岩パオ破壊攻めサイクルパ-S13
前置き
初めまして。かぁくんです
12月にあった「Rsmash」という、福岡で開催されたスマブラポケモンのオフ大会に参加し、かなりいい試合をたくさんできたので自信がつき、「ランクマ頑張ればそこそこいい順位とれるのでは?」と思い、さらに冬休みということもあって、「やるしかない!」と思ったので今期頑張ってみました。
ポケモンガチ対戦は剣盾末期くらいからやっていたが、趣味程度でしかなかったため順位などは気にしたことなく、スマブラに力を入れていたが、Rsmashをきっかけにポケモンで勝ちたいと思うようになったため、今期初めて最終日潜ったり色々構築を練ったりした。
結果的にうんちみたいな戦績だったので最終日の午前5時に撤退して今これを書いてるのですが、沢山試合をして構築を練っていき、目の前の試合に全力で取り組むということがとても楽しかったです。自信を失ったわけではないので来期以降も頑張りたいと思います。
強かった動き、並び、構築の組み方等、自分が見返せる備忘録として構築記事を書きます。多分参考にする人はいないと思いますが念のため。
構築経緯
HBカイリュー+眼鏡ハバタクカミ+鉢巻水ウーラオスの並びがかなり強いと感じ、そこから組み始めた。
そこから、眼鏡以外のカミを起点にできる(眼鏡でも毒テラスを切れば起点にできる)HD身代わりキョジオーン、上からアンコールで不利展開を捲ることができるブエナアンコテツノツツミ、サーフゴーとかを叩き潰すHA竈オーガポンの並びで最初使っていたが、
・身代わりカミにカモられる
・サーフゴーでいなされる
・微妙に耐久が足りない
という理由(ほかにもたくさんあった気がするが忘れた)から、没になった。
眼鏡カミはかなり強力だが、相手のブエナ系統に上を取られてしまったり、不毛な同速勝負がうんちだったり、打ち分けできないのをいいことにムンフォをサーフゴーで受けてぐちゃぐちゃにされることが多かったため、解雇。
しかし眼鏡による受けを許さない火力と、ウーラオスのアクジェとの相性はかなり良いと感じたので、ウーラオスは続投。そこで目を付けたのが眼鏡ツツミだ。こいつ、なぜかSが136もあり、パオカミ共に数値上では上を取れる。そしてご存じの通りフリドラと氷水の範囲がイカれている。ということで眼鏡カミから眼鏡ツツミに変更。
次に、ハバタクカミとサーフゴーが重すぎるという重大な欠陥があったので、無難に強そうなチョッキHDドドゲザンを採用。最近は数を減らしていたり、起点要員になっていたりしたが、こいつ、普通にイカれている。
甘えるカミやムンフォのCダウン等を、負けん気でマジレスできる上に、交代際にギロチンでイージーを掴むチャンスをくれる。神ポケ。実際こいつでぶち壊した試合は多かった。しかし仕事をできる相手は限られているので、ツツミカミサーフゴーのうち2体以上がいる場合にのみ出していた。
次に入ってきたガチグマ。こいつはウーラオスを起点にしたり、大体の物理ポケモンを起点にして瞑想を積めるイカれポケモン。実はRsmashの予選一試合目であのシグマさんに当たったのだが、初手瞑想ガチグマにぶち壊されて負けた。その時のインパクトがやばすぎて自分も使いたいと思ったので採用。かなりイージーウィンを作ってくれた。
そして次、この構築の中で最強であり神でありMVPであるぶっ壊れ枠、岩テラスパオジアン。なぜ岩テラスなのか、これにはかなり深い考えがあるので個別に解説していきたいと思う。
Q.なぜパオジアンが岩テラスなのか?
A.炎オーガポンを択ゲー無しにぶち壊せるから。
マジでこのためだけに採用しました。皆さん一度は体験したであろう、相手のオーガポンがテラス切るのかどうかという択対面。炎草という独特な耐性をしているせいで、パオ側に安定した択が無い。もちろん交代する択もあるが、大変うんちなことに、ツタこんぼうは急所ランク+1である。そのため交代際に急所当たってそのままぶち壊されて負けということがしばしばあった。これが非常に終わってるので、僕は考えた。
「せや、岩技や」
テラス前と後で唯一抜群として一貫するのが岩タイプだ。やったね!もう択ゲーに怯えなくて済むよ!
一見ふざけているが、竈オーガポンは持ち物固定で、電光石火以外でS135のパオジアンを上から殴る方法もないし、襷をもつこともできない。そのため、必ず上からワンパンできるのだ。実際、初手パオオーガポンの対面は20回くらいあり、すべて即決岩テラバーストをしていたが、全員突っ張ってきたので、これで20体のオーガポンをしばいてきた。ごめんねスグリくん。
あと、ついでに神速に若干耐性を持てたり、初手イーユイもぶち壊せる。
Rsmashでもイーユイ対面で岩テラバーストを打つ場面があったが、相手は死ぬほど驚いていた。そらそうだ。ちなみに噴煙で火傷したせいで耐えられた。
一見冗談だがこいつで3タテした試合も沢山あるので、かなりガチでおすすめしたい。ちなみに電気じゃないせいで水ラオスには対面勝てません。残当。
個体解説
パオジアン
テラスタイプ:岩
特性:災いの剣
持ち物:気合いの襷
努力値:AS252
性格:意地っ張り
技構成:不意打ち テラバースト 氷柱落とし 聖なる剣
解説
前述のとおりイカれている。初手において竈ポンを岩テラバで破壊、裏も破壊してその裏も破壊するなんて展開もあった。竈ポンと対面したらノータイムで岩テラバを選択していたが、全て通った。
他にもイーユイなどもぶっ壊せるので大変愉快である。
それ以外は普通のパオジアン。聖なる剣はかみ砕くでもよかったかもしれない。性格は陽気でもよかったかもしれないが、どうせ襷を持っているので火力に全て注ぎたい。初手要員にもなるし、スイーパーにもなる神ポケ。
選出率1位。
カイリュー
テラスタイプ:フェアリー
特性:マルチスケイル
持ち物:ゴツゴツメット
努力値:誰かのを参考にしたけど誰か忘れたので書けません。HB特化レベル。
性格:図太い
技構成:電磁波 アンコール 羽休め エアスラ
解説
ガチ最強ポケモン。クッションとしてはもちろん、アンコールによる崩しや電磁波による裏のポケモンのサポート、ゴツメによる削り、エアスラで無限の勝ち筋、全てを兼ね備えた最強ポケモン。もうお前が天皇でいいよ。
固すぎてマルスケがちょっと削れた程度のHPからでもウーラオスのアイススピナーを耐えたりする。なんでだよ。本当に最強だが、サーフゴーにほぼ何もできない点に注意。あいつはやべえ。
テラスタイプは相手のカイリューのスケショ等を透かせるフェアリー。鋼でもよかったが、ツツミパオドドゲザンのことなどを考えると鋼は採用したくなかった。格闘の通り良すぎない?
選出率3位。
テツノツツミ
テラスタイプ:水
特性:クォークチャージ
持ち物:拘り眼鏡
努力値:CS252
性格:臆病
技構成:冷凍ビーム フリーズドライ イドンプ(鋼の意思) クイックターン
解説
特殊ぶち壊し枠。最初はブエナで身代わりアンコで使っていて、そちらもかなり強かったが微妙に火力が足りなかったり、身代わりがハイドロポンプ引換券になっていたため眼鏡で破壊する殺戮兵器に魔改造した。大体のポケモンを一撃で持っていくか、アクジェや不意打ちの圏内に入れてくれるので、無難に使いやすかった。カイリューと対面したとき、れいビを打ちたくなるがテラスのことを考慮し、グッと我慢してクイタンを選択していた。ウーラオスに氷技があるので、マルスケをはがしつつ繋げる動きが強かった。
イドンプは命中80だが、
・相手の交代際なら2回チャンスがある
・当てたら爆アド
・普段の善行
のことを考えれば、実質命中90はある。テラスタイプは、聖なる剣やドレインパンチに抗えなくもなく、かつ火力増強になり、裏目にもなりにくい水。
ブエナアンコも強かったが、正直やることは全然違うので優劣はないとおもう。選出率2位。
ガチグマ
テラスタイプ:毒
特性:心眼
持ち物:食べ残し
努力値:H252 B60 C4 D124 S68
性格:控え目
技構成:瞑想 月の光 ブラッドムーン 大地の力
解説
Rsmashでシグマさんに破壊された枠。環境にいるほとんどの物理ポケモンの技を雑に受け、瞑想からすべてを破壊できる。初手にウーラオスと対面、その後3タテ、みたいな動きもあったし、カイリューをアンコールで切りつつこいつの起点にするみたいな動きも強かった。
努力値は、Hは最大限ほしいのでぶっぱ、Bは素で高いので最低限。
毒テラスを切れば、
A252オーガポンの非テラスウッドホーン+テラスつたこぼう急所以外確定耐え
テラスウッドホーン+つたこんぼう瀕死率16.4%
陽気ウーラオスのパングロ水流連打毒テラスで2耐え
意地っ張りなら瀕死率0.21%
とかなり物理は固い。特殊はそうでもないので、瞑想込みでカミのムンフォ等を受けられるレベルまで振った。火力が少しでもほしいので性格は控え目。Sにそこそこ振ることで相手の遅いポケモンやマヒしたポケモンの上から倒すことができて、食べ残しも相まってかなり負担をかけられる。
ただし、相手のアンコールには気を付けたいので、頭空っぽ瞑想連打はやめよう(2敗)。選出率4位タイ。
ドドゲザン
テラスタイプ:飛行
特性:負けん気
持ち物:突撃チョッキ
努力値:H236 A28 D244
性格:慎重
技構成:ドゲザン 不意打ち アイアンヘッド ハサミギロチン
解説
特殊受け枠。前述のとおりカミやサーフゴーがゲロ重いので、採用。こいつの偉いところは甘えるカミやムンフォのCダウン等にマジレスできるところ。相手がカイリューを物理型だと思い込み、甘えるしてるところに電磁波やアンコなどをして、こいつを着地させれば最強になれる。もちろん対面でカミやフゴーを処理できるし、交代際にハミチンでワンチャン仕掛けられるのがとてもえらい。しかしAにほぼ振ってないので、役割対象であるカミフゴー等がいない場合はほぼ投げていない。あとはツツミやキラフロルくらいにしか投げない。テラスタイプは飛行。ツツミやパオがいる関係上、格闘が重すぎるので抗えるようにした。あとカイリューやガチグマの地面技を透かしてハミチンチャンスも作れる。
最近数を減らしているがこいつガチつええぞ。隠れMVP。選出率4位タイ。
ウーラオス
テラスタイプ:水
特性:不可視の拳
持ち物:拘り鉢巻き
努力値:AS252
性格:陽気
技構成:水流連打 アクアジェット アイススピナー インファイト
解説
物理ぶち壊し枠。イカれている。なんだこいつは。鉢巻きなので、アクアジェットのリーチがかなり伸びている。もちろんほかの技も火力がバグっている。技構成は蜻蛉帰りを入れるかどうかで一生悩んでいたが、弱気すぎる蜻蛉で無駄な負け筋を作りたくなかったのでアイススピナーにした。鉢巻きなら冷凍パンチにして10%の勝ち筋を貰ってもいいと思ったが、固いカイリュー等のことを考慮したら火力を優先せざるを得なかった。相手のウーラオスはカイリューにまかせっきりだった関係上、インファイトを打つ場面があまりなかったので実は変えてもよかったのかもしれない。
テラスタイプはさらにアクジェのリーチが伸びる水。
めっちゃ強いが、拘ってしまう関係上めんどくさい展開になることもあったため実は選出率は低め。
基本選出
正直あまりない。アタッカー2+クッション1で、より刺さっている奴らを投げる。高火力を押し付けつつサイクルする感じ。
カスみたいな選出例を載せておく。
・相手のPTで先発に竈オーガポンやディンルー等、先発出し勝ちしやすそうなやつが来そうなとき
先発パオジアン+カイリュー+なんか
・カミサフゴが同居してるとき
先発なんか+なんか+土下座
きついポケモン
・イーユイ
こいつむり。アクジェや岩テラスでごり押しで突破してた。
・パングロ水ラオス
ラオスの処理をカイリューで任せてた関係上、ちょっとだけきつい。ツツミで対処可能だがテラスでいなされるとめんどい。
・裏からでてくるパオジアン
無理。正々堂々氷技と悪技で勝負しろ。テラバーストなぞインチキだ。
感想・戯言・言い訳
瞬間で5000位くらい、最終日は負けまくって5万位くらいでポチポチしてた。何やってんねん。Rsmashではもっと論理的で知能的でスピーディで硬派な試合をたくさんできていたはずだったが、家だとなんか気が散る。Twitter最高。だけど自分なりに構築や調整を考え、プレイもいろいろ考えて行えたので、今後に生かせれば、と思う。当面は4桁安定、そして最終3桁を目標に頑張ります。正直岩テラスパオは本当の本当に最強だと信じてるので来期も絶対使う。あと剣盾の時愛用してたポリ2が返ってきてうれしい。早速色を3体も捕まえてしまった。来期の環境がどうなるかわかんないけど、自分なりに頑張りたいと思います!ありがとうございました!
最近ボカロ曲を投稿したのでよかったら見てください(宣伝入れ込み)
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おまけ
トレーナーカード。リザードン推しです。
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