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エルピス 感想

エルピス—希望、あるいは災い—@カンテレ。今期正しくブラボーなドラマの一つ。大上段に構えない社会性、映画のような凝った映像美、緻密な構成とセリフによる息を止め続けてしまうような緊迫の展開、渋すぎる俳優陣、テレビ業界の裏側と自虐、サスペンス臭の全くないサスペンス、骨太な作品性、エンディングのオサレな映像と曲、そう来たかというオチ。完成度高々で、周りの雑音を入れず、製作陣がやりたいことを完璧に全うしたような疾走感のある上質な作品。長澤まさみ、あんまり好きでなかったけど、完璧なベテランアナウンサー役を演じ切ったプロ意識の高さに脱帽。鈴木亮平のムンムン色気とこれ眞栄田郷敦しかないでしょというキャスティングにブラボー。岡部たかしと池津祥子さんに釘付け。カンテレやるやん。

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