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2024/04/29 栗コーダーカルテット

月曜日 昭和の日 くもりのち雨

毎年恒例の金沢の音楽祭、今年からガルガンチュア音楽祭と名前を変えたそうで、魅力あるプログラムがいっぱい。
うーん、今年は諸事情で難しいかなと思っていたら、そのうちの栗コーダーカルテットのコンサートが隣市でもあるという。
予定がはっきりして行けることになり、取ったチケットは前方中央。
出遅れた割にいい席が取れたのはおひとりさまならではだな。

サポートメンバーの安宅浩司さんを入れて、正真正銘のリコーダー「カルテット」で始まったステージは、楽器を変え、曲調を変えながらも、どれも栗コーダーカルテット風味満点。
ピタゴラスイッチや帝国のマーチといったキャッチーな曲に混じって、庭の千草や川口くんのおすすめトラッド(イギリス伝統曲)など大人な曲も聴かせてくれる。
響きのいいホールで、目の前で演奏が聴ける幸せをかみしめる。

後ろの席の親子は口琴のビヨ〜ンという音が気に入ったようで、欲しい!と盛り上がっていた。
そういう私は、傘の柄のようなクルムホルンに目が釘付け。
ウクレレデュオの曲では、ウクレレってこんなによく響く楽器だったんだと感激。
触ってみたい楽器がまた増えてしまった。

アンコールはルロイ・アンダーソンのトランペット吹きの休日、難しそうな曲だけど、さすがの息の合った演奏、ウクレレでひとりオーケストラの役割という安宅浩司さんも素晴らしい。

鳴り物を持っていけばいいことあるかも?と、さるスジの情報に、迷った挙句ソプラノリコーダーを3分割して小さく包んでバッグに忍ばせて行った。

残念ながら(?)出番はなかったけど、バッグに楽器を隠し持つというのはそれだけでドキドキする。
家に帰って楽譜集を出して「庭の千草」を吹いてみた。
一人では、めでたさは中ぐらい。