父親の自覚

どうもKです😎

私はここのところ、

非常に父親の育児・介護参加に関して話す機会が続いております😳

軽い物から、重いものまで、ひじょうに多いです。

それがきっかけでこのnoteを始めました。

そういった事から感じた事、思った事を書き留めておこう。

そういう思いから始めたのです☆

私は娘の病気をきっかけに鬱病になりました。

1年間全く廃人のようになり、記憶もとびとびです。

その事は、また別で書くとして、

そういった経験から、父親の育児や介護に関してひじょうに関心があります。
下記のようなオープンチャットも開き、

沢山のお父さんの話を聞いてみたいと思うようになったのです。


オープンチャット「障害児・医療的ケア児 パパの会」
https://line.me/ti/g2/Fn0axL1UPI1kWvwzXMk6Fw?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default


先日、
「父親は育児や介護に協力的ですか?どうやってコミュニケーションとってますか?」
という質問を見ました。
世の中的には父親の参加率は非常に低いと言われています。

働く父親が家事をする時間、1週間の平均6.2時間(週40時間勤務のお父さん)
育児に関しては9.3時間(週40時間勤務のお父さん)と書かれていました。

1日で考えると1時間半にも満たないという事がだそうです。

ひじょうに少ない・・・。

とはいえ、医療ケア児のお父さん方、
私の周りに関しては、
ひじょうに多くのお父さんが育休取得をし、
育児・介護に参加しているのではないかと思います。

と言ってる私はとっておりませんが・・・😓
ごめんなさい。

とらない理由のアンケート調査を見た事がありますが、

会社の人手がなくて育休がとれない

これがとれない一番の理由だとなっていました。

障害児のお父さん達も同じ状況なのに取得している。

いろんな職場があるので一概には言えませんが、
取ろうと思えば取れたのではないか?

医療ケア児の父親として、取らなきゃ家庭が回らない。
だから相談してとっている!
これが現実🤔

となると、
人手が足りないのではなく、
育休をとると会社側、取得者側双方にデメリットが生まれる、
お互いに無理をしてまではとらなくてもいいでしょ~、
だから取らないという理由が本当は一番多いのではないかと感じたのです。
少しづつですが取得者側のフォローはされ始めましたが、
取らせる側へのフォロー、双方のメリット、
ここに関してはまだまだ足りない、
だから進まないのだと感じています。

育休に関してはまた、お父さんたちの話を聞いて書きたいなぁと思いますが、
まずもってこういった思い、
「育休とって家庭のことをやらなきゃ」
という気持ちや自覚が大事で、
お父さんがお父さんとしてお父さんの働きをしよう、と思わないと取らないと、
世の中的には変わらないのではないでしょうか?

よく父親意識といいますが、

「お父さんは赤ちゃんが産まれてからお父さんになるので長い目で見てあげましょう。」

「おとうさんの関与は産まれてから。」

などという記事もありますがどうなのでしょうか?
そんな事言ってたらミルクを覚えた頃には離乳食に変わり、オムツを変え出したらパンツに変わり、
抱っこ出来るようになった途端立って歩き出す。
それくらい子供の成長は早いもので😱

そもそも
「子供が出来た。」
とお母さんから告げられた時点で、
あなたは父親です!って事ですよね??

心構えや意識などというより、
責任が発生している。

お母さんだって、
「赤ちゃんが出来ました。」
と医師に言われてからお母さんになる。
なんら父親も母親も変わらないと私は思うのです。

確かに母性、赤ちゃんを守る為の潜在意識、
動物学的な観点?から違いや考え方があるのかもしれません。
でもこの男女平等が社会の基本の中で、
そんなことを言っていたらどこかの会長のように辞任させられてしまう。
父親辞任です。
・・・ちょっと言い過ぎました😓

出産そのものは、
お父さんには出来ません。
なのでそういった理由から(長い目で)と言われてしまうのでしょうが、
のんびりしてる時間はないと考えたら、
産まれるまでに父親としての意識、
自覚を高めるしかありません。

どうしたらいいのか?

これが問題だと感じましたし。
この差が、お父さんとお母さんの心の距離になってくるのだと思います。

私の娘は中途障害、
もともとは健常児で育っていたのに、
ある日突然、
「重度障害児です。」
と告げられました。
(医師からの言い方は違いますがそんな気持ちです。)
その日から障害児の母、障害児の父です。

ではどうやって自覚していったのか??

私はすぐにネットや本、医師の資料から、
娘の病気を調べ、障害児の事を調べ、
どうやってこの子を育てていくのかを調べました。
毎日毎日。

これって、
「赤ちゃんが出来ましたよ」
と告げられ、お母さん達がやっている事と一緒なんじゃないかって思ったんです。
産まれてくる我が子の為、育てる為の知識をつける。
そしてお母さんのおなかで大きくなる我が子、
そして出産。
それからは必死で覚えた知識を使って育てていく。
それもうまくいかない事ばかり。

私は妻が妊娠中は、ほとんど赤ちゃんの事調べていなかったと思います。

私は再度障害を負った娘を育てる事で、
父親の自覚を持つまでのプロセスを二回経験したような気がしています。

娘の事を受け入れ、調べ、
なんとしてもこの子を守っていかなきゃ、
という気持ち、自覚。
正直、元気な頃は仕事ばかりで家事、育児を全くやっていなかった私。
でも今は、
育児も介護もひと通り出来るようになっている。

この経験から考えると、何が違ったか?

それは圧倒的に障害を負ってからの方が、
娘に触る時間が増えた事です。
たぶんお母さんより触っているかも。

ただただ手を繋いだり、抱きしめたり。

鬱病で仕事を休んでたという事もありますが、
とにかく触っていました。

娘に触れ、抱きかかえ、体温を肌で感じ、心臓の音を聞く事で、
人形のようになってしまった我が子は生きている、
そう思ったのを凄く覚えています。

お母さん達は妊娠中、24時間ずっといっしょ。
おなかの中で動き出す子供。
嫌でも子供の生きている事を認識し自覚するでしょう。
不安になる。だからたくさん調べたりするのでしょう。

でも父親は、産まれてから触り出し。
不安になり調べだす。
この差は凄く大きいと思うのです。

だからこそ、
おなかにいる時にたくさんおなかに触らせ、
お父さんが嫌だと言おうと、
お父さんの触り方が気持ち悪かろうと、
とにかくお腹を触らせる事、
そして自分の子供が生きているんだと思わせる事。
本当はこれすごく重要なのではないか?

お腹にいる時からお腹に触るという事に関して、
調査や研究されている物がなかなか見つかりません。
私はこの関係性を調べて欲しいと、
強く思うしだいです。

なぜ私がこんな事を考え出したかというと、
最近、医療ケア時のお父さん達の鬱病話を、
ひじょうに多く耳にします。

妊娠、出産は家族が増える幸せな事、
なのに少し目的地が違った事で、
不幸な結果に繋がっている。
お父さん達は子供が障害を持ったことで頑張らなきゃ守らなきゃ、
そうは思う物の受け入れられない、受け止められない事がすごく多い。
鬱病に限らず自覚しないうちに不幸な判断をしているのではないか?
そう思ってなりません。
それは障害児、健常児、関係なく、
多くのお父さん達に起きているのではないのでしょうか?
そう思ったら、子供の事を受け入れるにはどうしたらいいか、
具体的な改善方法を考えていかなければいけないと思ったんです。
多くの記事は、長い目で見てあげて、具体的に指示を出してあげて、褒めてあげて、
これお母さんたち側がやらなきゃいけない事ばかり記事になってる。
その方が読まれるからなのでしょうが、
お父さん達自らが考えていかなきゃいけない事だと、この数日感じたのです。
お父さん達は気づかないうちに子供から逃げ出しているから、
世の中の記事にならないんだと思い、
書き留めておこうと思い書きました。

具体的なお父さん達が自分でできる解決方法を見つけていきたい、
考えて欲しい、そう思うばかりです。

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