![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84043268/rectangle_large_type_2_ed76784f5a60645232ef1b793beae6ce.jpeg?width=1200)
刀鍛冶さんの所に見学に行って来ました
こんにちはkawataiです。
今日『将成鍛冶場』に行ってきました
将成鍛冶場さんがTwitterで弟子を受け入れると
おっしゃっていたのを知り合いが
「kawataiくんはこういうの興味ない?」
と言われ、弟子入りしたいけど
中学生だしなとか思いながら
ダメもとで母にDMしてもらったら、
「見学だけでもどうぞ」
と言ってくれたので、
見学してみることにしました。
朝の10時に鍛冶場に着いたら早速なにやら
カンカンカンと作業が始まっていました。
始まっていたのは「火造り」の作業でした。
火造りとはただの鋼の棒の状態から
小さい金槌(小槌)で入念に叩いて
刃に角度をつけていく作業のことです。
どんどん刀の姿になっていく所を
20〜30分じっくり見ることができました。
YouTubeで刀を作っているのを
見た事はありましたが、
本物を実際に打っている所を
見た事はなかったので、
とても嬉しかったです。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84038513/picture_pc_fe23e85a80f4a1065c8dec2be31b3fe9.jpeg?width=1200)
思ったよりも音が小さかったです。
家にある鉄の塊を叩くとカンカンという音の他に
キ〜ンキ〜ンという耳障りな音が出ますが
想像よりも静かでした。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84038611/picture_pc_1e70b405582667edbfab2b66f82dd5ee.jpg?width=1200)
おそらく“金敷”(刀を叩いている所)
が土の中に埋め込んであるので
音が分散されて耳障りな高音が
しなかったんだと思います。
今回行ってみてとても興味がわいたのが
室内の作業場でした。
なんと砥石が数え切れないほど合ったのです。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84039454/picture_pc_904557fbe49bae2be414677ca1e459ef.jpeg?width=1200)
僕も包丁などを研ぐビジネスをしているので、
とても興味がわきました。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84039618/picture_pc_d6a008e9ee696f13e8090372553ad2fc.jpeg?width=1200)
刀でも包丁でも水をつけながら研ぐので
水がたまらないように、
外に流れ出るように加工していたので、
とても参考になりました。
せっかくなのでということで、
本物の刀を見せていただきました。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84039854/picture_pc_fe5721dddce293dedd1644016f7df312.jpeg?width=1200)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84039883/picture_pc_f784df9dc795338893c94d276049a005.jpeg?width=1200)
とても綺麗にできていて
何時間でも見ていられるような
作品でした。
見れば見るほど発見があり
10分くらいずっと見続けていました。
刀には全く興味のないうちの母でさえ
見入っていました。
ちなみに帰りの車の中で
「刀って綺麗ね」
と言っていました。
そもそも刀って何でできているかご存知ですか?
答えは「玉鋼」という日本の鋼です。
↓これです。
![](https://assets.st-note.com/img/1659615766496-01TPoabu9y.jpg?width=1200)
見た目よりもずっしりしていて
結構表面に穴が開いていました。
島根県にある日刀保たたらで
砂鉄と木炭だけで鋼を作ります。
3日間とにかく砂鉄と木炭を
入れ続けて玉鋼を作るそうです。
過酷ですね。
もののけ姫に出てくる
たたら場という所も
玉鋼を作る場所です。
その玉鋼を昔は弟子が何人かが
10kgくらいの大きな金槌で
カンカン叩いていたそうですが、
今ではスプリングハンマーという機械で、
叩いているそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1659616100341-he7ohjiZLa.jpg?width=1200)
こちらを少し動かしていただきましたが、
さっきの小槌よりは音は大きかったです。
刀鍛冶の工藤さんは
一般的なイメージの職人さんみたいに
怖い感じではなく、
むしろ優しい人でした。
またいつでも来て良いですよと
言ってくれたので、
また行きたいと思います。
今日はとても貴重な経験を
させていただきました。
刀鍛冶の工藤さん、
今日はありがとうございました。
またいきます!
今日はここらへんで
終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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それではまた!
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