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プレイヤーズツアー・オンライン1 トップ8レポート(4C再生)

(※カワウソ編注:今回4C再生でPTトップ8に残り、本人をしてはじめての大きな成果を得た韓国から東京に出向で来ている私の知り合いから、記事を書きたいため、私のNoteを使わせて欲しい、とのことで記事を貰いました。まだ日本語が勉強中であるため、書かれた内容はそのままではなく、細かい言い回しなどをカワウソが校正しています)

■ はじめに
初めまして。malsemanと申します。昔から様々な競合プレイヤーたちがnoteに攻略記事を書く事に憧れて、いつか私も書きたいとずっと思っていました。今回はついにプレイヤーツアー・オンライン1でのトップ8と他人に自慢できる成績を記録できたので、勇気をもって執筆させていただきました。励ましてくれたカワウソさんに本当に感謝します。

この記事では環境分析やデッキの細かい説明よりは、個人的に話したかった自分なりの「マジックを楽しむ方法」を主に語ります。上手い人達には認められない内容が多いと思いますが、こんな人もいるのか、という気持ち軽く読んでくれたら嬉しいです。

 - 目次 -
■ はじめに
■ 実力が足りないと思ったら、武器を変えよう
■ 運が足りないと思ったら、確率を上げよう
■ 今回デッキのカード選択
■ みんな大好きなサイドボードガイド
■ 簡単ラウンド別レポート・実際使ったサイドボード
■ 終わりに
(以下は有料分)
■ おまけ:世界の色んな再生デッキの短い個人的感想


■ 実力が足りないと思ったら、武器を変えよう
ちょっと個人的な話から始めます。私は、競争マジックを始めた頃からずっと、ミラーマッチが苦手でした。同じデッキを使用し、お互い盤面状況に対する運用能力を争う試合は、正に実力勝負。もちろん運も関わりますが、それにしても私はいつも勝てませんでした。そのデッキを繰り返して練習して、実力を上げれば解決出来る問題だ、と、口にすることは簡単ですが、私その努力を効率的にうまく行うことが難しかったのです。

しかし、マジックは将棋や碁と違って、常に対戦相手と同じ条件で戦うゲームではありません。各自持って来るデッキが違うため、他の人達に少しだけ良いものを持って来るだけで、有利なゲームを進み、勝利することが出来ます。その経験が凄く気持ち良かったので、どんどん他の人と同じデッキを避けて、とにかく変わった構成をする癖が生まれました。と言っても、完全なオリジナルデッキではあまり勝てなかった為、既存のデッキに一癖変わった調整を加えることが主でした。

まず、これが私がPTQで使ったデッキです。

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禁止改定がでた後、誰もがティムール再生が環境を支配するデッキになると知っていました。私は最初はそのデッキに勝つためにテフェリーとドビンの拒否権を多く入れた青白コントロールを使ってましたが、ジャンド城塞などのかまどデッキに全く勝てず、0-3しました。その後、友達が次はテストの為にもトップデッキなティムール再生を使って見ましょうと誘って、「では再生が多いからメインに萎れを入れよう」と話しながら登録しました。

実はミラーマッチは0回でしたが、デッキの地力が強く、不利なアグロデッキにも運が良く勝ち、優勝しました。ちょっと驚いたのは、この優勝をTwitterにUPしたとこと、名前を見た事がある有名な再生デッキマスターたちが多く「いいね」をつけてくれました。禁止改定後初期に成功したデッキだから注目されたことが大きいと思います。

その経験で自信が生まれたので、プレイヤーズツアーも再生デッキで出ようと思って色々練習し、cfb-pro等いろんな攻略記事を見ながら研究しました。そうすると、誰もがメインボードにある萎れの強さを知っており、そこまで大きなインパクトがなく、サイドゲームでは再生を全部抜く戦略も意外に多かったことを知りました。

どんなカードが再生ミラーに強いだろうか? 霊気の疾風では結局1ターンだけ防げないため、上手く使わないと相手の次のプレイが止まらず、個人的に好きになれないカードでした。カウンターは誰もが考える手段であり、なにか「出たら勝ち!」みたいないいカードがあるだろうか……ありました。それは。。。


☆5 SSR T E F E R I

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特性:とにかくつよい
能力:再生相手に出たらほぼ勝ち

そーゆーわけで、使おうと決めました(。。。)


■ 運が足りないと思ったら、確率を上げよう
特定なカードを使おうと決めたら、使うことが出来る環境(マナーベース)を作るのが一番大事です。多くの友達が話していました。「土地枚数か色で事故が起きたので負けた」と。それは確かに運でしょう。しかし、「運が悪かったね」で終わりにして良い問題ではありません。「事故が起きて負ける」状況が多いなら、それが事故らずに済む確率を上げる構築をすることで、多くのゲームで負ける可能性を低くすることができます。

カワウソさんの記事を見た人はみんな この記事 を見た事があると思います。

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この表で何故「14」なのか、これを説明する記事がチャンネルの 数学鬼karstenの記事(英語)をみるとある程度分かることができますが、実際使う時は詳しい内容を知る必要はありません。そこにある 超幾何分布 計算機(名前がカッコイイ!)を使って結果を活用すればいいです。

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こんな形で色んな数値を入れれば、結構面白い確率情報が得られます。

(60,4,7,1)=39.9% ~ レイラインの初手確率 とか、
(60,24,10,4)=63.1% 、 (60,26,10,4)=71.6% ~ 先手4T(10枚)に土地4枚以上出す確率は24土地は63%、26土地は71% とか、

ともあれ様々な状況で自分のデッキが事故らずに出したいカードをが出すことができる確率を確認できます。

この数値を調整することで、より安定するゲームができます。「運は常に関わるし、ダメな時は努力をしてもダメじゃないか!」と言う人ももちろんいますが、その確率が何パーセントなのか知った後でダメだった時と、何もしないで落ち込むのは気分が違います。

私が一番好きな数値はこれです。

(60,4,30,1)=94.3% ~

これはデッキの30枚を見た時、4枚入っているカードが出る確率です。即ち、出ない確率が5.7%です。

これを知ったら、「なんで30枚ドローしたのに風景の変容が出ないのよ!このクソゲー!」と叫ぶ代わりに、「ああ、私、フェスガチャ逆SSR引いてしまったか」 みたいなより肯定的な(?)考えができます。

■ 今回デッキのカード選択
雑談が長くて申し訳ございませんが、いつか記事を書いたら絶対話したい内容だったので先に書きました。デッキの説明で行きましょう。これが私が今回プレイヤズーツアーで使ったデッキです。

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デッキの核心バーツは4枚にしました。サメ台風はは必須ではありませんが、キャントリップ・勝利手段・守備での活用等々、使い手が多くて4枚にしました。神秘の論争と否認は、「合わせて6枚」の形で入れました。相手の3Tテフェリーを防ぐためには、6枚はあるほうがいいと思いました。(※参考:(60,6,9,1)=64.0% ~ 後手で6枚あるカードが手に入れる確率です) 成長らせんを使わなかった場合の3T行動にテフェリーが追加されたから、同じ3マナであるウーロも3枚になりました。(私は常にウーロ4派でした)

他の人達は再生がどんなに多くても、焦熱の竜火なしは危ないんじゃないかなと思ってメインボードからすべて抜くことはあまりしないようですが、私はいつもミラーマッチでこの無駄カードを引いてしまうことが嫌だったので「どうせ狙うなら完璧に」の意味でメインは全部対再生専用でしました。厚かましい借り手とテフェリーで何とか時間稼ぎ出来るので、放棄した特化したアグロにも以外には、デッキ構築の時点で「必ず負け」と言うような相性差ではありませんでした。

実はテフェリー+再生は前にも多くの人が研究した戦略です。でも、その時は今回追加された三色土地がなっかたので、安定性の問題がありました。今はマナベースがギリギリ出来る環境になったため、これが成功したと思います。白14赤14の最小値を満足しながら、緑18青21でらせん・ウーロも安定的に使います。そのために爆発域は使うことが出来ませんが、テフェリーのほうが強いと思いました。島とヴァントリス城の比率は2:2と1:3を少し悩みましたが、城がもっと大事だと思いました。

ちょっと変わった話ですが、私は個人的に再生デッキの源流は「ミラーリの目覚め」デッキだと思います。私はそのデッキが流行ってる時にマジックをしてはいなかったのですが、昔マジックの過去の有名デッキを色々教えてくれた先輩がそのデッキが何故強かったのかに関して説明したことと凄く似ていたからです。「再生=ミラーリの目覚め」であり、「相手より二倍のマナを使って、適切な除去とカウンターを使うと同時に残りマナでドロー・キャントリップしながら勝つ」のゲームプランが凄く似てると感じました。それを意識して、ミラーリの目覚めデッキが強制で必要ない土地を他のリソースで変わる行動と、今回の再生において後半に余った8枚のサイクリングトライオームをリソースに変えるのが同じだと思ったため、土地29枚は正しいと思いました。このデッキは土地を引きすぎて負けるより、土地が止まって負ける方が怖いためです。

サイドボードは最初は萎れ3枚もあり、赤い除去もありました。でも、友達が収集した最近の情報によると、多様な「再生殺し」戦略がありました。ジャンドは焦熱の竜火をはじめとした再生で使用される除去では対処ができない朽ちゆくレギサウルスで殴ったり、スゥルタイが思考のひずみでカウンターを無視して再起不能に追い込むなど……それに対して解決策を考えないと、再生ミラーを勝っても上に上がらないので、サイドボードは「再生殺し対応」を意識しました。

どうせ萎れでかまど1,2枚割れても勝てない事が多く、再生ミラーも再生抜くプレイヤーが多いため、思い切って採用をやめました。軽い除去はレギサウルスとコルヴォルトを処理できる敬虔な命令で変更。霊気の疾風も増量しました。思考のひずみ対策でナーセットの逆転も試しましたが、それを手札に抱えた状態でニッサに負けたり、相手が他のハンデスで確認してて意味ないことも多く、すぐに採用を取りやめましたその代わり友達が教えてくれた夜群れの伏兵 + トルシミールのコンボは、トルシミールから先に出さないことにはあまり強くないものの、「普通の人は準備しない」戦略だったため、リスト知ったとしてもどうしよもない状況になるアドバンテージがあったため、赤いデッキに負けたくない意味で4:3で採用しました。

■ みんな大好きなサイドボードガイド
普通の記事では一番大事なサイドボードガイドですが、実は私は「とにかく再生ミラーを勝ちたい」ばかり考えていて、ボードプランはあまり準備しませんでした。更に、大会中に用意した計画を変更したことも多くありました。ここの説明は「大会する前にこうしよう」と思った内容です。

対 赤単・赤黒

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カウンターを全部抜き、狼たちで勝つプランです。サメはマナ効率が悪いので抜きます。

対 かまど

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カウンターを全部抜き、除去を多めにして狼ミッドレンジからコンボを探すゲームプランです。テンポよりもカードアドバンテージが重要なので厚かましい借り手を抜きます。

対 再生・バント・コントロール

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LSVのコラムで「ソーサリータイミングで動くのは悪い」と書いていて、真似をしました。が、これは全然ダメでした。デッキを深く理解しなくてそのまましたら、大会初半に負けて、考え直しました。

他のデッキは。。。 考えたことありません!!!(ほんとです)


■ 簡単ラウンド別レポート・実際使ったサイドボード
Round 01 vs Hironori_Tanaka (BANT) OXX

初戦はバントでした。メインに次元の浄化も1枚入って、色んなデッキに対して多様なカードを使っていました。1ゲーム目ではこちらの方がカウンターが多くて、相手は腐るカードが何枚あったから楽に勝つことができました。しかし、サイドボードではドビンの拒否権も入り、厳しい状況になりました。最初は再生と発破を全部抜きましたが、この相手には発破のコピーの側も意味あると思い、ウーロを2枚抜きましたが、結局実力差と、経験値不足で負けました。

Round 02 Thiago_Rodrigues (UW) OO

ヨーリオンをつかうバージョンでした。ドビンの拒否権が多くて厳しいマッチでしたが、80枚だから手に入れる確率が多くはなかったようです。1ゲームはテフェリーをサメを利用して処理後、再生発破で勝ちました。ゲームをしてみると、事前に考えていたサイドボードプランとは違い、再生と発破を全部抜くのは良くないと思い、狼は3枚、終局の終わりは1枚だけサイドインし、再生発破は2.2残しました2ゲームは狼と厚かましい借り手のダメージレース状況になりましたが、何となく勝ちました。

Round 03 Terrence_Serraarens (BANT) OXX

3戦目連続テフェリーに合いました。再生を倒しに来たのに何でえええ。。。相手のテフェリーを通して少し危なかったですが、メインには相手のカウンターがほぼ無いため、厚かましい借り手で戻してカウンターしました。連続ハイドロイドに危ない状況もありましたが、再生発破勝ち。2ゲームは相手のテフェリー・ウーロとの戦いは耐えたものの、最後のエルズペス死に打ち勝つを通してしまい、戻ったテフェリーで負け。今回3ゲーム目は4狼 2霊気の疾風 1終局の終わりを入れ、再生4発破2、ウーロ1抜きました。結果は狼が出ず、テフェリー・タミヨウ・ニッサ・エル勝つを全部防ぐのが出来なくてまけ。

Round 04 Shogo_Kondo (BANT) OO

四回目のテフェリーデッキ。完全に心が折れました。相手が先手1T 樹上の草食獣で、2Tテフェリーなら必ず負けると思いましたが、なんとハイドロイドだけで、強い物が出ませんでした。結局こっち側も再生2枚をセットして、カードを探しながら勝ち。今回の相手は緑の騎兵を使ってたため、狼を入れず、霊気の疾風だけ少し使うサイドボードをしました。(疾風2入り再生1借り手1抜き)ゲームは何とか交換後こっちのウーロが出て、殴りながらカウンターバウンスで勝ち。

Round 05 Eugene_Wong (RG Aggro) OO

5戦目は苦手なアグロでした。再生は全部何処に行ったんだよ?40%だろ?でも先手らせんからはじめ、相手の3ドロップもカウンターして、時間を稼いて発破X=3で除去、バウンスで時間稼ぎも成功し、続きの再生発破で除去しながらカードを引き、エンバレスの宝剣も否認でカウンターして勝ちました。2戦目は私のパターンが完璧でした。相手の探索する獣を疾風して、狼-トルシミールを完璧にセットして勝ちました。

Round 06 Reeve_Chia (Temur Recle) OXO

ついに再生とのマッチ。1ゲームは私がカウンターも多い、やっぱりテフェリー最高!を実感しながらの勝ち。しかし2ゲームは私の狼が適切にバウンスされ、相手の再生が出て、マナ差で動きが悪くて負け。これを経験してはじめてわかりました。再生ミラーで再生を全部抜くのは間違いということを……今回は再生2発破1ウーロ1サメ1抜き、狼3疾風2入れました。(相手の借り手は4枚でした)が、特に関係なくカウンター戦に勝ってテフェリーが出て勝ちました。

Round 07 Takuma_Ishikawa (Jund Oven) XOO

かまどに会いました。この人はコルヴォルドがメイン3枚で城塞がメインにないバージョンでした。相手の2Tデビルに殴られて、再生発破が出来る状況でも危ない状況でした。私のライプが4で、相手は20。ドロー発破!8ランドで再生2枚だから発破20出来る!と思ってエンドターンにQQしたら、え、待って、相手はフードあるじゃん。どうしよう。。。どうしよう。。。 chichichi...相手のターン。え?あ、ああああ!しまった! 負け。実はどうしても勝てない状況でしたが、メンタルダメージが。。。落ち着け落ち着け。2ゲームは相手の強迫-苦悶の悔恨-からの打ち壊すブロントドンは完璧でしたが、3ランドで止まったり私は適切なテフェリー狼が出て勝ちました。3ゲーム目は、相手のサイドボードに変容するケラトプスが3枚あったため、サメは全部ぬいて、終局の終わりを入れました。ゲームの様相が変になり、私はウーロとトークンで、相手は大きくなったコルヴォルドで殴る状況。最後の場面で相手の11/11コルヴォルドで私のライフは1。相手は私の総攻撃を全部通したらそっちも1になり、発破で負けるかもしれない状況。相手は悩んだ後デビルでブロック。
次のターン相手は会心のケラトプス召喚。。。でも、私が先のターンウーロが持ってくれたカードが霊気の疾風で、手札には既に発破がありました。霊気の疾風をコピーしてケラトプスとコルヴォルドを完璧に処理して、相手の最後のブロック用猫もトルシミールで勝ち。色んな状況が重なって勝ちました。

Round 08 Anders_Thidemann (Mono Red) XOO

強い相手に勝った後は地獄の相性の赤単。ここまでか。。。 やっぱり初戦は負けました。でも2ゲームは先手らせんから疾風と命令、続いてトルシミールで勝ちました。3ゲームは相手が放心したのか、相手の3ターン目から始りました。疾風と命令で簡単に時間を得て、ウーロまで出て勝ちました。ここまで再生に全然当たらなかったもの、不利なマッチを勝って逆に気持ち良くなりました。

Round 09 Martin_Juza (Temur Recle) OXO

有名なMPLプレイヤーJuzaとのマッチ。でも私は再生に結構有利で、Juzaは前に他の大会でも勝った事があって恐ろしく思いませんでした。始まる前にお互い相手のデッキを確認する時間がありますが、彼はこの時間を全部使ってから始まりました。多分デッキリストをみて「このやろ。。。なんだこのデッキ!」と思われたでしょう(笑)。1ゲームは相手の3Tウーロを神秘の論争して、返しテフェリー登場!勝ちました。2ゲームは相手のサイドボードに狼が一枚しか無いから、ないと思って相手のエンドターンにマナを使ってサイクリングしたら、狼が出てまけ。やっぱりプロだな。。3ゲームはそんな甘いプレイは捨て、完璧に相手のターンに動いて、終局の終わりとサメのコンビネーションアタックで勝ちました。今回は相手が狼より終局の終わりが多い構成だから、疾風を入れず狼3終局の終わり1入り再生2発破2抜きでした。

7-2でDay1を良い成績で終了しました。明日は再生に会いたいなと思いながら寝ました。

Round 10 Joseph_Chang (Temur Recle) OO

再生!1ゲームは私の方が再生が二枚でて、ヴァンドレス城で必要なカードを先に貰って勝利。2ゲームは狼でカウンターをするように誘導して、テフェリーで勝ちました。

Round 11 Shinsuke_Hayashi (BANT) OXO

晴れる屋Hopesのhamuhamuさんと会いました。結構昔GPで当たって負けた事があるから、今回はリベンジしたかったです。デッキはバントでした。彼もメインとサイドに次元の浄化があって、「日本のどこかにはバント研究グループがあるのかな」と思いました。1ゲームは相手にテフェリーを通してしまったが、こっちのサメが多くて、何となくエンドターンサメビートで勝ちました。しかし対バント戦はサイドゲームが本戦です。1ゲームを再生サメで勝ってた事と、前のバント戦で狼が上手く活躍出来なかったので、再生1ウーロ1発破1抜き疾風3入りを試しました。2ゲームは私の予想とは全然違い、こっちが厚かましい借り手テンポで、相手が狼・ニッサで攻める状況になって、負けました。ここでデッキリストをもう一度みて考えて見て考えました。「どうせドビンの拒否権を乗り越えないなら、コンボ全部抜けよう」最後のサイドボードは、最初と同じく3疾風1終局の終わり4狼入り、4再生4発破抜き でした。3ゲーム先手のハンドが土地2らせん2狼1カウンター2で、これなら土地ついて勝てる!と思ってキープ。。。。で、現実はドローらせん、2Tらせんでドローらせん。あ、ここまでなのか。。。幸いに次のドローは土地で、らせんでマナ加速は全然出来ませんでしたが、相手も慎重に動きました。相手が私のエンドターンに狼を捨て、ニッサを通し、私はサメ狼x3のハンドでした。相手は何とか未来のつなげる形で私の場に何もない状況でエル勝つをセット。次のターンにマナにプレッシャーを押す計画でしたが、私のハンドは狼ばっかりで、ニッサが変身したランドも倒して、盤面を逆転しました。後のカウンター合戦は同然負けましたが、狼の数が多くて結局勝ちました。強い相手に勝って凄く嬉しかったです。前に彼が書いたkefnet sultai記事が凄く良かったので今回のtop8記事も期待しています。

Round 12 Matti_Kuisma (Temur Recle) OXO

名前を知ってるプロだが、再生なら問題無し!1ゲームは2Tらせんから再生。相手の再生はバウンスしながらテフェリー登場!勝ち。2ゲームはなんと29ランドデッキが4Tまでサメサイクルもしたのに2LandStop.あっさり負け。3ゲームはサメトークンはお互い処理して、再生を通らないゲームしながら、こっちから終局の終わりで攻め、結局テフェリー登場で勝ち。テフェリーが板!

Round 13 Joonas_Eloranta (Temur Recle) XX (Feature Match)

discordからメッセージがきました。「あなた、次フィーチャーですよ。」実は私フィーチャーの勝率が凄く悪いです。凄く緊張しすぎて上手くいかないというか。。。でもこれはオンラインだし、私のデッキを自慢できるいい機会だと思いました。相手も再生!他の人より少しカウンターが多くて彼も再生準備満点の模様でした。1ゲームは、私が何も考えずテフェリーを出たら勝ったと思いますが、完全にプレイするため再生から出したら、全部疾風されてテンポがみだれてました。結局相手がウーロとサメを同時にセットして、テフェリーが通ったものの倒れてしまいました。長くなって私がウーロで攻めてもカウンターがなくて発破で負け。結構混乱して、サイドは1終局の終わり2狼入り、再生2発破1抜きました。2ゲームは相手の神秘の論争ケアが完璧で、少しずつマナプレイが悪い状況が続いて負けました。ここで勝ったら対再生戦績も完璧でトップ8確定でしたが、フィーチャー緊張し過ぎたのが悔しかったです。

Round 14 Louis_Samuel_Deltour (BANT) XX

次は上位プレイヤーの中で一番当たりたくなかった、「再生殺しバント」でした。2ゲーム全部相手のテフェリーセットが完璧で、処理してもニッサエル勝つで負けました。厚かましい借り手も多くて、サメも通じなかったです。連続2敗で10-4。これならトップ8は駄目で、Final参加券を狙うしかないか。。。と思いました。

Round 15 Sergio_GarciaGonzalez (Temur Recle) OO (Feature Match)

しかし、この大会は200名しかいないから、ここで勝ったらトップ8出来る状況でした。幸いに、今回のフィーチャーは私の画面じゃなく相手の画面だったため緊張感も薄く、1ゲームは、相手はメインに狼があってこっちの再生タイミングで4T狼が出ましたが、殴られた後にサメを出しテフェリーでバウンスご守れることに成功して勝ち。2ゲームは私からの狼後テフェリーが完璧で楽勝。

11-4 7位で入りました。

QuarterFinal Louis_Samuel_Deltour (BANT) XOX

14で当たって再生殺しバントともう一回戦いました。メインゲームは私が先にテフェリーを出ましたが、メインバントにはこれは特に意味がなくて、両方テフェリーが出た後はニッサエル勝つの方が強くてまけ。どうすれば勝つかな、ここで「こうなったらトルシミールまで入れよう」まで思い付きました。エル勝つニッサのバリューまでは足りないが、ドビンの拒否権にやられるカードより、テフェリーやエル勝つされても何か残る方がいいじゃないか。(4再生4発破1借り手抜き4狼3疾風2トルシミール入り)2ゲームは特に関係なく相手マナ加速がなくて狼とカウンターで勝ちました。3ゲームは相手がマリガンもしたし、勝ち目があったかもしれませんが、トルシミールで防御クリーチャーを倒した後、ニッサじゃなくテフェリーを攻撃してしまい、結局ニッサの奥義でまけました。

■ 終わりに
マジックで一番面白い状況はやっぱりこの状況だと思います。

私:「これが私の必殺技です!!」
相手:「なに?!なぜそのデッキにあのカードが。。。有り得ない! 。。。負けました。」
私:「対戦ありがとうございました!(ドヤ顔)」

もちろんこの状況がもっと多いですが、これも面白いと思います。

私:「これが私の必殺技です!!」
プロSさん:「なんだこの雑なカードは!Tier1をなめるな!行け!コルヴォルド!」
私:「くっ!負けました。。。(次こそ勝ってる!もっといい戦略を考えよう)」

私は、こんな形のマジックの楽しみ方もあることを伝えかったのです。面白く見てくれたら嬉しいです。初めての記事ですが、読んでくれてありがとうございました。


■ おまけについて
おまけとしては、世界の有名な人達が持って来た色んな再生デッキの個人的な感想も追加しました。すべて公開されているデッキですが、この人はこのデッキに対してどんな感想をするのかが気になる人は見てください。いつも良い記事を書くカワウソさんのサポートの意味で、もしくは私への祝いの意味で、興味ある方はお願いします。(カワウソ編注:価格設定100円はmalsemanさんが提示したもので、売上はすべて持っていって良いと言われてしまったのですが、それなら売上でプロツアーベスト8を祝う食事に行こう!ということで約束しました。どこに連れて行こうか皮算用しています)

ではよろしくお願いいたします。

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