見出し画像

アレンジが先?トップラインが先?音楽を作る手順

今までたくさん音楽を作ってきてて、スムーズにいく時もあれば全然捗らない時もあって、何がどう違うんだろうって悩んだこともあったけどここ最近は自分に合った方法がわかってきているので紹介していきたいと思います。

曲を作る工程はだいたい皆んな似通っていると思います

メロディ作成
歌詞作成
アレンジ作成

の三点です。
ジャンルによっては、

トラックメイク
リリックメイク

という人もいますね。(ジャンルが変わると言い方が変わる・・)

全てを同時進行する事も多いと思います。きっとお金と時間の余裕があったら僕もそう言う作り方をしてると思います。(理想の製作環境は最後に書きます。)

僕の場合、製作速度が早い順だと、

1.メロ→作詞→アレンジ
2.メロ→アレンジ→作詞
3.アレンジ→メロ→作詞
4.作詞→メロ→アレンジ

ですね。ちなみにアレンジの後、作詞→メロとすることは僕はないです。アレンジをしてる時にメロがどんどん出てきてそれに沿ってアレンジもするからですね。

画像1

まずはざっくりとした全体のサイズを紙に書いて考えます。全体像が見えてる方が圧倒的に進行が早いんですよね。よっぽど急いでる時はまず間違いなくこれからやります。転調する場合も大抵先に決めてあります。

画像2

メロと歌詞の調整ですね。この画面はシベリウスに清書してありますが、これは本当は最後にやってます。笑
最初は携帯のボイスレコーダーに録音して進めています。(昔はテレコとかMDに録音してやってた、今は便利だなぁ。)

ちなみにMacに最初から入ってるPhoto Boothっていうアプリで動画で記録していく事も多いです。空気感のようなものも一緒に録音されるからです。

画像3

作詞を、最近では自分で書かず、誰かに任せることが多いです。写真のように赤ペン先生みたいな事をやってやりとりして最終的に決めていくことが多いです。

画像4

そしてアレンジですね。

これはもうみなさんご存知の。

最近の自分のマイブームは、オクターバーをかけて一オクターブ上と、一オクターブ下を薄く追加して、厚みのある単音でメロを作ることですね。

最新曲のメインは、全部で6個も同じ音を入れてます。笑
そして内3つはアタックの速さが違う音を追加して左右に振ってステレオ感を出しています。これは真ん中にメインメロが来る事を想定しています。

ここでは歌は入っていませんが実はメインメロが存在していて、このあと作詞家さんに投げるところです。歌が入ったらもっとかっこよくなりそうで期待しています。(歌手さんは決まっていないんですが・・・)



そして冒頭に言ってた、理想の音作り、ですが

まず環境から変えると思います。
目指してる音に合った景色が見れる場所が良いですね。

例えば綺麗で爽快感のあるアルバムを作るのであればアイスランドにでも行ってオーロラ待ちでもしながら書くでしょうし、

クラブミュージックであれば部屋をクラブのようにして爆音がなる環境で作るでしょうね。でも以前ライブハウスを貸し切って作曲した時は、ちょっといまいちだったんですよね。。なんだろうほとんどのライブハウスって世界観、、、無いよね??笑

あとは作曲のできる歌手さん、作詞家さん、と過ごして全部を同時進行していけたら最高ですね。

でも今現在はそういうことができないので、プロジェクタにAmazon prime videoを繋いで、何かしらの映像を流したまま作ろうと考えています。

どういう作品になるだろうね。期待です。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?