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DAW比較 1 - Protools ?

作曲、トラックメイク、をする視点からDAWを比較!!
Pro tools ? Ableton Live ? Studio One ?
自分に向いてる作曲ツールはどれなのか、最初は迷いますよね。使って見たもののなんか違う、、ってことも僕も何回かありました。いつも作るジャンルの音楽なのにDAWを変えたらなんか違う。。ということもあるんですよね。僕なりの使い方を書いて見ます。

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Pro tools

言わずと知れたツールですね。「DAW」や「DTM」という言葉が存在しない時代からあります。僕もそんな言葉がない頃から使ってます。昔はDigidesignという会社でしたが今はAVID社が買い取ったことでAvid Pro toolsになってますね。昔から、録音 / 編集、をすることに長けています。最近のDAWと比べてもかなり録音がしやすく、編集もProtoolsだとかなり安心します。
・作曲する上で感じること
結論で言うと昔と違ってMIDI関係もかなり強化されていて作曲も普通にできます。ただし最初から入っている音源は昔のものが多くあまりリアルな音ではないのが多いです。

Xpandという音源は使いやすいのも多く今でもよく使っています。アンビエント系シンセや、ハープ、琴なんかも良い雰囲気になります。ピアノもかなり使いやすい音で昔はよく使っていました。
ドラムの音がちょっと古臭く、カラオケっぽい音が多いですね。

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Vacuumは音が太いのでベースを入れる時にいい感じになってくれます。

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でもProtoolsで本格的に作曲をする場合は別でプラグインを買い揃えていないとモダンな曲は難しいなと感じます。物足りないなっていう感じですね。

その代わり1176コンプモデリングは結構好きで全てのトラックに軽めにかけて使うなんてこともしてました。ガッツのある前に出るサウンドになるので。あまり知識がなくコンプをかけ過ぎてしまう、なんて人でもあまりコンプ感がないプラグインなので使いやすくて良いと思います。

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細かい事なんですが、MIDIのリージョンをつまんでaudioトラックにポイって投げると勝手にMIDIをaudio化してくれるんです。実は僕はこの機能がすごく捗るなって感じます!
audio化した方が細かいサスティンや、ダイナミクスの調整ができるからです。例えばMIDIで、ポーンとならしたピアノ音を、リバース音に変える作業も他のDAWより早くできます。(Bitwigにはこれに似た機能があり結構良いです)

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MIDI音の一部をコピーしてリバースっていう使い方をする時、時短できて好きです。わずかな時間差ですけどね、笑
作曲って長時間やる事が多いからそのほんのちょっとがストレスだったりしてます。笑

あとは製作中のサウンドがProtoolsの方がくっきりとしていて奥行きまでも聴きやすく感じます。書き出せば他のDAWと音質の差はないとの事ですが、音のプレビューが聴きやすいとミックスがしやすくなりますよね。

あとはVocal Trackを録音している時、アイディアを録音するのにどんどんトラックが増えてしまう事があるのだけどPro toolsだと”プレイリスト”というトラックを後ろにどんどんためて行く機能が付いているので、トラックが多すぎて邪魔になるという事がなくて視認性が良いと思います。もちろんギターの時とかもそうですね。アイディアをたくさん録音しておいて最後にどれかに決めるっていう作り方が好きな人は良い機能だと思います。

これは僕がよくやるテクニックの一つでもあるのですが、MIDIで作ったシンセとかのStereoトラックをaudioトラックに書き出して、それを2トラックに分けます。そして片方の全体をほんの少しずらして、さらにピッチ調整で微妙に音をずらします。そうすることによって左右から聞こえるパートを作って抜けをよくしたり包まれる感じを作るんです。実はこれが他のDAWでできない事がある。。

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こんなミックスもProtoolsではやりやすいなって思いますね。


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