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2022/03/06 あたふた

雪のち晴れのち曇りで強風、18時ごろあられ

昨夜はあまり眠れず、あれもしなくちゃこれもしなくちゃと考えていた。
ガソリン入れておかなくちゃ、トイレのマットを洗っておかなくちゃ、ニット帽のてっぺんの絞った穴がゆるんできてるの直さなくちゃ、どれも大したことではない。
平常心平常心。
こんな時の処方は、できることからどんどん片付けることだ。

セルフのガソリンスタンドに着いた時は灰色の空から雪がひらひら落ちていた。
着地するなり、はかなく溶ける。
給油して出る頃には青空。
雲が早送りのように急いで流れていく。
せわしないったらありゃしない。
みんな落ち着こうよ…それは自分か。

帰り道、家の近くの道路を本気のランニングで駆けていく人がいた。
背格好が知人に似ていて、もしや、と思うがそんなわけはないのだった。
それに、走っているその人を見たことがないのだった、そういえば。

お昼を食べながら、3日分ほど貯めてしまった「カムカムエヴリバディ」を見る。
主人公のひなたはほぼ同世代の設定で、27歳のOLの現在、背景に米米CLUBの『浪漫飛行』が流れていて、ああ、あの時代だ、と思う。
皆そろってカーラーを抜いたまんまのトサカみたいな前髪で口紅は鮮やかな色、みんなどうかしてたな。
今は昔。
命短し恋せよ乙女。

午後はzoom勉強会はパスしてしまい、Danish String Quartetを聴いたり観たり。
伝統音楽とクラシックは仲良しなのだ。
ジャンルに垣根を作って耳をふさぐなんてもったいない。