ミニマリストと言う割には随分と持ってませんか
能ある鷹は爪を隠すものらしいけど、悲しいかな、能なしのバカは曝け出すしかないようです。
#この夏ほしいもの
・欲しものを考えると処分する物の話しになるのは何故
この夏ほしいもの」を考える。
欲しいものは沢山あるけれど、夏と付くと急に狭くなる。
あまり思い当たらないから、随分と物欲は減ったのかもしれない。
物欲にまみれた時期が続くと、不意に断捨離したくなるのだ。
例えば本棚に本が増えすぎると、一気に処分する。
思えば、本の処分が一番手間かも知れない。捨てる本を選ぶのは難しいし、選んでいるうちに読み返してしまって作業が進まない。実際に運ぶのも結構な重さだ。
だから、と言う訳では無いが、毎回３冊だけ残して後は全て処分する。この３冊だけは捨てられない。
処分してスッキリした後から、後悔した本は探して買い直したり、新たにも、また買い足して行くので、いつの間にか本棚が塞がって行く。電子書籍で購入する事も増えたので、以前ほどではないけれど、つい、本屋に行って買ってしまう。
今のところは、小さな本棚だけど、幾分かのスペースが残っているし、机の脇のプリンターを買い替えたタイミングで移動したので、平積み出来るスペースが出来たから、まだ処分には早い。
それでも発作的に処分したくなるかもしれない。
もしも、そうなれば「この夏ほしいもの」は「本」になるかも。
・大切にしたい音楽がある
CDなんかも同じで、引っ越しのタイミングでほとんど毎回処分していた。
同じように、また聞きたくなったら探して買うのだけれど、買い直すのはそれほど多く無くて、本の様には増えない。
ただ、あるシンガーソングライターのCDは毎回買い直すのです。
私の人生のどこを切っても、きっと彼の音楽が流れている。主題歌では無くBGMで、いつも流れている事に気付いたのが、最近でした。
だからそのCDに関してはもう処分しません。
闘病敵わず、昨年永眠された彼の音楽は、もう手放しません。
どうしても欲しかった彼の楽譜を半年待ちで予約してたのに、何故か急に在庫なしになって発送されなくなった。そんな事ある？と憤ったところでなので、堪えて探したら改訂版を何とか手に入れる事が出来たのはラッキーでした。
初版と作りが違うのは残念だったけど。
でも、まだ買い戻せてない古いCDが一枚あります。と言う事は、この夏ほしものは「CD」になるかも。でもこれも、この夏では無いか。
・欲しい訳ではないのに何故か増える
洋服なんかも一気に処分してしまう。
最近はファストファッションの店舗で引き取ってくれるBOXがあるので良く利用している。
その以前は郵送で海外に送るとかで、一箱いくらの有料だったので、無料のBOXは助かってます。
でも洋服は買い直さない。
相当減ったから、もういらないし、フォーマルもカジュアルも最低限あればいいと思っている。
いつの間にかアウトドア寄りの服ばかりになっているので、割と丈夫で物持ちもいいから、昔の様に、毎シーズン買い込む様な事はもはや無い。
けれど、地方に行くと、ついご当地オリジナルＴシャツを買ってしまう。何故だろう。
同じ理由で、温泉のタオルが増えて増えて仕方ない。
あの旅館や温泉地の名前が入ったタオルの事だ。
記念のつもりで買うから、一度使ったらもう仕舞い込んだままになる。
この手の記念的な物が一番処分しずらいかもしれない。
最近やっと、複数枚あるものから使い出していて、結構すぐボロボロになるから、すぐ雑巾になっている。それでも、行くとまた買ってしまう。
だから、この夏ほしいものは「Ｔシャツ」か「タオル」になる。
いやいや、Ｔシャツはともかく、温泉タオルなんて、むしろ冬。
・山道具の無限ループ
捨てられない物で言ったら、やはり「山道具」でしょう。
ムキになって買い漁っていた時期もあったけど、あらかた揃うと、もう、あまり買わなくなっていった。
山の道具なんてのは、結構お高目で、シャツ一枚で前泊する宿代が出るくらいだ。シャツはそんなに何枚もはいらない。
暫らくは良いけど、道具というものは、そろそろと順に壊れていく。
これが見事に順番に壊れていくので、直せなければ買うしかない。
特に、クライミングのロープやカム等は命に係わる物なので、壊れたら有無を言わずに買うしかないのだ。
ハードシェルなどはマメに手入れしてるつもりだけど、いつの間にか穴が開いていて、もう補修痕だらけだし。特に夏用は薄いからすぐ破ける。
自分で治せる程度ならまだいいけど、ゴアテックスの登山靴の水漏れはもう買い替えるしかない。
結局、山道具はエンドレスで買い続ける様になっている。
ハードシェルのアルパインパンツは、いよいよ駄目だろってくらいになってる。
継ぎ接ぎだらけで、もう擦り切れて穴が開きそう。
て事は、この夏欲しいものは「アルパインパンツ」
いやいや、思いっきり冬山用でしょう。夏用は別にありました。
・結局はソレな
山道具で言えば、１２アイゼンのワンタッチじゃなくて、ストラップ式がほしいと、販売される前から言っているけど、１２はセミとワンタッチとあるので買う機会を逸している。
６本の軽アイゼンのストラップが切れたままだった。
ヘッドライトの電池の持ちが悪すぎるので、壊れる前に買い替えたい。同時期に買った予備ライトはもう壊れたので、買い替え時期なのだろう。
６０Ｌザックが、あちこち切れているし、古すぎて重い。最近の軽量ザックに買い替えたい。
けれど、決定的な故障が無いので、とても捨てがたい。
重いけど想いがあるのだ。
と、まあ山道具ならば、欲しいものがまだまだあるけれど、やっぱり夏が関係なくなっちゃった。
ていうか、結構いろいろ持ってませんか？断捨離はどうした？って、当の本人も思うけど、捨てられない物もあるんだよ。
心だけはミニマリストで・・・。
それらの山道具をちゃんと使うには、たくさん山に行かなければならない。
使わないと悪くなるし、使えるかの確認も出来ないから、ちゃんと山で実際に使わなければならない。
特にクライミングの道具なんて、かつては毎週のように何処かのゲレンデに行って使っていたのに、最近は御無沙汰気味になってしまっている。
テントだって、流行りのキャンプ的なのはしないので、テント泊出来る山に行かないといけない。しかも最近は予約制なので、空いてるところを探さなければならない。
（テント場の予約って・・・天候悪くなってもキャンセル料取るらしい。しかも北アの土曜日はもう９月まで✕だって。）
そうゆう事なので、この夏は、たくさん山に登れる「体力」が欲しい！
で、いいかな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？