【Blender/Tutorial】 サブディビジョンサーフェスとスムーズシェード
概要
Blender には「モディファイア」と呼ばれるオブジェクトに対して非破壊的な変更を行うことができる機能があるようです。
「非破壊的」とはモディファイアをかける対象のオブジェクトには一切影響を与えない、またはいつでも元の状態に戻せるという意味だと思われます。
サブディビジョンサーフェス
Blender について調べると高確率でヒットするのでほぼ必須で使われるものと思われる。
「細分化」とも呼ばれ、面をより滑らかにします。
ZBrush でいうところのダイナミックサブディビジョンやディバイド、サブディビジョンレベルの階層に概念としては近いかもしれません。
![](https://assets.st-note.com/img/1710681347467-KmmK8TgL83.png)
これが
![](https://assets.st-note.com/img/1710681409778-9NhYuIByfs.png?width=1200)
こうなる
レベル数を上げるとよりきめ細かくできるが、たぶん負荷も大きくなりそう。
スムーズシェードとサブディビジョンサーフェスの違い
スムーズシェードはポリゴン数の変化がないが、サブディビジョンサーフェスはポリゴン数自体が増える。
・スムーズシェードは面に当たる光を計算する際に使用する法線ベクトルの計算を変えることでライティング処理が変わり、滑らかに見えるように計算している(2点の法線ベクトルから補間した値を使用するらしい)
・サブディビジョンサーフェスは単純にポリゴン数を増やしている
という違いがあるので、おそらくメモリ使用量に関してはスムーズシェードのほうが軽量であり、サブディビジョンサーフェスのほうがよりメモリ負荷が増えることが考えられる。
サブディビジョンサーフェスに関しては「頂点数が増えるのでメモリ使用量が増える」とマニュアルにも明記されていました。
スムーズシェードに関しては以下
スムーズシェードで補間された法線はそのままモデルデータにも保持されるので、スムーズを有効にして保存したモデルデータをUnityなどに持っていっても同様に滑らかに表示されるっぽいです。
参考
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