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3ヶ月合同誕生日旅行@長野 の話。

長野に行って来ました。
目的は2つ。
①モモの作者であるミヒャエル・エンデのルーツを辿ること。
②9・10・11月生まれの三人で合同誕生日旅行をすること。

なんだか長くなりそうなので、
目次でもつけてみようかな。


文章の学校の「本紹介」の回で「モモ」のあらすじを知る

小学校のとき表紙の記憶だけあった「モモ」。
分厚くて、当時の私にはとても読めそうになかったので
手を伸ばせず。

1年前、文章の学校に通っていたときに
毎回出される800字の課題に「本紹介」があった。
同じクラスを受講していた30代男性の方が「モモ」を紹介していて
それまでその「モモ」は果たして人名なのか、
果物の桃なのかすらもわからなかった私は
そこで初めてあらすじを知る。

単なる児童文庫かと思いきや、
30代の大人が良いと言っている???
「時間どろぼう」?
俄然興味が増す。

でもハード本高いしなあ
と思っていたところ、古本屋さんで文庫本に出会う。買う。


友人と本紹介文通を始める

買ったことに満足し
読まずに放置していたところ(あるある)、
友人との本紹介文通が始まる。

大人が良いと言っていた児童文庫、
本紹介にはうってつけだと思い読み始めた。

前置きが長く挫けそうになりながらも
(後々すべてが大事な要素となることを痛感)
なんとか読み終えて、本紹介を作成。

現代社会に対する風刺かなと思う。って読みながら考えていたら、あとがき『わたしはいまの話を、過去におこったことのように話しましたね。でもそれを将来おこることとしてお話ししてもよかったんですよ。わたしにとっては、どちらでもそう大きなちがいはありません』で鳥肌。え?50年越しのフラグ回収?
この物語のテーマは時間。目に見えるかもしれない、見えないかもしれない時間が、このお話のなかでは「時間の花」として可視化される。でもそれを見たことがあるのは人類ではモモだけ。モモには話を聴いているだけで話し手が気づきを得たり、もっと話したくなったりする、そういう能力がある。そのおかげで、「時間貯蓄銀行」を名乗る灰色の男たちの本性が「時間どろぼう」であることを暴いてしまう。文明の発展は時間を節約するけど、その余った時間は実際には貯められない。時間どろぼうたちは人間のそこにつけこむ。
2022/私/『本紹介文通vol.2』

友人から「届いたよ」の連絡。
「先月私も読んだよ」。えっ

気になったことはトコトンなの、
彼女の好きなところのひとつなのだけど
リサーチの結果、「黒姫童話館」なるところに
モモの資料があると言うじゃないの。


3ヶ月合同誕生日旅行計画

黒姫童話館があるのは、長野。
「11月誕生日だし、長野まで旅行したい」
いいよ。私10月生まれだし乗っかる!
11月「9月生まれも誘って3ヶ月合同にしよう」

決定。

長野に泊まりたい宿があったんだった。
最高。


霧やば童話館

土地勘がないっておそろしい。
「黒姫童話館」の「黒姫」は、
「黒姫高原」の「黒姫」だった。

車での道中、
好きな家事と嫌いな家事の話を楽しくしていたはず。

なんか窓濡れとるね、雨?
あ、いや、霧?
9月「安心して、私晴れ女やから到着したら晴れる」
なんか霧やばくない?前見通せんくなって来てない?

え、向こうに三途の川ある?

みんなは霧と一緒に写真撮ったことある?

はじめまして、カシオペイア。

11月「なんか彼女みたいになった」

そう、モモの味方のカシオペイアです。
甲羅にメッセージが出てモモを導くよ。

このカシオペイアが設置されたのを
エンデが見に来たときの写真もありました。
感慨深い。
他にも、エンデの小学校のときの落第通知書とか、ある。

エンデからのメッセージが印象的でした。

みんなも「モモ」読んでみてね。

11月が9月に愛蔵版を、贈っていました。素敵。


森の小屋に泊まりたい

全然小屋じゃありませんでした。
立派すぎた。
こちらの様子は動画にまとめたので割愛します。
良かったら見てね。
動画


おわり

9月ちゃんと11月ちゃん
(名前がいっぱいあるので誕生月で呼びました)は、
好きなことのための努力を
当たり前にやっている点において
大変尊敬しています。

二人の文章を見るといつも悔しくなるので
note覗いてみてね。

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