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I am Spartan!

去る6/1(土)に東京ドイツ村で開催されたSpartan Raceに参加してきました。Spartan Raceへの参加は昨年に続いて2回目です。Spartan Raceはまだ知る人ぞ知るという感じですが、簡単に言ってしまえば大人の障害物競走です(正確に言えば、子ども部門もあります)。ただ、障害物競走といっても、運動会というよりは、Sasuke的なものです(ただし、一つ一つはそこまで超人的能力を求められるわけではありません)。

Spartan Raceには距離別にいくつかの部門があります。昨年はSprintという5kmの部門に参加したので、今年はSuperという10kmの部門も一瞬考えたのですが、昨年10km部門に単独で参戦したAさんの「全力でスパルタンレースを楽しむことに重きを置くのであれば、5kmがベスト」という意見もあり、再び5kmに挑戦することに。結果的にはやはり正解だったと思います。

昨年は早々に枠が埋まってしまい、参加希望者はもっと多かったものの、3名(がSprint、+ AさんがSuper)の参加になってしまいました。今年はもう少し早く動き始め、弥生のメンバー以外にも声をかけたのですが、今年はさらに枠が埋まるのが早く(過去最高の参加者数だったらしいです)、結局今年も希望者全員参加はならず弥生メンバー+私の6名での参加となりました。昨年はAさんだけ別部門で、かなり孤独だったそうですが、今年は念願叶って全員一緒に走れました。

当日朝

大会は6月早々ということで、一週間ほど前の時点での天気予報は雨/曇。Spartan Raceは雨が降っても、雪が降っても開催ですが、そうなると泥まみれになるのは確実。何とか雨が降らないでほしい、できれば地面も乾いた状態であって欲しいと願っていたところ、数日前から曇/晴の予報に。蓋を開けてみると、晴天。前日は少し雨が残っていましたが、地面は若干のぬかるみ程度とまずまずのコンディションとなりました。

朝9時半に集合し、アクアラインを渡って木更津へ。夜は一軒家を借りてBBQでの打ち上げを予定しており、まずは木更津のCostcoで買い出し。結局現地入りしたのは12時過ぎ。過去最大の参加人数(+東京ドイツ村には一般の家族のお客さまもいらっしゃっている)のため、駐車場が見つからず、また受付も大混雑で、出走準備ができたのは13:45のスタート時間ギリギリ。その間にお昼はバナナとエネルギーゼリーでサクッと。そのせいか受付時点から足が攣るような感覚があり、ちょっと嫌な感覚です。

スタート

"Who am I?"
"I am Spartan!"
"What is your profession?"
"Aroo!, Aroo!, Aroo!"

Spartan Raceのお決まりの掛け声

というSpartan Raceお決まりの掛け声と共にスタート。応援メンバーににこやかに手を振りながら、元気よくスタートした…のですが、あれ、やっぱり足が攣りそう。

Aroo! Aroo! Aroo!

スタート直後はラン中心。最初の方で出てきた障害物も難なくクリア(ですが、やっぱり足が攣りそうな雰囲気)。昨年とは若干コースが変わり、今年は走る距離である5kmを前半でほぼ消化。後半はほぼ障害物だけ。

1ミス

障害物が立て続けに現れるエリアに到着。最初の方の障害物は難なくクリア。とにかくグリップが大事ということを昨年学んだので、今年はワークマンで手袋を調達。これがしっかりグリップしてくれてかなり安心感があります。

これが結構重い
ここらへんは難なくクリア

そしてやってきたのが雲梯(的なもの) その1。去年クリアできなかった4つのうちの一つです。よくグリップする手袋の助けを借りてクリアしたいところですが、左手からスタートし、右手…と手を伸ばしたところで、何といきなり右ふくらはぎに激痛が。右手をグリップすることもできず、その場で落下、そして動けません。

後ろの方に迷惑なので、何とか移動するものの、完全に攣った状態。仲間に足を押してもらうものの、押したらいいのか、引いたらいいのか、わからない状態に。涙目です。まだ前半1/4ぐらいなのに。

救いの手は仲間から。昨年も1ミスで軽々とクリアしたMさんがこれ飲んでと「コムレケア」を差し出してくれました。何これ、と思いつつ藁にもすがる思いで飲みくだします。少し落ち着いたところで、何とかリスタート。しかし、足はまだかなり痛く、無理をするとすぐに攣りそうです。

その後2~3の障害物は結構ヒヤヒヤでしたが、何とかクリア。そしてやってきた有刺鉄線。昨年は途中まで匍匐前進で、途中から転がりましたが、今年は余裕がないので、最初から最後まで転がって済ませました、笑。

ひらすら転がる

2ミス

有刺鉄線をクリアした頃には薬が効いてきたのか、足もいうことをきくようになってきました。まだ危うさを感じなくはないですが、何とかなりそう。

そして迎えたのが、これも昨年クリアできなかった雲梯(的なもの) その2。そしてこちらは無事にクリア。途端に楽しくなってきました。全クリアはもう不可能だけれど、昨年よりミスの数を減らしたいという欲がむくむくと湧き上がってきます。

あともう少し!

その後いよいよ現れたのが、ロープ登り。これも昨年の4ミスのうちの1つです。これは事前にSpartan Raceの最上位部門完走者からコツを聞いており、イメージトレーニングもしていたのですが、いざ本番となると全く手がかりが得られず、あえなく断念。これで2ミス。

クライマックス

そしていよいよ本日のクライマックス、槍投げ。雲梯やロープ登りは難易度は別として普通に経験したことがあると思いますが、槍投げは陸上部でない限り、普通は経験はないもの。槍を投げて的に刺さったらクリアです。昨年の4ミスのうちの最後の一つ。

これは軽くクリア

槍投げエリアはだいぶ渋滞しており、かなり待った後にようやく順番がやってきました。手にした槍は意外に重い。泣いても笑っても一発勝負。助走して、やや上目に投げたところ…、さ、刺さった!!! 自分でもビックリで、思わずガッツポーズ。

うぉりゃ〜!

そしてゴールへ

もう競技も終盤戦。45kgの石の球を持ち上げて運び、ネットの山を登って降りて、最後は6人で手をつないで燃え盛る(大袈裟)火の上を飛び越えて、そしてゴール。結局2ミスということで、昨年(4ミス)よりも良い結果となりました。

45kg(100ポンド)を抱えてよちよち
登って降りて
決死の思いで(笑)、燃え盛る火を飛び越える

それにしても仲間で助け合いながら障害物を乗り越えるのが楽しかったこと。攣って死にそうになったことも、もはやいい想い出です(でも来年は事前に薬を飲んでおこう)。応援の皆さんも有難うございました。

打ち上げはBBQ

終了後は皆で移動して、富津の海際の一軒家を借りて打ち上げです。運動後のビール、そしてCostcoで仕入れた牛肉のBBQがまあ美味しかったこと。焚き火と海を見ながらまったりする時間も最高でした。ですが、最後の方は記憶がないような…、苦笑。

いやー、しかし楽しかった。一人では苦しくても、皆であれば楽しい。来年はもっと大人数で参加したいので、早め早めに動くようにしたいと思います。そして来年こそは目指せ、念願のノーミスでの完走。

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