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No.9 教師いじめ

お母さんお母さんと泣く事も治り
友達もたくさんでき、
でも相変わらずクラスの男子の
イケメンランキングをつけていたかやまは
2年生になった。

2年生になると、女の子の友達よりも
男の子の友達とよく遊ぶようになった。

その当時のかやまの言い分はこうだ。

「女の子はおままごととかリカちゃん人形とか
家でじっとしてる遊びばかりで嫌だ!
外で思いっきり鬼ごっことかサッカーとかして
遊んでいる方が好きだから男の子と遊ぶ!」

なんて活発な女の子だったのだろう。

でも保育園時代とは打って変わって、
髪は伸ばして長くなり、
服装もジーンズをよく履いていたが
女の子らしい格好になっていた。

ただ走り回って泥だらけになって遊びたい。

そういう女の子がいてもおかしくはない。
むしろそれが好きなら決して否定はできない。

放課後は男の子とばかり遊んでいたので
当然クラスでも男の子との絡みが
多くなっていった。

次第に男の子のような喋り口調、態度、
一言で言うとやんちゃで生意気になっていき、
男の子と数人とよく担任の先生をからかっていた。

授業中は先生の話を全く聞かず
勝手にトイレに行ったっきりクラスに帰らず
ボイコット状態になり、

先生に指摘されると反発して
アホ、ボケ、だのと暴言を吐く始末

しまいには暴力を振るう素振りなどをして
先生を大変困らせていた。

挙句先生は階段で泣いていた。

泣いているところを目撃すると
茶化してクラスに言いふらし、
余計先生を泣かす。

なんて悪ガキだったのだろうか。

そしてそれは先生に限らず
少し根暗な男の子にちょっかいをかけ
よく喧嘩して椅子の投げ合いを
する事もあった。

やんちゃでいじめっ子。

それが2年生のかやまだった。

でも3年生になるとそれも成敗された。

何があったのか。
そのお話はまた次回。

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