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全世界のお母さんの気持ちを代表して人のことに首を突っ込んだ話

今日の出来事なのですが。
ヘアアクセサリーが欲しいと思って、近所の花屋さん兼アクセサリーも置いているところに、ヘアアクセを見に行きました。

そこにはお父さんと、小学1年生くらいと4年生くらいの子どもの3人連れの先客が。
狭い店内なので、彼らの話している会話も自然と耳に入ります。
その親子はお母さんへのプレゼントを探しているようでした。

上のお兄ちゃんが一生懸命ピアスを選んでいます。
「お母さん、こんなの好きそうだよ」
「選ぶの難しいね」
「これはどう?こんな感じの持っていたよ」
と。

その子はお母さん大好きなのでしょうね。
いろいろと考えて真剣に選んでいました
もしその子のお母さんがこの光景を見たら感動するだろうなと思って、
夫と子どもがピアスを選んでくれるなんて幸せなお母さんだな~
と、ほっこりしながら、自分のアクセサリーを選んでいました。

我が家も男の子2人と、女の子1人がいます。
もし夫と子どもたちが一生懸命私のことを考えて選んでくれたピアスなら、どんなピアスでも嬉しいです。
なので、「難しいね」と子どもが言っているのを聞きつつ
「いやいや、どんなピアスでもお母さん喜ぶよ♡」
と思っていました。

男3人が、お母さんのためのピアスを選ぶのは難しいらしく、ピアス選びはかなり難航していました。

ときどき聞こえてくる
「あきらめる?」
という声に、私は心の中で
「あきらめないで~~!!!」
と叫んでいました。

しかし!
ついにその時が!!

お兄ちゃんが
「妹かお姉ちゃんがいればよかったね。あきらめる?」と。
お父さんも、
「そうだね。花だけにしよっか」と。

ちょっと待って!!!
本当に、待って!!!


今ここであきらめたら、
今までお母さんを想って選んでいたその時間も、お母さんは永遠に知ることがなくなる。
お花だけもらっても、それはそれで嬉しいけど、男3人でああでもない、こうでもないと選んでくれたピアスがあった方が、もっと嬉しいに決まってる!!

そもそも、どんなピアスでもうれしいはず!

私は全くその親子とは見ず知らずなのですが、もしも私がその子のお母さんならわが子が私のことを想って選んでくれたピアスは嬉しい!
その気持ちを知る機会がなくなっちゃうのは悲しい!

そう思うと、つい、口が出ちゃいました。

「あきらめないでください!
ぜひプレゼントしてあげてください!」
と。

(ごめんなさい。人様の話に勝手に口を突っ込んで)

その後、私はそのお店を出たので、結局ピアスを買ったかどうかはわからないのですが、買っていてくれたらな~と思います。

プレゼントもらうのって、その物をもらうだけじゃなくて、その人が相手のことを想って選んだ気持ちもセットですよね。

一生懸命お母さんのことを想いながら選んだその気持ちの結晶がプレゼントなので、ぜひその結晶をお母さんに渡してほしいと思いました。

あの子の気持ちの結晶が、お母さんに届いていますように♡