「俺の家の話」
この前のクールで全回観たドラマは、「その女、ジルバ」「倫理の時間です」「アノニマス」「ウチの娘は、彼氏が出来ない !!」「書けないッ!?脚本家吉丸圭佑の筋書きのない生活」。で、私的に一番良かったのが「俺の家の話」。宮藤官九郎の作品はパロディだらけで、細かい笑いの要素があちこちにあり脱線しがちだが、ど真ん中にブレない大きな深い愛情の柱があるので、どんだけ遊んでも結果として大きな感動に収束する。長瀬智也と西田敏行の満身創痍のバチバチの演技合戦が凄まじい。江口のりことロバート秋山は口を開けば必ず可笑しい。一番感心したのは、長州力の使い方。長州力の代表作ではないかと思うくらい長州力の使い方がうますぎる。最後のどんでん返し的なエキサイティングなストーリー展開も視聴者を最後の最後まで飽きさせない。やっぱり流石のクドカンでした。
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