見出し画像

朝霞で使った壊獣カグヤ

1.はじめに

初めましてかをぽっぽと言います。1/31(日)の朝霞cs2人チーム戦で個人4-3-0、チーム5-2で準優勝することができました。私個人の戦績はあまり良くは無いのですが、いつかcsに入賞したらこのデッキについてノートを書いてみたいなと思っていたのでこの機会に記事を書くことにしました。

2.レシピと戦績

画像1

予選
魔弾 🎲○ ○○
転生 🎲○ ○○
60召喚シャドール 🎲○ ××
ドライトロン 🎲○ ××

決勝
十二獣 🎲× ○○
幻影 🎲○ ○○
セフィラ 🎲× ××

3.デッキについて

このデッキは「雪花未界域壊獣カグヤ」という壊獣カグヤの1種で、作成者の名前(私ではない)を取り「ライパルスペシャル」と呼ばれることもあります。2019年の冬から使っており、現在私の一番のお気に入りデッキです。
豊富な誘発スロットと妨害を受けづらい打点供給、雪花の光という最強クラスのドローソースを使えることが強みです。

4.採用カード紹介

馴染みのないカードも多いと思いますので、採用カード全てのカード名に公式dbへのリンクをつけています。
メインデッキのカード
雪花の光
デッキ名にもなっているこのデッキの1番のパワーカードです。デッキから2枚ドローした後不要牌をマリガンできます。構築に激しい制限をかける上に名称ターン1がありますが、やってることは強欲な壺より強いです。雪花の光の効果を発動した後は相手のチキンレースすら打てなくなるので気を付けましょう。

妖精伝記-カグヤ
強いガジェットです。単体のカードパワーとしては星4以下の下級の中でもトップクラスだと思っています。このデッキの先攻展開の5割がこいつnsエンドです。(残りはドローゴー)パンクラが制限になったことにより先攻nsエンドの裏目がかなり減りました。サーチした2枚目のカグヤを雪花の光でマリガンすることでアドを取ることも出来ますが2枚目のカグヤもなんだかんだ使ったりするので大体の場合他の不要牌マリガンした方が強いです。

怒炎壊獣ドゴラン⦆⦅怪粉壊獣ガダーラ⦆⦅電撃壊獣サンダー・ザ・キング
壊獣カグヤの壊獣の方です。ルールによる除去というシステム上最強クラスの除去を仕掛けられる、壊獣カグヤの存在意義です。デッキ全体の壊獣の枚数は大体5〜6枚が適正だと思っています。3種の採用枚数の比率は1:3:1で、壊獣の種類は以下の理由で選択しています。
・烈風の結界像への回答になる(ガダーラ)
・レベルが8である(ガダーラ、ドゴラン)
・守備力が2200以下である(後述)(ガダーラ、ドゴラン、サンダーザキング)
・エスカトスで宣言して強い種族(ドゴラン、サンダーザキング)
・打点が高い(ドゴラン、サンダーザキング)
このデッキのレベル8カウントにも貢献しています。

未界域のビッグフット⦆⦅未界域のサンダーバード
デッキ名の由来になったカードの最後、星8未界域2種です。捨てられた時の効果がアドを取れないため未界域暗黒界などでは敬遠されがちなカードですが、後手前提のこのデッキでは非常に強力な打点であり除去カードです。壊獣カグヤコンボを決めた後増えた手札を切りながら出てくる2800~3000打点はとても強いです。名称ターン1が無いことからサベージやウーサなどの妨害を貫通でき、また少ないss回数で高打点が並ぶのでニビル、Gに対してとても強いです。

機巧蛇-叢雲遠呂智
このデッキの殆ど唯一と言っていいリソース。継続的に出てくる2450打点かつ除去効果持ちです。ランク8を作るときにかなり重宝します。先攻盤面が弱いこのデッキでは対戦相手の後攻ワンキルを防ぐ札としてもとても有用で、攻守共に優れたいいやつです。

獣王アルファ
ファントムレイジでこのデッキが獲得した最強カードその1。4〜6枚目のカグヤとして使うこともできる上、チェーンブロックを作らず出てくる星8の3000打点。壊獣カグヤ使いの考えたオリカなんじゃないかと未だに疑っています。バウンスする効果にはターン1がありますが、ssにはターン1がないので1ターンに何回もこいつを出し入れすることも。直接攻撃できなくなる制約は忘れやすいので気をつけましょう。

ダイナレスラー・パンクラトプス
制限カード。後攻を取るデッキなのでもちろんこいつもメイン採用。雪花の光の制約のせいでバックに触る手段が弱いこのデッキでは貴重なバック除去手段。制限カードになったことがとても辛いです。レベルが7なのと打点が2600しかないからたまに弱い時もあります。

アークネメシス・エスカトス
このデッキのフィニッシャーと言えるカード。ほぼモン構築によりssコストの捻出は容易で、誘発投げてたら勝手にたまるのがいいところ。特に対ドラゴンメイドでは自身がドラゴン族であることから半永久的に相手のssを封じ続けることができ、こいつの定着を目指すゲームになります。

マジカル・ハウンド
数少ないスキルドレインへの回答。手札、墓地どちらにいても仕事ができるのが未界域と噛み合っていて強いです。

灰流うらら⦆⦅増殖するG⦆⦅PSYフレームギア・γ
各種汎用誘発枠。種族が散っているのがエスカトス使う上で結構嬉しいですが、ガダーラと増殖するGの種族が被るのが玉に瑕です。Gは誘発枚数も多い上、それ以外のスロットがほぼ全て2400~3000打点のこのデッキでは通った時にリターンがとても大きいです。γは展開を止める力も強く、自分ターンでは雪花の光へのうららや1体目の未界域へのGが打ちどころになる他、壊獣でリリースした時の効果誘発(天球、ガゼル、シャドール融合体)などを狙って自分ターンに打つことも狙うことができるのでそれらの効果への牽制にもなります。(天球のリリース時の効果は強制効果なので壊獣とγが揃っているなら積極的に狙いましょう)

エフェクト・ヴェーラー
最近採用率が低いけどこのデッキではまだまだ現役の誘発です。採用率が下がったことで抹殺の指名者をすり抜けやすくなりました。どちらかというとチューナーとしての性能を目的に採用していて、星8モンスターと一緒に仙々を作ったり、ハリ→セレーネ→アクセスコードを目指すこともあります。仙々を作れるのでエルドリッチ相手にも腐らないのがいいところです。

浮幽さくら
個人的に一番好きな誘発です。このデッキでさくらで除外することを想定しているエクストラのカードはハリ、セレーネ、アクセスコード、VFD、ロンゴミ、アーゼウスの6種。特にVFDとロンゴミを確実に防ぎ、抹殺をすり抜けることを評価しての採用です。また相手のエクストラを覗き見ることで、カグヤでバウンスできるエクストラのモンスターが何かを事前に把握することができます。
たまにほぼ負け確定の状況で相手のエクストラを確認するためだけに投げることもあります。(正直弱い)

エクストラのカード
宵星の機神ディンギルス
オルフェゴールがよく使っているエクシーズモンスターですが、隠された効果によりレベル8を2体並べることによってもssできます()盤面をなんでも1枚墓地に送れる効果は状況を選ばず有用で、たまに墓穴で除外された叢雲を回収することも。このカードは特に「素材を1枚も吐かずに仕事を終える」ということが重要で、次に紹介する3枚に繋がっていきます。

No.84 ペイン・ゲイナー⦆⦅No.77 ザ・セブン・シンズ
ペインゲイナーは「X素材を2つ以上持ったランク8~10の闇属性Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる」闇属性、ランク11のエクシーズモンスターで、セブンシンズは「ランク10・11の闇属性Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる」エクシーズモンスター。つまり仕事を終えたディンギルスの上に二枚重なって、破壊耐性が4回ついた4000打点が降臨します。中継点のペインゲイナーの効果も普通に有用で、守備力2200以下の相手モンスターを全て破壊する効果を持っています。またペインゲイナー自体の打点が0なので、ペインゲイナーを出した瞬間自分の場の総打点が下がり、手札の獣王アルファを再度展開できるようになったりします。
この二枚の真価は「エクシーズ素材を大量に持った戦闘に強いエクシーズモンスター」であるということ。

天霆號アーゼウス
ファントムレイジでもらった最強新規その2。このカードの登場によりこのデッキは盤面を返した後制圧ができるようになりました。前述の3種の上に重なるので4または5素材になります。たまにこいつを出すよりセブンシンズの方が強いこともありますがその時はその時。

No.97 龍影神ドラッグラビオン⦆⦅No.100 ヌメロン・ドラゴン
No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー
このデッキのフィニッシャー。ヌメロンドラゴンは場のランクの合計×1000の打点を得るモンスターで、ドラッグラビオンから出すことで最低9000打点を持ったモンスターになります。横にディンギルスやセブンシンズなんかがいた日にはデュエルマスターズのような攻撃力を叩き出します。相手の場のエクシーズモンスターのランクも参照することも重要で、深淵のようなエクシーズがいるとキルラインが一気に上がります。
非常に強力ですが反面その制約のせいで妨害が1枚でもあるとそのターン相手に与えるダメージも減り、手札消費だけが残ってしまいます。相手に妨害を吐き切ってもらってから出すことを意識しましょう。
タイギャラは基本的には下敷きですが、ごく稀に場にでます。

電脳堺狐-仙々
ファントムレイジの強い新規3枚目。1チューナー+星8のモンスターで出すことが基本です。一度着地すれば何度でも蘇るので叢雲のような安定した打点供給が可能になります。このデッキの弱点である墓地リソースの多いデッキに対しての不利を多少改善してくれました。エルドリッチに対して誘発としては不要牌になるヴェーラーは、このデッキでは仙々の存在からむしろ引き込みたいカードになっています。

混沌魔龍 カオス・ルーラー
自分ターンにγから出すモンスターです。ごく稀にパンクラ+1チューナーから出すこともあります。このデッキで回収出来るモンスターは誘発を除くと叢雲、未界域、エスカトス、カグヤといずれも強力なモンスターで、カオスルーラー自身もレベル8であり、素材になって墓地に行きながら自己蘇生すると大体ゲームが終わります。叢雲が落ちても宇宙です。

照耀の光霊使いライナ
リンクライナ。釣り上げ効果からセレーネにつながること、カグヤをサーチできることを評価しています。ただサーチ先の択はサイド後の方が強力で、電光雪花、ニビル、追放者などをサーチ、又は不要になったそれらのカードを素材に出してカグヤをサーチします。ライトニングオーバードライブでデッキに入りそうな新規がこれぐらいだったのでせっかくだし入れてみようというのが一番の採用理由です。

水晶機巧-ハリファイバー⦆⦅神聖魔皇后セレーネ⦆⦅アクセスコード・トーカー
閃刀姫でよく見るお手軽アクセスコードセット。ただし墓地に魔法がたまることのないこのデッキではあまり出番はない。この3枚の採用理由は「浮幽さくらで飛ばすことが出来、かつ自分でも使うことのできるエクストラのカード」ということです。ハリはセフィラや恐竜など、セレーネはテンペスターワンキル、アクセスはあらゆるデッキに入っているので困ったときやワンキルを防ぐ時にさくらで除外します。
セレーネに魔力カウンターが3個乗らない状況でもハリを出すことで相手の妨害を踏みに行って妨害を通す動きをすることもあります。

真竜皇V.F.D.⦆⦅No.86 H-C ロンゴミアント
たださくらで見せるだけのエクストラ。数ある環境デッキの中でこの二枚を選んだ理由は、このデッキでは着地=敗北となるカードだからです。ロンゴミを立てられないようにするカードとして他にラスティバルディッシュも考えられますが2素材のゴシップシャドーを見てからさくらを投げても間に合うことから、未来龍皇の着地ができなくなる時点まで引き付けてさくらを打つことを目指し、ロンゴミを選択しています。電脳堺にさくらの存在がバレていると娘々の除外時の効果をさくらを打つまで温存されることでケアされるので注意しましょう。

サイドデッキのカード
原始生命態ニビル⦆⦅D.D.クロウ
追加の手札誘発です。ニビルは超展開系を見て、クロウはドライトロンに有効でありながら割と他も幅広く見れる誘発であることを評価しての採用です。ロンギ、ドロバの不採用について、これらのカードは対戦相手のリソースを削らないため、返しにワンキルないし制圧しないと次のターンに全く同じ動きをされてしまいます。どちらもあまり安定しないこのデッキでは打ってもあまり有効に働かないと判断して採用を見送りました。

電光-雪花-⦆⦅マジカル・ハウンド
魔法罠が強いデッキに対してのサイドカードです。雪花はセフィラや転生のような妨害に魔法罠を利用する展開系のデッキにもサイドインします。マジカルハウンドはサイド後増量して厄介な永続罠を剥がすために使います。また仙々が重要な対面相手にも1チューナーの追加として増やすこともあります。

スモーク・モスキート
マジで誰も知らないカード。VJの定期購読でひっそりと収録されたカードです(EMミス・ディレクターなんかもいいカードですよ)。効果はざっくり言うと、「レベル8になるバトルフェーダー」です。先攻で敷ける盤面が貧弱なこのデッキでは、先攻を渡された場合には後攻ワンキルを防ぎ、後攻を渡された時はnsからランク8を作ってまくりに行ける攻防一体のカード。実はサンダーザキングか仙々を対象にするとさくら用に採用しているVFDが出せますがまあ後攻で出しても弱いので小ネタ程度に覚えておくといいです。

閃光の追放者
今回の構築のお洒落枠。効果は生きたマクロコスモス。先攻プランとしての期待もありますが採用に至った1番の理由はドライトロン用の後攻札です。崇高なる宣告者、朱光の宣告者はカードを墓地に送らないと効果を発動できないため、マスカレ以外の妨害を完全に封殺できます。他にも有効になる対面は多いので個人的に期待していますが朝霞の前日に採用に踏み切ったばかりで試行回数が足りていないので本当に有用なのか私もまだ結論を出せていません。

サイド後の先行罠プランについて
雪花デッキには、サイド後に相手のバック除去が抜かれることを期待して雪花の光を抜いてセンサー万別や虚無空間のような強力な罠を多量に積むプランがあります。このプランを実際に採用している人もいますが今回自分は採用しておらず、最低限後攻ワンキルを防げ、後攻でも腐らないカードのみを先攻プランとしています。理由としては以下の通りです。

・自分が先攻サイチェンをしたい時、大体の場合先攻後攻の選択権は対戦相手にあり、相手への依存度が高いこと
・罠プラン自体が有名で読まれやすく、普通にサイドから羽根などを積まれること。
・このデッキに刺さるサイドカードが少ないこともあり、モンスター除去にも使えるライトニングストームは対戦相手がこちらの先攻プランを知らなくても普通に採用されること。
・こちらの先攻罠プランを予想した相手の羽根などのカードを腐らせることができること
・雪花の光というデッキの1番のパワーカードをデッキから抜く必要があり、デッキのパワーが格段に落ちること。(強欲で貪欲な壺を入れることもできるがそれはサイドの枠をさらに消費してしまう)

当然先攻プランを採用しないデメリットもあり、先攻ワンキルやドライトロンのような展開を通すと負けるデッキに対しても先攻を取ることが一切できないので、これらのデッキに対しては絶望的に相性が悪化します。まあ罠プランにも一長一短あるということです。

5.環境での立ち位置、相性

始めに結論から言いますと、現環境でのこのデッキの立ち位置は非常に悪いです。不利対面が非常に多く、有利対面がほぼありません。現環境でこのデッキを使うならいろんなことを割り切らなければならないと思っています。
現環境(2021/1/16~)での各対面での相性を個人的な観点で言います。あくまで私個人の感想なので、あまり真に受けないようにしてくれると嬉しいです。

サンダードラゴン
相性:五分
相手の超雷はこちらに殆ど刺さらず、カグヤ1枚で帰宅します。よって雷神と天球、マスカレがこちらへの妨害になりますが、どれも比較的超えやすい妨害です。ただし打点を並べる力が強く、こちらはライフを守る手段が弱いので先攻を押し付けられるとワンキルされます。サイド後はモスキートや叢雲で相手のライフ計算を狂わせて返しにワンキルしましょう。

プランキッズ
相性:五分~微有利
テーマ内の妨害が大体の場合ハウスバトラー1枚なので壊獣を握っているとかなり戦いやすくなります。互いに誘発の多い対面ですがあちらの誘発はこちらに殆ど刺さらずこちらの誘発は相手に通るので結構やりやすいです。

転生炎獣
相性:有利
ロアーやレイジが場に転生炎獣がいることを前提とした妨害なので壊獣で除去をすることで相手の妨害の質が大幅に下がります。エスカトスも強力に働き、効果が通れば勝てる対面です。また、ヒートソウルでライフが6000しかないことも多いので上からヌメロンドラゴンで殴ってキルをするプランも非常に強いです。

コードトーカー
相性:五分〜有利
コンフリクトに対して壊獣が強く出られます。罠が多いデッキですが神罠を重く踏まない限りは比較的戦いやすいです。大捕り物はまともに踏むと重いので、メインのモンスターに使わせて、温存したカグヤやアルファの効果でバウンスしにいきましょう。この対面もヒートソウルでライフが勝手に減るので転生よりは通り辛いですが妨害を踏み切った後にヌメロンドラゴンでワンキルも狙いやすいです。

電脳堺
相性:不利〜無理
VFDの効果が通ると負けます。γケアでメインフェイズまでVFD効果を温存してくれた場合、壊獣リリースで捲れることもありますがダブルVFDには回答がありませんし、誘発でも止めづらいです。その気になればさくらもケアしてくるのでどうしようもありません。祈りましょう。

竜機功
相性:絶望
壊獣が引けていればアルデクで詰むことはありませんが、手札に残っている朱光二枚が厳しすぎます。仮に後攻1ターン目に壊獣を引いていたとして、このデッキはほぼモンなので朱光で手札のうち二枚が止められて、誘発を打ってなかったとしても残った手札は3枚です。このデッキにはドライトロンのリソースに触る手段は無く、制圧できる一枚初動もありません。よってこの三枚で8000削り切らないといけないのですが、流石に無理です。誘発で止めようにも朱光で貫通されます。そもそも壊獣引けなくてもノーチャンスです。閃光の追放者で宣告者の効果を止めてワンチャン狙いにいきましょう。

幻影騎士団
相性:不利
こちら視点では未来龍皇や霧剣は割と超えやすい妨害で、ドラバスも効きません。相手の場にエクシーズが並ぶのでラヌメロンドラゴンでのワンキルもやりやすいです。ただしロンゴミは無理で、先攻を相手に渡すデッキなのでマッチ通して誘発のお祈りゲームになってしまいます。またロンゴミの成立を防げてもキルができなければ豊富な墓地リソースでそのまま返されて負けてしまいます。とても厳しいですが電脳、ドライトロンよりはマシですから気合を入れましょう。

ドラゴンメイド
相性:基本不利(条件付きで有利)
無限に近いリソースと妨害でかなりやり辛い相手です。お片付けの効果で壁を出して粘られるだけでこちらは手札がなくなり負けます。シュトラールを壊獣で除去してもあまり意味はなく、お片付けやチェイムでまた釣り上げられます。仙々でリソースを削ることを目指しましょう。
さてこの対面を条件付きで有利としたのはアークネメシスエスカトスの存在のためです。紹介文にも書きましたが、エスカトスが定着するとメイドは何もできなくなります。エスカトスを引けている時はエスカトスを通すことを最優先にゲームを進めましょう。

エルドリッチ
相性:不利
壁を立ててライフを取るのを防がれ続けることが一番きついです。強力な永続罠のいくつかは無視できるのですが、それでもスキルドレインは重く、ライフを取るスピードが大幅に減速してしまいます。
プレイの指針としては相手に神罠を打たせて少しでもライフを削り、早期決着を目指すこと、仙々で相手リソースを削ること、エスカトスを通してアンデのssを封じて勝つことを目指します。

恐竜
相性:不利(〜無理)
基本的に質と量を兼ね備えた先攻展開をしてくるデッキは苦手です。ハリからVFDの動きを採用しているか否かで戦いやすさが段違いです。ただVFDさえ出されずかつ壊獣を握れているなら捲ること自体は不可能ではありません。

セフィラ
相性:不利
大体恐竜と同じです。ハリをさくらで飛ばした時に妨害の質がかなり下がること、サイド後に電光雪花nsで2妨害消えることなど展開系の中ではやりやすい部類です。

シャドール
相性:微不利
ミドラーシュへの回答は結構多いです。エンド叢雲から入ったりss1回で高打点を出すことは非常に簡単で、影依融合ケアも用意です。ただし偽典が残り続けると流石に無理です。偽典へのアクセスを全力で止めましょう。

鉄獣戦線
相性:微不利〜不利
ガダーラを引きましょう。話はそれからです。一応王神鳥結界像のみならガダーラ以外での対処手段は無くもないですが横になんかいると無理です。結界像以外の部分には結構マウントが取れます。

6.終わりに

初めに書きましたがこのデッキは私の1番のお気に入りのデッキです。それこそ環境的に向い風でも使い続けている程度には好きです。いろんなことが運よく噛み合った結果ではありましたがこのデッキを朝霞csの決勝まで持ち込むことが出来たことをとても嬉しく思っています。しかしそれと同時に、決勝卓で致命的なプレイングミスをして負けてしまったことをとても悔しく、またチームを組んでくださった凛さんに申し訳なく思っています。いつかまたリベンジしたいと思っています。
長くなりましたが、少しでもこのデッキに興味を持って回してみたいと言う方がいれば是非一度は使ってみてください。構築は魔法罠を採用できないことを除けばかなり自由度があるのでいろんなカードを試してみるのも楽しいと思います。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?