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精神科医がみたスゴイ先生

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小生が知る(色んな意味で)スゴイ先生たちを紹介!
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記事一覧

【精神科医がみたスゴイ先生(8)】
某大学で教授のゴーストライターをやっていた医師の話。毎月5-6報の論文を書いていましたが周囲からは"学術的価値がない"と揶揄されていました。ところが投稿した雑誌のIFが上昇したお陰で後に彼は教授になったそうです。量は質を凌駕する...ですね。

【精神科医がみたスゴイ先生(7)】
息子さんが引きこもり&DVのドクターの話。ある日、左頬を腫らして出勤。理由を聞くと息子さんに昨晩殴られたとのこと👊今日は休んでは?と勧めるも「こうすれば患者さんから見えないので大丈夫」とマスクをして外来へ行きました…。本当にタフなドクターです😭

【精神科医がみたスゴイ先生(6)】
先輩医師「先生は鬱病の患者さんに何を処方するのが最良だと思う?☺️」
小生「(当時発売されたばかりの)フルボキサミンですか?🤔」
先輩医師「薬じゃないよ。我々が処方するべきは”希望”だよ😉」
今でも尊敬する先輩医師からの助言です!

【精神科医がみたスゴイ先生(5)】
まだ大学病院で喫煙がOKだった時代の話。精神科病棟にも喫煙所があったけど、ヘビースモーカーだった先輩医師は終日喫煙所で患者さんと一緒にタバコを吸い、そこでのやりとりを夜遅くカルテに書いてました。患者さん目線でとても優しい先生でした☺️

【精神科医がみたスゴイ先生(4)】
小生の同期には変わり者が沢山いたけど敬語が使えない人がいました。研修医時代の回診中、教授にタメ口をきいて半年後に僻地に飛ばされたそうです。今彼がどこに勤務しているかはわかりませんが、なんだかスゴイですよね😅

【精神科医がみたスゴイ先生(3)】
小生の出身大学の外科医の話。夜遅くまで手術をした後、研修医を連れて焼肉屋に行き、午前1時に帰宅して風呂の中で寝てから朝5時に出勤するスーパードクターがいました。その先生、後に某国立大学の教授になりました(まだあんな生活しているのだろうか…🤔)。

【精神科医がみたスゴイ先生(2)】 小生が勤務していた病院の顧問をしていた小柄な老精神科医の話。その先生は柔道の有段者で、学生運動が盛んなころ教授室に乱入した活動家らを一網打尽にしたとか。患者さんにはとても優しいご老人だったけど、そんなスゴイ過去ががあったとは…😅

【精神科医がみたスゴイ先生(1)】
母校の某教授の話。晩年パーキンソン病に罹ったけど、自分の症状(振戦・筋固縮など)を医学生に見せて「これがパーキンソン病の症状だぞ」とパーキンソン病について講義したそうです。大学教授の鑑(かがみ)ですね。
(好評ならこのシリーズ続けますね☺️)