![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104796035/rectangle_large_type_2_e574e2028285130b4f936cd393a48920.png?width=800)
Photo by
kaworukumda11
甦る死者について。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104795942/picture_pc_57c0eef38b0eb8d1207c1f17ab660522.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104795944/picture_pc_32010cd8e6b9929b319e90d991bd7ca7.jpg?width=800)
これも前からレゴで表現してみたかったシーン。墓地から甦る死者(リビングデッド)です。
欧米では死者が甦る=最後の審判(キリスト教で語られるもの)で、その日が来ると、全ての人が墓地から甦り、キリストの裁きを受けて天国行きか地獄行きに振り分けられるとされているので、死者が復活するってこの世の終わりが来た!って事になるらしいです。いわゆる宗教的な終末思想。(私はクリスチャンではないので間違っていたらすみません)
キリスト教に於いて、亡くなっている状態とは、最後の審判が来るまで「眠って」いる状態で、審判の日が来るまで待機しているって事らしいです。
亡くなると、すぐに天国or地獄へ行くって訳じんゃなく、そもそも遺体が無ければ復活もあり得ないって訳で、最後の審判も受けられない。
なので出来るだけ遺体は損壊しないように埋葬する。(エジプトのミイラも死者が復活する為には元の遺体がなければ、という事で遺体を保管している。宗教観は違うけど。)
アメリカやカナダでも「エンバーミング」という遺体を保存処理する技術がある。(土葬した遺体からの感染症の予防処置としても行われる。)
中世ヨーロッパで火刑が極刑とされたのは、遺体を燃やし尽くして灰にして川へ流す事で「最後の審判」を受けさせない、天国にも地獄にも行かせない、つまりその人の「存在そのもの」を消し去る行為だったらしいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?