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2021/08/24 ローホイッスル

曇りのち雨で気温低め湿度高め。

昨日、注文していたローホイッスル「Inisheer」がケルトの笛屋さんから届いた。
付属のケースは、ふかふかの可愛いもので、こういうのあったらいいな、と思っていたものに近くてうれしい。

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笛本体はずっしりと重く、長いのは覚悟していたがそれより太い!
昨日はあまり時間がなくて、ちょっとだけ音出し。
風の混じったような、尺八のような音。
うーん、指はなんとか届くけどスムーズに動かすには練習がいりそう、それに息の入れ方もコツをつかむ必要があるみたい。
今までのソプラノホイッスル(ふつうのD管のホイッスル)ではいかに力技で吹いていたかがわかる。

それで本日練習1日目。
まずは音階を吹いてみる。
ややや、一番低いレ音をはじめ、低音が出しにくい。
ソプラノホイッスルとは逆だ。
どれかの指が押さえきれていないのかと注意すると、どうやら左手薬指が外れがちみたいだ。
押さえやすいように、両方の薬指の指穴を外に少しずらしてあるのに慣れることが大切みたい。

少し吹くと両方の親指が限界になる。
楽器の構えにも慣れがいるみたい。
ミラー先生(姿見)にお出まし願うと、楽器が体に対して右手の方向に傾いている、これは気をつけなくちゃ。

続いて、最初はこの曲と決めて練習していたInisheerを吹いてみる。
外しまくりのダメダメ、その前に最後まで通せない。
右手小指の支えはkoji先生にみっちり教わったのに、楽器が長くなったとたん、お留守になってしまう。
ここは最初が肝心だ、あせらず着実にいこう。
チェロのウェルナー先生(ピアノでいうバイエルみたいな教則本を書いた人)もおしゃっているではないか。

はじめのうちは、身体も楽器をもつことに慣れていませんから、長時間の練習はつらいものです。そんな状態でむりやり先をいそいでも、よい結果はのぞめません。
じゅうぶん休みをとりながら、毎日すこしずつ練習して、しだいに楽器に慣れてゆくようにしましょう。
(ウェルナー・チェロ教則本「練習に入るまえに」より)

ぜんぶで30分も吹き続けられない。
そのあとソプラノホイッスルを吹いたら、なんて小っちゃくて可愛くて簡単に音の出る楽器なの!と1年半前には高音が出せなくて泣いたことをすっかり忘れて思う。

変な力が入っているんだろうな、ノドが痛くなりハチミツアメをなめる。

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