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DAW比較 3 Studio One 3(サンプル音源あり)

今回はStudio One でどんな音が作れるの?どんなサウンドになる?っていう部分を書いてきます。
この記事のためにサンプルサウンドを作りました。実はDAWに最初から入ってるプラグインとかだけで作るのってしんどいです、笑
あれやりたい!これやりたい!って思っても、あ、これはサードパーティか。。(iZotopeとかwavesとかね)ってなってしまうのでじゃあ初期装備だとどれでやるんだ??ってなることが多いです。シンセで作られてるハイハットどこだーーとか探すのが大変です、探せないなら一から作ってしまおう、あれ?このシンセ、トランジェントシェイプのアサインどうやるんだ?みたいなね。

そして作ったのがこんなサウンドです。

実はこれ二曲目です。一曲目にはポップスを作ろうと試みました。でもほんのちょっとだけ満足いかない音があり、やめました。

そしてEDMっぽい曲を書きました。このことから初期装備で作りやすいのはEDMと思いますね。他にもHIip Hopみたいなサンプリングサウンドも作りやすいと思います。もちろんサードパーティを入れたらもっと様々なジャンルが作りやすくなると思います。

まずかっこいいwavサンプルが多いですね。どれか一個つまんでそのまま一曲最後まで作っていけるポテンシャルのあるセンスを感じました。

impact というサンプラーにいろんな音が入ってるので、主にドラムサウンドでしたがこれを開拓して行ったらもっと良いサウンドが作れそうでした。
このimpactの面白いところは、トラックにさすだけで各パッドを自動でパラレルアウトしてミキサーに表示されるところですね。つまりここだけ音を下げたいとか、ここだけリバーブをかけたいとかという作業が楽になるんですね。ミックスが楽ですね。もちろん一個のトラックで管理したいということも設定を変えれば可能です。Ableton LiveでもできるのですがStudio Oneに比べると手間はかかりますね。

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Precence XT というソフトウェアサンプラーにピアノとかのPOPSで使いそうな音はたくさんはいっていてポップなのも作れるようになっています。
ただ、僕はちょっと物足りなさがありフォークポップスとかを作る際はサードパーティを使用すると思います。

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そしてアナログシンセモデリングのMai Tai という変わった名前のシンセが入ってます。これは結構良いですね、太くて存在感のある音が出てくれます。ソロパートとかベースとかで重宝するでしょうね。

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ミックス用のプラグインは、周波数ごとにコンプをかけるOTTも入っていますし、左右の音の広がりをコントロールするwavesで言う所のStereo imagerも入っています。そして視認性の高いEQがあり周波数帯域の被りをしっかり管理できて使いやすいと感じましたね。
今ではほとんどのDAWがアナライザー付きのEQだけど、僕は昔はPro toolsをメインで使っていたのでこれは見やすいと感じました。PTにはアナライザーは付いていない。

EDM系を作りたい人はFL studioを買うのが定番ですが、Studio Oneも可能性としてはありですね。

フェードを書いて躍動感のあるサウンドを作りたい!っていう場合はやはり一手間かかるDAWと言えますね。他の多くのDAWもそうですけどね。

サウンドの方ですが、これはまた別の機会にしっかり比較する予定ですが、すごく綺麗に鳴ってるなという印象がありました。
こちらもミックスダウンしてしまうと同じになってしまうかもしれないので、外部録音したばあいとミックスダウンとでしっかり検証していく予定です。

ではまた!

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