スペースダンディ2期4話「ビッグフィッシュはでっかいじゃんよ」

3話に関しては特に言うことないので飛ばす。
3兄弟?が合体したら見た目が在校生データと合わなくなって速攻でつまみ出されたとこは面白かった‪w
多分アメリカンなスクールカーストものあるあるが詰まってるやつなので、知ってればハマるのかもね。

で、ビッグフィッシュ
これもあんまりシナリオに関しては言うことないんだけど……
映像がとにかくカッコよくて、配色の妙とか単純化の妙とか、アニメの表現ってこうじゃんよ!と思った。
こういう、劇場版とか自主制作みたいな独特の雰囲気の映像が見られるのはスペースダンディの魅力だよね

見てる最中から絶対押山さんがやったのこの回じゃーーんて思って(『押山式作画術』買ったのでスペースダンディに参加したの自体は知ってる)、ED見たら脚本・演出・コンテ・サブキャラデザイン・作画監督・原画が全部押山さんで笑った

良かったところ。
いかにもな偏屈爺さんがいかにも偏屈に「けぇれ!(帰れ)」って言ってるとなんか笑っちゃう。
メタというかあるあるで笑いを回収してくやつのひとつかな。

SF的な要素。
3000年に1度彗星が近づくとかいうやたらスケールがでかい話と、それにまつわる伝説、実は魚は異星から来ていたのだった!っていうダイナミックな構図。
スケールのでかい雄大な話はそれだけで人を惹きつけるんじゃないかなって思う。一応辻褄は合ってる前提で。逆に辻褄なんて「一応」合ってればいいんよな。

なんといってもこの回の目玉は映像美!
最初でも触れたけど……。
海を黒紺、海中の泡を薄い紫の丸で表現するとか、波のうねりとか、キャラの色指定もいつもと少し違ったような?陽光下は同じだけど特殊光での雰囲気が違ったのかもしれない。
とにかく、色や形の大胆だけど安直ではない省略、遊びがかっこよかったな。
夜だからってね、暗い色を上からかけりゃいいってもんじゃないんだよ。聞いてっか、鬼滅アニメ、画面が暗いんだよ(唐突な悪口)
ありのままをとりあえず描いてみましたーみたいなんより、せっかく手間かけて絵を描いてんだから工夫が欲しいなって思いますね、特にエフェクトとか特殊光下での色指定とかは。


以上

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