名古屋で台湾パワーをチャージ！夜市感あふれる「ニュー台湾酒場クマネコパンチ」で絶品料理を味わってみた
台湾夜市を思わせる電飾看板が特徴的で、明るくにぎやかな「ニュー台湾酒場クマネコパンチ名駅店」。
壁一面に貼られたメニュー表には、お馴染みのものから見慣れないものまで多様な台湾料理がずらり。どうやら料理のラインナップにはただならぬ想いがありそうです。
「クセになる味」「クオリティが高い」と噂されるこのお店にて、激ウマ料理をたっぷりと堪能してきましたのでその魅力を紹介します！
ここは台湾？開放的で遊び心満載な酒場
ニュー台湾酒場クマネコパンチは名古屋駅から徒歩11分、国際センター駅から徒歩7分の江川線沿いにあります。
人通りの多い通りに面しており、外から店内が丸ごと見えるほど、オープンで開放的な空間が広がっています。店内は中国語の電飾看板や、壁一面に貼られたお品書きがにぎやか。店員さんの活気ある声が響き渡り、まるで本場の台湾夜市のようです。
テーブルごとにぶら下がっている鶏のおもちゃは、なんと呼び鈴だそう。店員さんを呼ぶだけで自然と笑顔になります。
「明るい気持ちになれるお店」がコンセプト
「ニュー台湾酒場 クマネコパンチ」がオープンしたのは、2021年7月のコロナ禍。名古屋市内に飲食店を展開するプライムワークス株式会社の高橋努社長が、「元気がない今だからこそ、ちょっとでも明るい気持ちになれるようなお店をつくろう」と考えて誕生しました。
台湾をモチーフにしたのは、高橋社長の「台湾好き」が影響しています。海外旅行が好きで今まで100カ国以上の国に行ったなかでも、人の優しさに魅了されて何度も足を運んでいるのが台湾だそうです。
激辛系ビジュアルの「よだれ鶏」を食べてみた
「ニュー台湾酒場 クマネコパンチ」のメニューは50種類以上。定番料理にしようか、それとも見慣れない料理にしようか。どれも魅力的で選びきれません。
迷った末に、店員さんにオススメ料理を伺ったところ「よだれ鶏です！」と即答で教えてくれました。
「よだれ鶏」とは鶏むね肉に辛いタレをかけた台湾や中国の定番料理。メニュー表の写真を見ると中身が見えないほど唐辛子が山盛りに乗っていて、その見た目は完全に激辛系です。
「辛いのは苦手だから食べられないかも……」と躊躇しましたが、「激辛ではなく旨辛ですよ! 」と背中を押してもらい、勇気を出してオーダーしてみました。
こちらが、店自慢の「よだれ鶏」です。小ぶりの器に、鶏むね肉、白菜、パプリカ、小松菜が盛られており、その上にはたっぷりと唐辛子パウダーがふりかけられています。
心の中では「絶対激辛でしょ!? 」と疑いつつも、もう後戻りはできません。
心の準備が整ったところで、ポットに入った熱々の自家製ネギ油が登場。よだれ鶏の上に注がれると、ジューっという音と共に、香ばしい香りに包まれます。
恐る恐る一口食べてみると……まさに旨辛！ 市販されている中辛のカレー程度の辛さで、激辛ではありません。何種類もの唐辛子をブレンドしているからこそ味に深みがあり、野菜の甘味も相まって辛さよりも旨さが引き立っています。
味も見た目も楽しめる！魅力あふれる台湾の味覚が大集合
「ニュー台湾酒場 クマネコパンチ」はまだまだ魅力的なメニューがいっぱいです。その中でも特に人気があるメニューを厳選して紹介します。
まずは、台湾料理のおなじみ「小籠包」。セイロに入った小籠包が蒸したて熱々で提供されます。やけどに注意しながら一口食べると、ジュワッとあふれ出るスープがたまりません。みんな大好きな間違いない味です。
さっと出てくるので、最初の一品に人気だという「スパイス玉子」。黄身がトロトロすぎず、硬すぎずという絶妙な茹で加減の玉子に、スパイシーな味がしみています。激辛風な味付けをイメージしましたが、辛味はほとんどありません。
テレビ番組で紹介されたこともある「こぼれ麻婆豆腐」。高橋社長の「麻婆豆腐を丼いっぱいあふれさせたらおもしろいのでは？」という遊び心から生まれた、インパクトある見た目が人気です。山椒の風味が効いた華のある味わいが台湾風。一度食べたら忘れられない味です。
スイーツ部門の人気メニューは「くまねこ饅頭」。こちらも蒸したてがいただけます。ふんわりと蒸されたパンダの中身はあんこ。スイーツといっても甘すぎず、食事の合間でもパクパク食べられます。
「あまりの可愛さに食べる機会を逃して、最後に食べようと思ったら冷めちゃった……」という時は、店員さんにお願いすると温め直してくれるそうですよ。
ドリンクの一番人気は、「くまねこ特製クリームソーダの酎ハイ」。見た目のかわいさに加えて、バニラアイスが美味。ノンアルコールにも変更できます。
ウーロン茶、ジャスミン茶、パッション茶のオリジナルブレンド「くまねこ特製茶割」もオススメです。一口飲むとふわっと芳醇な香りが口に広がります。使用されているパッション茶は、採算度外視の高級な茶葉でした。これを茶割に使うとは……お茶のブレンドにさえ妥協していないとは驚愕です。こちらもノンアルコールに変更できます。
テイクアウトメニューも用意しており、ご近所に住むファミリーに人気なのだとか。
中華あんかけカツ丼、青椒肉絲丼、ルーロー丼、ホルモンスタミナ丼など各種丼ぶりが充実しています。ボリュームたっぷりのチャーハン類も人気です。
至高の味をめざすのは、お客さんの笑顔を見たいから
「ニュー台湾酒場 クマネコパンチ」では料理のほとんどをお店で仕込んでおり、ラー油まで自家製です。ドリンクメニューも抜かりなく、紹興酒レモン漬けや、自家製レモンサワーシロップなど美味しさをとことん追求しています。
絶品メニューの味を決めているのは高橋社長。各国で美味しいものを食べてきた経験で舌が肥えていることから、味に対する妥協は一切ありません。高橋社長の厳しい審査を通った品だけが新メニューとしてお店に登場します。
食材や味のクオリティに徹底的にこだわるのは、お客さんに喜んでもらいたいからこそ。台湾料理だけにこだわらず、日本人になじみのある中華料理やだしまきたまごなどの居酒屋定番メニューも常に開発を続けています。だからこそ、ただの台湾酒場ではなく「ニュー台湾酒場」なのです。
本場の台湾で料理を食べて、さらに美味しさを追求したい
「ニュー台湾酒場 クマネコパンチ」の魅力は料理だけではありません。明るくてサービス精神旺盛な店員さん達の人柄もまた、お客さんを魅了しています。
「飲食業界は体力勝負で苦労も多いですが、心を込めてつくった料理を『美味しい！』と食べてもらえたときが最高に嬉しいんです。お客さんの笑顔があるから頑張れます」と語る店員さん。心底、飲食業界に惚れこんで日々邁進しているのを感じられます。
人情味あふれる店の雰囲気を慕う常連客は多いようで、土日は予約がないとすぐに満席になってしまいます。
店員さんの夢を聞いてみると「台湾夜市に行って、ひたすら台湾料理を食べること」だと言います。現在は店の営業が忙しくて台湾に行くタイミングを逃しているそうですが、「近いうちに本場で台湾料理を食べて、美味しい料理をさらに追求したいです」と意欲を語ります。料理に対して真摯に向き合い、研究を続ける姿勢に胸を打たれました。
メニューは随時更新されていくとのことで、今後どんな新作が登場するのか楽しみです。
これからも「ニュー台湾酒場 クマネコパンチ」は進化を続けます！
ニュー台湾酒場 クマネコパンチ
住所：〒450-0002
名古屋市中村区名駅5丁目31-13 シグマケミカル名古屋ビル 1F
名古屋駅から徒歩11分 国際センター駅から徒歩7分
TEL：052-888-1744
営業時間：火～金； 11:30～14:00 （ラストオーダー13:30）
15:00～23:30 （ラストオーダー23:00）
土日祝； 15:00～23:30 （ラストオーダー23:00）
定休日：月曜日
公式Instagram：https://www.instagram.com/kumanekopunch_meiekiten/
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食べログ：https://tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23078192/
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