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第2日目【出張版CoderDojo武蔵村山】オンラインプログラミング教室@八王子市立第八小学校「めざせ未来の学校づくり!マイクラカップチャレンジ」教育版マインクラフトでHour of Code/3日目 マイクラカップ傾向と対策1

 2日目は、昨年末にマインクラフトに実装されたばかりのHour of Code体験を行いました。これなら教育版マインクラフトさえインストールしてあれば、アカウントが届かなくてもマイクラに触ることができるので、一刻も早くマイクラをやりたくて仕方ない子供達にはうけが良かろうということと、やっぱりマイクラに触ってなんぼの活動なので、こちらも早くパソコンでのマイクラの操作方法に慣れてほしいという思惑とで、この日に早々と実施してみました。

 利用端末が様々なので、教育版マインクラフトのダウのロードページを紹介したりインストール方法の案内をしたりすることはできるのですが、微妙に異なるところを伝えるのは難しく、保護者の皆さんには御負担をかけてしまっただろうと思います。実際、参加者全員がインストールを完了するまでに、詳細は省きますがかなり紆余曲折がありました。

 インストールを完了した人から教育版マインクラフトを立ち上げ、Hour of Codeを始めてもらっておりました。ちなみに、教育版マインクラフトでHour of Codeを行なうためには、「遊ぶ」

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レッスン

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コンピュータ化学

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コーディングの時間

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Hour of Code:人を助けるAI

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👆 これを選ぶと、ワールドデーターがパソコンに読み込まれて、教育版マインクラフト用のHour of Codeを遊べるようになります。

 参加者の様子を見ていると、高学年の比較的理解の早い児童は30分もあればサクサクと終わらせていましたが、中学年までは大人のフォローがないと自力でゴールにたどり着くのは難しいようでした。ほとんどの児童がプログラミングは初めてだったり経験がほとんどなかったりする状態で、教育版マインクラフトのプログラミングの特徴でもあるCボタンでコードコネクションを呼び出すことに戸惑いを感じている人もいました。最初に共有画面で見本を示したのですが、要領をつかむまでは「あれ?」と思うようです。

 3日目はマイクラカップ傾向と対策。最初に

『学年別(1~3年/4~6年)の『個人戦(こじんせん)』である』

『「こんな学校がよい」と、一言(ひとこと)で説明(せつめい)できるか』

『レッドストーン回路やプログラミングを使(つか)って、より便利(べんり)で快適(かいてき)な環境(かんきょう)にしようと工夫しているか』

『どんなところが「SDG'sやSociety5.0」の考え方(かんがえかた)を表しているのか、一言で説明できるか』

と4つの抑えるべきポイントを確認してから、昨年の入賞チームを紹介しました。昨年度はスポーツ施設がメインテーマだったので、今年度とは多少異なる部分がありながらも、やはり入賞チームは求められているポイントをきちんと守って参加していることを強調しておきました。伝わっているとよいけれど。

 つづいて2020の大きな柱になっている「SDG's/Society5.0」について説明をしました。SDG'sについて分かりやすく説明するのは難しいので、「アニメでわかるSDG's」という動画を観てもらい、どんなテーマに興味をひかれたか、考えてもらいました。

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 Society5.0の説明には、定番ともいえる「Society5.0すぐそこの未来」に加えて「20XX in Society5.0~デジタルで創る、私たちの未来」を見せ、未来の社会を説明するド定番ビデオ「The Future of Works」で締める、という流れ。

 ワークシートを使って自分が興味をひかれたテーマを共有しあいました。

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動植物や都市などに偏るのかなと、始める前は考えていたのですが、ジェンダーから不平等まで、幅広いテーマに興味を示してくれたのは意外でした。

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 多分この回は不評だろうな、マイクラに触らずに、大人でも少し難しい問題を考え、発表するから…と思っていたら、意外にも「楽しかった」という意見をいただき驚きました。どんな学校が出来上がるのか、楽しみになってきたなぁ。