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2024/04/25 ほりだしもの

木曜日 晴れ

ピカピカの青空で、そよ風は気持ちいいけど、股関節の調子が悪い。
これは母の家に長居した翌日の常で、断りを入れて自分だけ椅子に座らせてもらったものの、低いソファ、ローテーブルというのは、書類の記入も立ち座りも困る。
自分の身は自分で守るしかない、これからの課題だ。

今日は駅構内での古本市、BOOKDAYとやま駅の日。
美術関係の本が出るとの話があり、行かねば。

会場に近づいたら、パッヘルベルのカノンが聞こえた。
ちょうど学生グループの弦楽四重奏が演奏されている時間で、もう終盤だったけどしばし聞き入る。
これはチェロパートの退屈な曲、と思い出した。
昔、卒業式のBGMで弾かされた曲なので、チェロさんを注目してしまう。
えんえんレラシファソレソラの繰り返しなのだ。
立ち位置のせいかな、ビオラの音が素敵に響いて聞こえた。
次は葉加瀬太郎の曲、情熱大陸に続いてエトピリカ。
ノリノリで楽しかった。

本命の美術本はめぼしいものが見つからず、流して見ていた中に、おっ、と思うものを発見した。
1冊収穫があれば上出来だ。

タイトルは石井中ゴシック?

駅前は軽やかな服装の人がいっぱい、しばらく座ってファッションウォッチがしたいくらいだ。
白と黒の女性2人組は親子かな。
白さんは20代ぐらいかな、大胆に透けたワンピースの中はかなりショートなパンツ。
黒さんはその母親ぐらい、白さんよりは落ち着いた雰囲気ながら、こちらも透ける素材をうまく使って、なにより2人ともスタイルが良くかっこいい。

地味な私は白シャツ4枚め。
衿のフリルが可愛らしすぎではと、買ったものの敬遠していたものだ。
着てみるとフリルは幅が狭く、フチがちょっとチリチリしてるなという程度で、それ以外はオフホワイトのなんの変哲もないコットンのシャツ、恐れるほどではなかった。
これからシャツの気持ちいい季節だ、せいぜい着倒そう。