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刀鍛冶さんの所に見学に行って来ました

こんにちはkawataiです。

今日『将成鍛冶場』に行ってきました


将成鍛冶場さんがTwitterで弟子を受け入れると
おっしゃっていたのを知り合いが
「kawataiくんはこういうの興味ない?」
と言われ、弟子入りしたいけど
中学生だしなとか思いながら

ダメもとで母にDMしてもらったら、
「見学だけでもどうぞ」
と言ってくれたので、
見学してみることにしました。

朝の10時に鍛冶場に着いたら早速なにやら
カンカンカンと作業が始まっていました。
始まっていたのは「火造り」の作業でした。

火造りとはただの鋼の棒の状態から
小さい金槌(小槌)で入念に叩いて
刃に角度をつけていく作業のことです。

どんどん刀の姿になっていく所を
20〜30分じっくり見ることができました。

YouTubeで刀を作っているのを
見た事はありましたが、
本物を実際に打っている所を
見た事はなかったので、
とても嬉しかったです。

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思ったよりも音が小さかったです。
家にある鉄の塊を叩くとカンカンという音の他に
キ〜ンキ〜ンという耳障りな音が出ますが
想像よりも静かでした。

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おそらく“金敷”(刀を叩いている所)
が土の中に埋め込んであるので
音が分散されて耳障りな高音が
しなかったんだと思います。

今回行ってみてとても興味がわいたのが
室内の作業場でした。
なんと砥石が数え切れないほど合ったのです。

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ざっと数えて30本くらいありました。

僕も包丁などを研ぐビジネスをしているので、
とても興味がわきました。

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刀を研ぐための場所です

刀でも包丁でも水をつけながら研ぐので
水がたまらないように、
外に流れ出るように加工していたので、
とても参考になりました。

せっかくなのでということで、
本物の刀を見せていただきました。

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自分の顔がうつるくらいピッカピカでした。
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将成作と書いてあります。

とても綺麗にできていて
何時間でも見ていられるような
作品でした。

見れば見るほど発見があり
10分くらいずっと見続けていました。
刀には全く興味のないうちの母でさえ
見入っていました。

ちなみに帰りの車の中で
「刀って綺麗ね」
と言っていました。


そもそも刀って何でできているかご存知ですか?
答えは「玉鋼」たまはがねという日本の鋼です。
↓これです。

見た目よりもずっしりしていて
結構表面に穴が開いていました。

島根県にある日刀保たたらで
砂鉄と木炭だけで鋼を作ります。
3日間とにかく砂鉄と木炭を
入れ続けて玉鋼を作るそうです。
過酷ですね。

もののけ姫に出てくる
たたら場という所も
玉鋼を作る場所です。

その玉鋼を昔は弟子が何人かが
10kgくらいの大きな金槌で
カンカン叩いていたそうですが、
今ではスプリングハンマーという機械で、
叩いているそうです。

これがスプリングハンマー(ベルトハンマー)

こちらを少し動かしていただきましたが、
さっきの小槌よりは音は大きかったです。


刀鍛冶の工藤さんは
一般的なイメージの職人さんみたいに
怖い感じではなく、
むしろ優しい人でした。

またいつでも来て良いですよと
言ってくれたので、
また行きたいと思います。

今日はとても貴重な経験を
させていただきました。
刀鍛冶の工藤さん、
今日はありがとうございました。
またいきます!

今日はここらへんで
終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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