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Photo by
takanoyama
2023/03/03 ひよこ
金曜日 曇りのち晴れ
朝のNHK-BSプレミアムのクラシック倶楽部、今日はリコーダーのルーシー・ホルシュがリュートのトーマス・ダンフォードとのデュオで出演だというので録画して見た。
見逃し配信がなくて本当に残念。
だって早朝5時、ラジオの古楽の楽しみもそうだけど、リアルタイムで視聴できる人、どれだけいるのか?
でも、来週月曜は大好きなチェロのスティーヴン・イッサーリス、楽しみ!
しっかり手元まで映るので、そのくるくるとよく回る細くて長い指にまず驚く。
つい目がいくのが右手の、指穴を押さえていない時の小指や薬指、穴より上で支えているようだ。
5歳からリコーダーを始めたという彼女が、教わったことなのか、それとも勝手に指がそう動くのだろうか。
プログラムの中でテレマンのリコーダーソナタは特に、CDでヘビロテしている演奏に比べ、音のつながりが柔らかく、細かい音符もなだらかに並べられているような感じがした。
いつも聴いているメリハリの効いた端正でさわやかな演奏と、どっちがいいとかではなくて、どっちもアリなんだろうと思う。
その許容力がバロックともっと後の時代の音楽の違いのひとつなのかな。
とは言っても、最初に覚えた方をつい基本と思ってしまう。
ヒヨコが最初に見たものを親と思う、みたいなものかもしれない。
当然、好みもあるけれど。
リュート(テオルボ?)とリコーダーとの組み合わせは想像したよりもしっくり合って、いいないいな、生で聴いてみたい。
もっと聴きたいと思ってSpotifyを見ていたら、インスタのリンクがあり、そこには魅力あふれる生き生きとした写真や演奏動画がたくさんあった。