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GraphpaperとFRAMA 【服ブログ #11】

最近、Graphpaperに行ったらFRAMAというブランドが置いてありました。どこかで聞いたことがある...なんて方も少なからずいるかも知れません。

「FRAMAについて」
「GraphpaperとFRAMAの関わりについて」
今回はとても面白いお話を伺ってきましたので、記事にさせていただきます。

・服が好きな方
・インテリアが好きな方
・プロダクトのバックボーンが好きな方。
結構、そう言った方には刺激的なお話かも知れません。
ぜひ、この記事をきっかけに、FRAMAを知ってください。

Graphpaper SENDAI



FRAMA は、どんなブランドか。


いつも通り、ブランドの説明からお話します。
ブランド名は、FRAMA(フラマ)
2011年にデンマーク・コペンハーゲンに創立されました。
今でこそ、FRAMAの代名詞といえば、"香り" というイメージが強いですが、実際には、家具・照明などインテリアやライフスタイルをメインにプロデュースしているデザインスタジオなんだそう。
ちなみに、クリエイティブディレクターのニルス・ストライヤー・クリストファーセンさんが中心となって、プロデュースをされているのだとか。

Hender Scheme(エンダースキーマ)とコラボしていたり、いくつかのセレクトショップで取り扱われていたり。
もしかすると、どこか聴き覚えのあるブランド名、なんて方もいるかもしれませんね。ちなみに、私もその1人でした。

画像引用元 : FRAMA 日本公式サイト



FRAMA の "香り" の生まれ方

それでは、さっそくバックボーンを。
まず、多くのフレグランスブランドは、"良い香り"を目指して商品製作をしていることでしょう。
ですが、元々インテリアやライフスタイルといった空間をプロデュースしていたFRAMAは、"その空間に馴染む"を目指して香りとデザインを作ります。

ここが、他ブランドとの大きな違い、そして面白い部分です。
イメージとしては、"逆算していく" という言葉がしっくり来るかもしれませんね。

香りを作るからスタートするのではなく、
あくまで、その空間に馴染む香りを作ろうからスタートした。ということです。

そうして生まれたのが、
FRAMAのフレグランスであり、アポセカリーというブランドを代表する香り。

このアポセカリーは、シダーウッド・サンダルウッド・イランイランを基調とする、フレッシュでナチュラルな香りが特徴です。
例えれば、"ちょっと、クールな雰囲気を感じる" そんな香りかも知れません。


GraphpaperとFRAMA

GraphpaperがFRAMAを取り扱うきっかけは、
"her Graphpaper" という女性のためのグラフペーパーを販売する際のこと。

女性の中で、グラフペーパーの価格帯のお洋服を買う方は限られてくる。
少しでも、グラフペーパーを知る・買うきっかけになれば、とブランドへの導入部分として取り扱ったのが、フレグランスをプロデュースするFRAMAだったそうです。

ではなぜ、グラフペーパーのクリエイティブ・ディレクター・南貴之さんは数あるフレグランスブランドの中で、FRAMAを選んだのか。
そこには、GraphpaperとFRAMAにいくつかの共通点があったからだといいます。

画像引用元 : Graphpaper 公式サイト



南さんが "FRAMA" を選んだ理由

まず、FRAMAの香りづくりとGraphpaperの洋服づくりにらおいて、共通点があること。

先ほどもお話ししましたが、FRAMAはその空間に馴染む香りを作ろうからスタートをします。
Graphpaperもそれと似たように、何か他のプロダクトやモノから影響を受けたり、そのイメージに合わせたりした上で服を作ります。

つまりは、
どちらのブランドも直接的にものを作り出すのではなく、ある別の視点からものを作り出している。
ということ。

今シーズンのGraphpaper 2023ss もその例に挙げることができますね。

今季23ss では、オランダのプロダクトデザイナーであるGerrit Rietveld(ヘリット・リートフェルト)により、1924年に設計された住宅・シュレーダー邸から着想したコレクションを展開していました。
また、過去のシーズンでもアートや建築物から、洋服を作っています。

このように、ものの出来上がり方が似ているという共通部分があります。

Graphpaper 2023ss
画像引用元 : Graphpaper 公式サイト
オランダのプロダクトデザイナーであるGerrit Rietveld(ヘリット・リートフェルト)により、1924年に設計された住宅・シュレーダー邸。
Graphpaper 2023ss
画像引用元 : Graphpaper 公式サイト
建築物をイメージして作られた、今季のコレクション。
幾つかのベースカラーと建築物の柱のデザインを取り入れている。
(レッド・イエロー・ブルー)



また、Graphpaper と FRAMA のデザインにも共通する部分があります。

それは、文字のフォント
Graphpaper も FRAMA もどちらも、ヘルベチカというフォントが使われています。

ヘルベチカは、街中色々なところで使われるベーシックなフォント。

このフォントが、Graphpaper のブランドロゴであり、インスタグラムなどの画像内でも数多く使われています。FRAMAの方でも、プロダクトのパッケージデザインによく使われていることが伺えますね。


南さんがよくヘルベチカを使うシーンが伺えるので、FRAMAは好きなプロダクトデザインだから、FRAMAを選んだのかな。なんてことも考えられます。

ヘルベチカが使われる、FRAMAのパッケージデザイン

このように、ブランドの共通する部分や南さんの興味から、FRAMAが選ばれたのでしょう。


取り扱い店と商品ピックアップ

日本に直営店はありませんが、代理店はあるとのこと。
最近オープンした、Graphpaper NAGOYA では、日本初となる、FRAMAのショップインショップが併設。
他のセレクトショップなどでも、いくつか取り扱いがあるようなので、気になる方はホームページからチェックしてみてください。


また、Her Graphpaper の FRAMA ポップアップが好評だったことから、Graphpaper 仙台店でも人気だったシリーズを厳選して置いているそうです。
宮城県には、Graphpaper SENDAI 以外での取り扱いが無いようなので、もし仙台に来る際は立ち寄ってみてください。

ここで、いくつかGraphpaper SENDAI に置いてある商品をピックアップさせていただきます。

画像左側から、
ボディーローション・ボディーウォッシュ・ハンドウォッシュの順番。また、チューブタイプのボディーローションも置いてあります。

画像左側から順に
ボディーローション(375ml/¥11,550)
ボディーウォッシュ(375ml/¥6,820)
ハンドウォッシュ(375ml/¥6,380  500ml/¥7,260)

その他には、ハンドクリームが置いてあります。私は今回、アポセカリーのハンドクリームを購入させていただきました。
(それぞれ、アポセカリーとハーバリウムの2種類の香りを展開しています)

Apothecary Hand Cream 60 ml Tube
¥4,620

ちなみに、ハーバリウムの香りの方は、
最近、韓国のデザインチームとコラボレーションした際に登場した香りだそう。
野生の植物が持つ穏やかなエッセンスを体現しており、バルサム調を基調としたフレッシュで爽快な香りが特徴です。

Herbarium Hand Cream 60 ml Tube
¥4,620

私は自分用に購入しましたが、ギフトとして購入するのも、かなり喜ばれそう。
友達や恋人へのプレゼント、母の日のプレゼントにも良さそうですね。
(パッケージも凄くオシャレ...)

ハンドクリームの着け心地は、しっかりと保湿されつつも、サラサラしていてベタつきがほとんどない印象。
付けた直後でもベタベタしないので、シーンを問わず付けやすいんじゃないかなと思います。

ぜひ、みなさんも手に取ってみてください。
それでは、今回はここで失礼します。

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よろしくお願いします!

インスタでは、
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【FRAMA 公式サイト】
FRAMA JAPAN

【FRAMA 公式インスタグラム(日本)】
@framajpn

【私が購入したショップ 】
Graphpaper SENDAI
Instagram : @graphpaper_sendai
Location   : 〒980-0021
                宮城県仙台市青葉区中央2丁目9-7
                アーバンブリッジビルディング 3F

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