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88湯巡り折り返しスタート!

88湯巡りもいよいよ折り返し!

折り返しはスタートの場所は決めていた。88湯巡りの聖地「茶房たかさき」。

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こちらを営む高崎富士夫さんは、初代温泉名人会の会長さんで別府88湯巡りの実現に尽力された方だ。

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(写真は、初代温泉名人会会長 高崎富士夫さん)

茶房たかさきを尋ねると、高崎さんご夫婦が優しく迎えてくれた。茶房に入ると、その優しさに満たされたような居心地の良さ。

こちらで、お茶をすると高崎家のご自宅のお風呂を貸切で了解させてもらえる。

ケーキセット(800円)をいただきながら、88湯巡りの新しい情報をたくさん教えてもらえた。

88湯巡りをスタートさせる時に、高崎さんはこの「茶房たかさき」を中心に徒歩圏内で初段(8湯を巡ると認定)を目指してもらおうと考えた。浜脇・朝見地区の温泉の場所がわかりにくいという声を聞き、歩きやすいようにマップも作成したそうだ。

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高崎さんは温泉道だけでなく、別府の朝見地区のにぎわいを取り戻そうと長年尽力されている人でもあり、朝見地区を歩く「朝見ウォーク」や県外からの移住の相談を受けたりという活動にも力を入れている。

みんなに慕われ、頼られる朝見のお父さん。そんな存在だ。

私が別府に住んでいるとどうしてもお気に入りの温泉ばかりに入ってしまって、湯巡りしなかったんですよ。と言うと、実は名人の4分の3は県外、市外の人で、別府市民は4分の1。だけど、別府の様々な成分のお湯に入ることは、皮膚から脳に伝わって免疫力を上げることにもなるし、女性は肌が綺麗になる。温泉はマイナス要素はないから、と話をしてくれた。

また、もし県外からのお友達が来て温泉を複数案内する時は成分の強い山側から、単純温泉の多い海側へ順番に入るのが良いとも教えてくれた。
(別府の地形は、扇状地で山から海にかけて別府8湯といわれる異なる成分、泉源を持つ温泉が点在している。)

温泉の先客がいたので、早速徒歩圏内にある「山田温泉」に入ってくることにして、「茶房たかさき」をあとにした。

「茶房たかさき」から「山田温泉」までは本当に近い。かかっていたとしても2分ぐらいだ。

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「山田温泉」は地区温泉だが、番台さんがいた。

しかも、今までお会いした番台さんの中では1番若い。スタンプを押させてもらうと、そのスタンプには西郷隆盛のような男性が描かれているではないか。興味を引いたので聞いてみたら、山田温泉だからドカベンの山田くんということらしい。

そんなこととは笑笑。

それぞれ特徴などが描かれている88個の異なるスタンプを集めるのも88湯巡りの楽しみになっている。

山田温泉の中は浴槽が一つ。壁のタイルには絵が書かれていて、よくテレビとかで出てくる「銭湯」というイメージがぴったりだ。脱衣場の棚の下に、外から来た人が利用できる洗面器なども綺麗に整えられていた。

山田温泉から再び「茶房たかさき」へ戻る。

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先客は既に帰っており、どうぞごゆっくりと高崎さんが案内してくれた。

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こちらが、「茶房たかさき」さんのプライベート温泉。中から鍵をかけて利用できる。

この辺りの泉質は一緒らしいのだが、こちらの温泉はとっても滑らかだとのことだった。

入ってみると、なるほど本当になめらかだ。温度も熱くないので、県外や市外から来られた方でも入りやすい。プライベート温泉だから、周りに気を使うこともない。別府観光の際は、この聖地のお風呂に入って高崎さんのお話を聞くという旅プランも楽しいと思う。

脱衣場で見上げると温泉療養の正しい入浴法が書いてあった。これを頭にいれながらあと残り42湯!

どんな温泉が出てくるのか楽しみだ!!


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