第一章 良いシャツ
さぁ初まりました。
kawl.のnote、なんでもすぐ乗っかる癖のある鈴木ですが、今回はちょっとばかり遅れました。
と言いますのも、実はブログをちゃんと更新しようと考えておりました。
こういったSNSの時代ですので、探せば探すほどあるんですよ、ブログサイトが。
選択肢があればあるほど、逃げ出したくなる。どうも鈴木です。
第一章なんて大それたタイトルですが、ここでは洋服という大きなカテゴリーに対して、もう少しフォーカスする視点を狭めて、極めて狭いことについて語っていこうと思います。
ちなみにここに書くことは、あくまで個人的な見解が多分に含まれる為、見る方にとっては「何を言ってるんだこいつは」と思う方も出てくると思いますが、本当叩くのだけは止めて下さいね笑
さて、良いシャツについて、、、。なんと申し上げれば良いのか・・・
結論から言うと、定義できません。です!
おいおい、そんなんで語るんじゃぁないよ!と罵声が聞こえてきそうですが、
アパレル経験10年ほどの私が様々なシャツを見てきましたが、こればっかりはわかりません。
と申しますのも、多様化、ダイバーシティな現在、価値観もやはり幾多にも枝分かれしているからです。
シャツが好き、そしてファッションが好き、そんな私の戯言で良ければ最後までお付き合い下さいませ。
当店で2020AWからお取り扱いがSTARTした<KAPTAIN SUNSHINE>というブランドをご存知でしょうか?
ブランドの歴史については、調べればすぐに出てきますのでここでは割愛いたしますが、非常に時代に逆行したモノづくりをされてるブランドなのです。
どういうことかと言うと、原材料の高騰、消費傾向の変化、不景気など年々移ろいで行く世の中の変化に負けるのことなく、真摯にモノづくりを拘り続け、価格を下げるどころか、どんどん上げてきているブランドなのです。
モノの本質とは、オモイの強さです。オモイの強さは確実にモノのクオリティに反映され、消費者の心を深く満たします。
詰まるところ、オモイの強さは私たちの心を満たすのです。
そんな拘りのブランドの拘りのシャツ。展示会で見た時から、素敵だなぁと感嘆の声が出るほど輝いていたシャツ。
KAPTAIN SUNSHINE / FINX COTTON Reguller Collar Shirts
¥23,000(tax out)
生地は全てオリジナルの布帛生地。タグにどのような製造過程なのかの記載があります。とても丁寧な思いを感じます。
"this is your best , companion to take to adventures”
-これはあなたの冒険に連れていく最高の仲間です。-
粋。
本当に細やかな細番手の糸を使っているのが分かります。
旧式の織り機でゆっくりと織り込んでいるからこそ、コットンなのにまるでシルクのようなしなやかさと光沢感を感じることができます。
大人のデイリーウエア。月並みな言葉しか思いつきませんが、本当にそれがしっくりきます。
BLACKも本当に良い色味。
タマムシのような光沢感、色気を感じるファブリック。
僕はKHAKIを買いましたが、BLACKにすればよかったかなぁ。
身長166cmメンズスタッフで36を着用。
シルエットも良い意味で現代らしくないスクエアボトムのレギュラーカラー。
どこもかしこもボックスシルエットのシャツが多い中、この雰囲気は逆に新鮮です。
ここ数年で一番衝撃を受けたシャツかも知れません。
正直ファッションとして提案している以上、シルエット、サイズ感は大事です。
ですが、このシャツに関してはそうじゃない。
そのしっかりとしたモノづくりに裏打ちされたマテリアルを。素材を。
肌に触れて頂きたいと思います。
さて、いかがだったでしょうか?
値段じゃなくて、本質を見る。
オモイを知れば、値段ではなくなる。
アートを買う感覚に似ていますね。
そんなモノ選びの大人になってみませんか?
ではまた!
kawl.
suzuki
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?