「ぼくはもう 学校にも月にも帰りたくないんだ。」
という銀色夏生の詩を、何故かずっと覚えている。初読はもう遠い遠い昔。
たったそれだけの短い文字の集合に、しんと静まり返る心を見る。
その頃には帰れない自分を懐かしく見る。
遠き山に火は

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