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apolloよりMbox3の方が実は良いのでは・・

今日もふと気になったので試した事を書きます。それはapollo twin実は音良くない説
僕、
心当たりがあるんです。実は前に使ってたのはapollo 8pというラック式の上位モデルだったんですが持ち運びのフットワークを軽くしたくてapollo twinに買い換えたんです。その時、違和感を感じまして「アレ???音が悪くなった・・??」という事です。
まあ上位から乗り換えたわけなんで当然っちゃあ当然かと思いその時は対して気に留めませんでした。

しかし、今日Mbox3を繋いで録音してたら気づいてしまった

Mbox3の方が音がいいかもしれない・・・

本当は今日はMbox3に付いてくるコンソールミキサーの便利さについて書きたくて録音等やってたんですが、まさか音までMbox3の方が良いとは・・・。
簡単な同じボーカルをこの2つのインターフェースを使い録音し比べました。なるべく同じように歌いました。同じ距離、同じ声量、もちろんアンプなどの数値はいじらず同じままで。

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色が濃い方がapollo 薄い方がMbox3ですね。つまりほとんど同じなんだけどapolloの方が拾ってる周波数帯域が狭い。
聴感上、体感上もなんだかapolloの方がすでにEQで削ったような軽い印象を受けました。

まあ本当に大した差ではないんですが。どうせ低音とかあとで削るし。
低音の下がり始めるポイントが、
apollo  140くらいから
Mbox 130くらいから
とちょっと違いました。

ふーむ。。。

これを書く予定ではなかったんだけどな。。笑

本当はこの2つの機種に付いてくるコンソールミキサーソフトの使いやすさを比べたかったんです。
結論から言ってしまうと、僕のようにボーカル録音をたくさんする人にはMboxの方がより詳細なセッティングができるので便利なんです。

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こんな感じのUIですね。
何ができるかと言うと、インプット、アウトプットを何をどこにどれだけ音を返すのかという設定がすごく細かくできるんです。

例えば、歌手の人に返すアウトがOut3-4だとして、そこだけに独立して、
①自分の返し
②伴奏
③クリック
④リバーブ
を返すのも楽なんです。この音量の返しはスピーカーとかヘッドホンとか他のアウトには反映しません。例えば伴奏をものすごく下げて歌手が歌ったとしても他のリスナーには関係ないです。

ヘッドホンA とヘッドホンBで全然違う音を返すことも簡単です。
例えばバンドだったら、
歌手にはドラムとギターだけ返して
同時録音するギターさんにはクリックだけ返す なんてことも容易いですね。

このMbox、僕はもともとライブで打ち込みサウンドとバンドを同時に演奏する時に使ってたんです。ドラムにだけクリックを送って使ったり、歌手さんにだけクリック送ってリズムのない箇所の同期に使ったりしてました。

でもMbox3って、普通のレコーディングスタジオと同じことができるんでは??と今更気づいたんです。チャンネル数こそもちろんそんなに多くはないので同時に二人くらいしか(3人はギリいけるかな)録音はオペレートできないけどでも僕には十分。

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Aston MicrophoneのOriginともなんか色合い似てるし。セットアップみたいでテンションは上がる。(まあ本番はもっと音の良いNeumannで録るんだけどね。)

このMbox3

なんと今はメルカリとかで2万円くらいで買えるんです。今。僕は発売当時10万円だして買いましたが。。。こんなに便利なコンソールついててこの価格、得だと僕は思いました。ちなみにMbox3の大きいやつじゃないとこういった機能は使えないそうなので注意してください。

apollo twin Mk2のメリットは、トークバックが付いてることなんだよな。。
あと拡張機能。ADATで繋げば同時録音の限界をいくらでも増やせるっていう事。他のapolloと繋ぐこともできるし。可能性っていう面ではapolloなんだよね。でも大規模なスタジオ作る時じゃないと活かせないから、やっぱり音楽作家の僕には今はMboxで良いかなと。


あ、

つまみ折れた 泣

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すぐに接着剤で止めました。

まだまだMboxには頑張ってもらいたい。

追記

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こんな感じで使用しようと思っている。

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