだ。


Altimate!!のパフォーマンスが終わり次に現れたのは
メタルロックユニット"REGALILIA"
1曲目には"Demon Drivers"を披露し一気に会場の空気を一変させることが出来るのはREGALILIAだからこそ為せる技。
軽快な掛け合いに定評のある2人のMCは楽曲とのギャップがとてもあって可愛くて面白い。
そんなMCのあと2曲目にきたのは江波キョウカフィーチャー曲の
"Close to You"

REGALILIA楽曲の中でも一際ノリが良い楽曲でこの曲で盛り上がらなかったらどれで盛り上がるんだ!というくらいの曲。
\やばい!とうとい!顔がいい!/を声を出して叫べる日がくるなんて。
3曲目には鬼多見アユムフィーチャー曲"エンリの花"を披露。
曲が進むにつれ段々と絡み合う2人の歌声をライブで聴けるのはまた格別。


Sputripの楽曲"Citylight Fantasy"が流れ始めSputripの出番かと思いつつステージを見ると出てきたのは神菜コハネちゃん、江波キョウカちゃん、藤宮コトハちゃんの3人。
そう今回のライブ一番のサプライズといってもいい、メンバーシャッフルによるユニット楽曲披露だったのだ。
普段聴き慣れた"Citylight Fantasy"も全く違う一面を見せてくれた。

次に現れたのは七海ロナちゃん、香鳴ハノンちゃんの2人。
披露したのはREGALILIAの"創造"
会場のペンライトが2人のカラーである青に染まりながらの2人のパフォーマンスは予想以上にこちらを煽り盛り上げてくれた。

そして暁月クララちゃん、常磐カナメちゃん、鬼多見アユムちゃんによる
Altimate!!の楽曲"ストロボフラワー"
この組み合わせでこの楽曲、どんな感じになるのかと思いつつも3人での歌声のハーモニー、ダンスは普段とは違う姿を見せてくれた。

事前の作戦会議動画での答え合わせをしたこのシャッフルユニットは楽曲の充実、メンバーとして、ユニットとして、そしてパレプロとしての成長を示すのに十分すぎるほどのサプライズだった。


大満足のシャッフルユニットが終わり登場したのはユニットのトリを飾る
シティポップユニット"Sputrip"

1曲目、挨拶代わりに披露するのは最新曲でありながら彼女たちの代名詞としてすでにその地位を確立しつつある"Starry☆Melody"

楽しくて可愛くて自己紹介で盛り上がるこの曲でSputripの3人と見ている全ての人を惑星旅行へと連れて行ってくれた。

2曲目には常磐カナメフィーチャー曲"with your JOURNEY"
しっとりと浮遊感のあるこの楽曲。熱気のこもった会場をおしゃれで落ち着いた空間にガラリと変えることが出来るのもシティポップをメインとするSputripならではなのだ。

盛り上げ上手なMCのあとには3曲目"光の惑星"
Sputripの定番楽曲ながら毎回パフォーマンスの進化を感じられるこの曲はここまでの感情の高まりをさらに昇華するには十分すぎるほどに合っていた。


再び8人になってステージに戻ってきて披露したのは
まさかの"アナログハート"
1stワンマンでのサプライズともいえるこの楽曲を今回も見れたのはとても嬉しかった。圧巻なサビのステップ、これなんですよ。

次は1stワンマンのリード楽曲でもありパレプロの代表曲といえば?という問いにはこの曲がまず挙がるであろう"君と歌いたい歌がある"
このご時世だからこそ生まれ、強いメッセージを込めたこの楽曲。
ロナちゃんに促され、そしてついに一緒に歌うことができた。この歌を歌いたかったのは僕にとっての君とであり、君にとっての僕とであったんだ。
1年越しにその願いは叶えられた瞬間だった。


ステージを後にした彼女たちに降り注いだのはこの光景を最後に見たのはいつだっただろう、そう感じるような、己の声で願うアンコール。

その声に誘われステージに再び姿を表し披露してくれたのは"君がいるから"
原点ともいえるこの楽曲はステージにいる彼女たちと見ているみんなを一つにする力がある。
(ここから感情が振り切れて自然と涙が出てきました)

内容はぜひ自身で確認して欲しい、メッセージを込めたMCのあとラストを飾る楽曲はもちろんパレプロとしての最新曲"ドリームインブルーム!"だ。

なんとライブ仕様のドラムイントロから始まりこの曲の象徴的であるフレーズの"Hey Ho Hey Ho Hey Ho Let's Go! "で煽り準備は万端。
明るい曲でありながら切なさも感じるこの楽曲にはここまでの彼女たちの活動の軌跡、そしてここから始まる未来への希望が詰まっている。
まさにこの2ndワンマンを締めくくるに相応しい、ステージを思い切り駆け回りパフォーマンスをする彼女たちにしか表現できない楽曲だった。



「バーチャルをもっと"リアル"に色とりどりに」

今回のライブでまた一歩、確実にそれを感じさせてくれた。

これからまたどんな景色を見せてくれるのだろう、どれだけの楽しさをくれるのだろう、そう思わせてくれた。

楽しかった、ありがとうございました。

寄せ書きフラッグ、終演後それっぽく飾られていた

ここから余談
特に読まなくてもいいです







VTuberやVアイドルのライブやイベント、とりわけオフラインライブにおいては特に没入感や実在性、臨場感が大事になってくると思うんだけど今回のパレプロワンマンはそれを存分に感じさせてくれた気がする。
それはもちろんライブ中の演出であったり…今回はスクリーンが予想以上に明るくてくっきりとしていて良かった。
特に実在性においては群を抜いてあったんじゃないだろうか。
ステージ上の彼女たちは現地でも、配信でもそこにいる感じがあったしそれ以外でもスタートの円陣の掛け声だったり…あの場にちゃんといるんだっていう。
上に写真を載せた寄せ書きフラッグもその一つでリアルでの繋がりを持たせてくれたり…これは後述もするチェキ会もといトーク会になった待機列でのステージ裏から聞こえる話し声とかね…すぐそこにいるんだ!って。

全体的に大満足だったけどやはり一つ言うところがあるとすればチェキ会だろうか…。
チェキ会自体は僕は1stワンマン以来だったので他は分からないけどやっぱりグダってしまうのが目立ってしまう…今回に至っては結局中止して急遽のトーク会になってしまった。トーク30秒2000円はちょっと割高だったね。
アイドルらしい現地の特典、といえばそうだけどここは次回までに改善お願いしますね。

今回は前回以上にパレクルの皆さんにご挨拶だったり交流ができて嬉しかった。あまり交流をしない人間だけどここまで長く追っているとやっぱりコメント欄だとかで名前を覚えたりするのでそれはお互いそうなんだな~って思ったり。パレクルの皆さんの僕の共通認識が大体同じでした。おかしい…こんなに影を潜めて生きているはずなのに。ともかくありがとうございました、今後もよろしくお願いします。もう少し間口を広げていこうと思います。


グッズたち、生写真はいいぞ…
一回全員分揃えたかったアクスタ、壮観

以上、お疲れ様でした。

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